A. 日時:2001年5月9日(水)17:30〜21:00
B. 場所:建築会館 301号室
C. 提出資料
D. 出席者:
E. 議事
1. 開会
青山会長が定足数を確認の上開会を宣言した。
2. 前回議事録の確認(資料5-1)
電子メールで送信済みの議事録には特に指摘はなく、承認された。
3. 報告事項
(1)会務報告(資料5-2)
中原氏が前回理事会以降の会務を報告した。総会の出欠回答の中間集計結果は、5月9日16時現在で、会員1264名中出席予定が40名、委任状提出が687名となっていることを補足した。
(2)会計報告(資料5-3)
事務局郡氏が平成13年4月1日から4月30日までの収入・支出の状況を報告した。
4. 議題
(1)入会者、退会者の承認(資料5-4)
松本会員理事から、2001年4月11日以降5月8日までの正会員18名(学生会員は0名)の入会申し込みが紹介され、全員の入会が承認された。この結果、正会員が1333人、学生会員が51人となった。
(2) 来期「次期会長」選挙投票結果について(資料5-5)
河村選挙管理委員会委員から、往復葉書により来期「次期会長」選挙を実施し、2001年4月30日の投票締切りで、選挙有権者数1264名のうち、投票総数は、848通(投票率 66.77%、無効票8通)で、808通を獲得した土岐憲三副会長(京都大学教授)が当選したと報告があった。
(3) 平成13年度通常総会の開催について
1) 議事次第(案)について(資料5-6-1)
大町理事が議事次第案を提案した。議事録の署名人を定める必要があるので、総会の開会時に確認するよう計画する。議事7を以降の次の順序に変更することとした。
7. 新役員の選任(青山会長)
8. 新委員の選任(青山会長)
9. 新会長挨拶(岡田新会長)
10. 平成13年度事業計画(案)(各担当理事)
11. 平成13年度収支予算(案)(濱田理事)
12. その他
13. 閉会
平成13年度事業計画の説明は担当理事が行うこととし、都合のつかない場合に担当副会長が行う。
2) 平成12年度事業報告(資料5-6-2)
総会資料となる事業報告(作業中)が小谷副会長より提案された。第2 回以降の理事会の議題は見出しのみとし、会務日誌は削除する。各委員会からの事業報告を入れて、総務幹事会でとりまとめることとした。議事内容に3時間はかからないとの指摘があった。次年度からは、講演会、表彰などを行い、総会出席者を増やす方策を検討する。
3) 平成12年度収支決算報告(資料5-6-3)
収支決算報告は、前回理事会で報告されたものと同じであり承認された。
北川・伯野両監事が監査報告を行うこととし、総会資料の準備をお願いした。
4) 来期「次期会長」の選任
青山会長が、次期役員候補選挙の結果を報告することを確認した。
5) 平成13年度事業計画(案)
各委員会からの事業計画の報告の前に、新会長が全体の事業計画方針を説明する資料を加える。各事業計画については、以下の点について補足することとした。事業計画の配付資料は、資料5-6-9)の原稿のスタイルにならって、5月11日までに総務に提出するものとする。
・論文集関係の事業計画(資料5-6-5)
久保理事から論文集を年4回刊行する事業計画が説明され、承認された。ホームページに詳しい執筆要領があること、規約の重要な点を総会で紹介することとなった。
ウェブページ上の論文閲覧制限を加える「アクセス」権に議論があり、誰でもが論文を閲覧できるが、ダウンロードを会員に限定するなどの意見があった。論文集の番号は暦年制とする。
・広報関係の事業計画(資料5-6-6)
工藤理事からホームページの充実とJAEE Newsを刊行する事業計画が説明され、承認された。教官公募などの記事をNewsの載せる提案があった。
・会誌関係の事業計画
西谷理事が口頭で、1年に4回ニューズレターを発行すること、5月号では、インド西部地震の地震被害調査報告をすることが報告された。
・年次大会関係の事業計画(資料5-6-8)
