2004年新潟県中越地震、2007年中越沖地震、2008年岩手・宮城内陸地震など、海外では2004年スマトラ沖地震津波、2008年ミャンマー・サイクロン水害、2008年中国四川地震など、国内外で地震や津波など大規模な自然災害が多発していますが、近年、被害情報の収集手段や平常時の空間データ取得手段としてリモートセンシング技術が活用されてきています。2006年度に設置した「リモートセンシング技術を用いた災害軽減に関する研究委員会」では大規模災害発生時の被害情報の迅速な取得を目指し、合成開口レーダによる被災地検出、高分解能光学衛星画像を用いた家屋被害の判読、空間情報処理技術、平常時の空間データ整備等について幅広く検討し、2008年度大会ではオーガナイズド・セッション「リモートセンシングによる災害把握」を企画し、活発な討議が行われました。本特集号はこれまでの活動成果を論文として収めるとともに、関連する研究論文を広く公募して、地震工学の分野にリモートセンシング技術を浸透させていきたいと考えています。
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