1995年阪神淡路大震災では国・自治体・住民・企業・ボランティアなどの協働による速やかな情報の収集と共有、および得られた情報を有効活用するための減災対策が大きな課題となりました。このため震災後、国や自治体で震度計ネットや緊急地震速報が運用され、早期被害推定システムや応急対応支援システム、異なる機関での情報共有システムの構築、図上演習や発災対応型訓練などの実践的な減災体制の整備など、情報共有による様々な地震防災および減災対策の様々な試みが行われています。また2007年度大会ではオーガナイズド・セッション「情報共有による減災対策」が企画され、多くの発表と活発な討議が行われました。このため本特集号では当セッションで発表された論文に加え関連する論文・報告を広く募集し、近年急速に進んでいる情報共有による減災対策の現状をまとめ、今後の課題を展望することを目的とします。この機会を利用し、多くの方にご参加頂くようお願い致します。
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申し込み締切り:2008年2月29日(金)
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