家村理事から、日本地震工学研究発表・討論会を開催する事業計画が紹介され、承認された。総会用説明資料としてパンフレットと別に作成することになった。研究発表・討論会の発表者は会員に限ることを明記することを確認した。
・事業企画関係の事業計画(資料5-6-9)
安田理事から事業・企画関係の事業計画の方針が説明され、承認された。
・国際関係の事業計画(資料5-6-10)
中島理事から国際関係の事業計画について説明があり、承認された。資料の中で「年次大会」を「日本地震工学研究発表・討論会(年次大会)」とする。事業計画の実施は、担当委員会へ依頼する。
・会員情報関係の事業計画(資料5-6-11)
河村理事から平成12年度事業報告と平成13年度事業報告が説明され、承認された。総会用資料として、文章化する。
正会員入会申込書の中で、年度途中の入会申し込み時期により会費を変える方針が承認されたが、申し込み時期を月末で分けることになった。ホームページのアドレスを更新するように要請された。
6) 平成13年度収支予算(案)(資料5-6-12)
北村理事から、平成13年度予算案について、各委員会の要望を反映した案が提案され、承認された。予算案のなかで、年次学術講演会を「日本地震工学研究発表・討論会(年次大会)」と訂正する。
7) 任期満了に伴う新委員の委嘱(資料5-6-13)
選挙管理委員会の河村理事が、次期選挙管理委員会委員に川島一彦、塩原等、泉博允、座間信作の4名を推薦し、次期会長がこれを参考に指名することになった。
家村役員候補推薦委員会委員長が、2001年5月31日で退任する同委員会の7名の委員と交代に、大町達夫、林川俊郎、市之瀬敏勝、壁谷沢寿海、鈴木祥之、河村壮一、吉田望、各氏の7名を総会に推薦することを提案し、承認された。
(4)新委員の追加(資料5-7)
安田理事が、事業・企画委員会員に2名の委員委嘱の追加することを提案し、承認された。
(5)理事の交代
小谷副会長が、本会設立準備以来総務関係を担当してきた後藤理事が退任し、代わりに4月から理事待遇で総務の職務を担当している中原光春氏を来期の理事に推薦する提案をし、承認された。本会規定に基づき、次回通常総会に理事の交代を提案することになった。
(6)その他(資料5-7-1)
安田理事が、Shinozuka 氏から後藤理事宛にIC0SSAR '01 への協力要請があったことを披露し、ホームページで会員に紹介することになった。青山会長が、第2回理事会で承認された通り、IAEEの国内組織として、(財)震災予防協会に代わってJAEEになることが同協会理事会で承認されたことを紹介した。IAEE事務局に対する手続きの準備を国際関係担当中島理事と総務幹事会中原氏とが中心に進めることになった。IAEEへの日本代表はこれまで通りに土岐副会長とすることを確認した。
4. 懇談事項
(1) 部会活動について
1) 国際関係の活動について(資料5-8-1)
西谷理事が中島理事の代理で、国際活動関係に関する経過に関して、5ヵ国の海外関連機関に地震工学会設立を通知したこと、EERIのニューズレターの5月号でJAEEの設立記事が掲載されること、海外地震調査派遣連絡会を設けることを紹介した。
引き続きIAEEの各国の代表機関にも同様に設立の通知を検討していただくように要請された。
EERIからの国際会員あての電子メール(資料5-9)で案内のあった国際協力とパートナーシップの確立の提案について、国際担当理事に検討するように要請があった。
2) 事業企画委員の活動について(資料5-8-2)
安田理事から、エルサルバドル地震・インド西部地震に関する講演会(5月19日)の出席回答が少ないので、開催案内通知を関係者に配付・送付して情報の周知が図るよう協力が要請された。
3) 法人会員の勧誘について
河村理事が口頭で、法人会員の勧誘活動の状況について報告した。
(2) その他
岡田次期会長から、今年度の理事会の開催予定に関して、原則として月1回は行うこととし、次回の6月20日の理事会には日程確認の資料を提出したいと提案があった。
青山会長から、今期最後の理事会を閉会するにあたり、本学会の活動が軌道に乗り、理事各位の協力に感謝する発言があった。