A. 日時:2001年9月12日(水)17:30〜20:00
B. 場所:建築会館 301号室
C. 提出資料
- 資料8-1 前回議事録
資料8-2 2001年度7・8月分会務報告 (中原理事)
資料8-3 2001年度7・8月分会計報告 (濱田理事)
資料8-4 2001年7・8月の正会員・学生会員入会申込者 (河村理事)
資料8-5 第1回日本地震工学研究発表・討論会の作業スケジュールと分担(案)(家村理事)
資料8-6 理論応用力学講演会の共催について(家村理事)
資料8-7 特別講演会「兵庫県南部地震以降の地震防災」について(安田理事)
資料8-8 第2回ダンピングシンポジウムの協賛について(鈴木理事)
資料8-9 建築研究所国際地震工学センターの研修の継続及び拡充(岡田会長)
資料8-10 地震工学専門委員会としての提言案について(家村理事)
資料8-11 第11回日本地震工学シンポジウム開催の案内(安田理事)
資料8-12 科学技術基本計画等(土岐副会長)
資料8-13 EERI表敬訪問報告(中島理事)
資料8-14 論文集原稿応募にあたっての現状課題(久保理事)
資料8-15 横浜市防災フェア2001参加報告(安田理事)
資料8-16 会員情報及びホームページ関連の懸案事項と対応方法(河村理事)
D. 出席者:
- 岡田会長、土岐次期会長、石原、小谷、片山各副会長
家村、大町、片山、河村、北村、工藤、久保、塩原、鈴木、中島、中原、濱田、安田各理事、伯野監事
事務局:郡
委任状提出:入倉副会長、川島、西谷各理事、北川監事
欠席:松本、布村各理事
E. 議事:
1. 開会
出席数が理事会の議決に必要な定足数である過半数を超えていることを確認の上、岡田会長が開会を宣言した。
2. 前回議事録の確認(資料8-1)
塩原が前回議事録を要約して報告した。「4. 懇談事項(1) 横浜市の防災フェアについて」について、次の訂正をして了承した。
「安田理事が、標記の進捗状況について次のように報告した。実施要領の連絡はまだない。地震工学会は後援団体となる予定。開催に関する具体的な情報が入り次第、広報部会でホームぺージにニュースを掲示するものとした。」
3. 報告事項
(1)会務報告(資料8-2)
中原総務理事から7月および8月の会務状況の報告があった。昨年の入会申し込み書の入会処理の確認作業を行ったところ3名分の処理漏れがあったので、謝罪文を送付し、9月付けの入会者として処理することが提案され、承認された。
(2)会計報告(資料8-3)
濱田財務理事が平成13年4月1日から同年8月31日までの収入・支出の状況を、事務局郡氏が8月31日現在の貸借対照状況をそれぞれ報告した。収支は、個人会員も法人会員も会費納入額が予算計上額を上回り、支出は、概ね予算通り執行されていると報告した。
4. 議題
(1)入会者、退会者の承認(資料8-4)
河村会員理事が、2001年7月11日以降7月30日までに、正会員8名、学生会員8名、法人会員11社の入会申し込みがあり、入会の手続きをとったこと、2001年8月1日以降8月31日までに、正会員14名、学生会員3名、法人会員2社の入会申し込みがあったことを報告した。これに入会申し込みの処理もれの正会員3名を加えて、すべての入会を承認した。この結果、正会員数が1407、学生会員数が65、法人会員数は35となった。
(2) 日本地震工学研究発表・討論会の実施について(資料8-5)
家村理事が今年度の年次大会のスケジュールと運営の体制について次のように報告し承認された。
・7月31日に発表の応募を閉め切った。採否通知の発送は、一部を残して完了した。9月18日の委員会においてプログラムを確定する予定。発表概要は、9月末日の締め切りで集めており、その後製本する。
・プログラム(案)では、オーガナイズドセッション会場に4部屋を用いる。1セッションおおむね1.5時間とし、1日あたり3セッションを実施する。3日間で計36セッション、300弱の発表が計画されている。ポスターセッションは、学術会議ロビーにパネルを設置しそこで行う。発表は、1日20題とし、3日間で60題の発表の計画である。特別講演は、外国人3名、日本人1名を予定している。発表者の数からおよそ400名の参加者が期待できるが、発表しない参加者も増えるよう関係方面に周知をお願いしたい。
・電子メール関係の障害が若干あったので、申し込みしたにも関わらず大会事務局から対応がない会員がある可能性がある。これに対処するため、次号の地震工学ニュースの記事で、情報を掲載し確認する予定としている。プログラムが確定したら、地震工学会のウェブページに掲載することとする。
家村理事の報告に対して、1セッションの人数が7人を超える大きなセッションの時間配分について質問があった。1セッションの時間は、1セッションで発表する人数に応じて増減させるが、それでも不足する場合は1日の最後に配置し、セッションの時間を延長して対処することを確認した。
