2010年2月27日、南米チリで午前3時34分(日本時間27日午後3時34分)頃、 マグニチュード(M)8.8(USGS:米国地質調査所情報)の強い地震があり ました。震源は、首都サンティアゴの南西約325キロの太平洋沿岸地区 (南緯36.1 度、西経72.6 度)で、震源の深さは約35kmです。震源に近い同国 第2の都市コンセプシオンではビルや橋が倒壊し、大きな被害が出ている 模様です。またサンティアゴでも教会や複数の建物が倒壊し、サンティアゴ 国際空港は28日現在閉鎖されています。日本でも太平洋沿岸を中心として 広く津波警報が発令され、特に東北地方沿岸では1993年北海道南西沖地震 以来17年ぶりに大津波警報が発令されました。
日本地震工学会の活動 |
チリおよび日本太平洋沿岸の被災状況の情報の収集
現在、現地の土木構造物や建築物の被災状況の収集に努めています。
地震災害対応本部の設置
地震災害対応本部を設置しました。引き続き被害情報の収集を継続するとともに、被害調査団の派遣を検討しております。
2010年「チリ地震合同調査団」<建築・地震工学グループ>被害調査報告書
2010年「チリ地震合同調査団」土木学会<橋梁グループ>被害調査報告書
2010年「チリ地震合同調査団」地盤工学会<地盤グループ>被害調査報告書
関連リンク | |
国の機関による情報 |
気象庁
遠地地震に関する情報
首相官邸
官房長官記者発表 チリ中部沿岸を震源とする地震による津波について
国土交通省
災害情報 チリ地震による津波被害状況等について(第1報 2010/02/28 2010/02/28
14:15現在)
学会による情報 |
海外の機関による情報 |
USGS(United States Geological Survey)
震源情報
大学・大学関係者、国内研究機関による情報 |
名古屋大学地震火山・防災研究センター
NGY地震学ノート
筑波大学八木勇治准教授のページ
チリで発生した巨大地震
海洋研究開発機構
地震・津波観測監視システム(DONET)
2010年チリで発生した地震の解析
津波解析(東北大学) 観測データとの比較,当日の気仙沼市上空のカメラ画像( 阿部 郁男研究員撮 影)
その他の情報 |
日本赤十字社
チリで大地震 日赤職員を派遣
津波来襲のビデオ
Hilo, Hawaii
Chile1
Chile2
Crescent California
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