また、特別講演の開始時間である8:45は、少し早過ぎて参加者が少なく、講師に失礼になる懸念が表明され、資料8-5のプログラム(案)の時間帯を9月18日の委員会で再検討をしていただくこととした。
事務局郡氏より、研究発表・討論会の予算案が提案され、原案どおり承認された。
(3) 理論応用力学講演会の共催について(資料8-6)
岡田会長から、第51回理論応用力学講演会の共催に関して、日本学術会議理論応用力学専門委員会委員長宛に受諾する回答をしたことが報告され承認された。
(4) 特別講演会について(資料 8-7)
安田理事から、前回提案された特別講演会の実施計画が次のように提案された。
・2002年1月25日(金)に地震工学会の主催で特別講演会を京都大学土木総合館で開催する予定とする。タイトルは「兵庫県南部地震以降の地震防災」とし、講師は、土岐京都大学教授、入倉京都大学教授、京都大学中島教授、の3名、会費は会員の場合3000円を予定している。前回の講演会で会費前納は事務手続きが煩雑であることが判明したので、今回は会費徴収を当日受付でのみとする。講演会の後援を7学会に依頼する予定。後援団体の会員は会費を4000円とし、非会員5000円より少なくする。
実施計画について出された意見は、次のとおり。(1) 副題が長いので「何が変わったか、何が必要なのか」がよい。(2)京都大学に講師が片寄っており変な誤解が起ることが心配される。
これらに対して、(3)京都大学の実験施設の見学を講演会の一部に組み入れるとよい。(4)京都大学に講師が集中することの説明がつくよう講演会の主旨説明の文章を見直すのがよい。などの意見があった。
(5) 日本機械学会のシンポジウムの協賛について(資料8-8)
鈴木理事から、本会に2002年1月15日と16日の両日に開催予定の第2回ダンピングシンポジウムの協賛依頼があったことが披露され、承諾することを承認した。
(6) 独立行政法人建築研究所の「地震学・地震工学研修」の継続及び拡充(資料8-9)
岡田会長から、建築研究所国際地震工学センターの地震学・地震工学研修の継続と拡充を要望する文書を会長名で同理事長あてに送ったことが報告され、承認された。
4. 懇談事項
(1) 学術会議地震工学専門委員会(資料8-10)
家村理事が、地震工学専門委員会で現在取りまとめ中の(1)将来の地震工学研究の方向性、(2)日本の地震防災、(3) 国際情報発信・協力・連携に関する提言を披露した。
(2) 日本地震工学シンポジウムについて(資料8-11)
安田理事が、地盤工学会における標記会議の準備状況を披露した。主催学会にシンポジウムの予告案内を出す予定。
(3)科学技術基本計画 (資料8-12)
土岐次期会長から、科学技術・学術審議会の活動組織と、3月30日に閣議決定された科学技術基本計画の紹介があった。社会基盤分野の研究は、IT、バイオ、環境、ナノテクの4本柱の次の第5の柱の戦略的重要研究分野として位置付けられており、地震工学がその一部を担うことが期待されている。
(4) EERI表敬訪問(資料8-13)
中島学術理事から、8月17日にEERI本部に、EERIディレクターの、Suzan Tubbesing氏他を表敬訪問し、両学会の協力体制に関して情報交換したことが報告された。
(5) 論文集委員会の報告(資料8-14)
久保理事から、論文集委員会の活動状況に関する報告があった。11月を目途に第1巻、第1号の刊行を予定しているが、9月10日付けでまだ計3編の論文集応募しかないので、投稿をお願いしたいと強く申し入れがあった。その他、電子メールを用いた投稿の処理の問題点等について検討中の課題が報告された。
(6) 横浜市防災フェア2001参加報告(資料8-15)
安田事業企画理事から、横浜市防災フェア2001について、8月23日に開かれた防災のつどいに本会から東京大学の坂本功教授(本会会員)を派遣して協力したと報告があった。
(7) 会員情報及びホームページ関連の懸案事項と対応方法(資料8-16)
河村会員理事から、トップページに法人紹介の欄ができたこと等の活動状況の報告があった。
河村会員理事から発議のあった会員の名簿もしくは会員名簿のウェブページ化の方針について討議し、(1)紙ベースの名簿は作成しないこと、(2)HP上にセキュリティーの高くない名簿を試行的に作成する方針で作業を進めることを確認した。
(8) その他
次回の理事会が10月10日(水)午後17:30から予定されていることを確認した。
記録者:塩原 等
議事録確認
平成13年 月 日
会 長 岡田 恒男 印
平成13年 月 日
副会長 小谷 俊介 印
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