A. 日時: 2002年4月17日(水) 17:30〜20:00
B. 場所:建築会館301号室
C. 出席者:
岡田会長,土岐次期会長,石原,小谷,片山各副会長
家村,河村,大町,川島,北村,工藤,中原,塩原,鈴木,濱田,安田各理事,北川監事,事務局郡氏
委任状提出:入倉副会長,久保,中島,松本各幹事
欠席:西谷,布村各理事,伯野監事
D. 提出資料
資料13-1 第12回議事録
資料13-2 会務報告(中原理事)
資料13-3 2001年度収支決算(案)(濱田理事)
資料13-4 会員の入・退会の申し込み状況(河村理事)
資料13-5 会長・副会長・監事の選挙結果の報告(川島理事)
資料13-6 平成14年度日本地震工学会新任理事候補者(岡田会長)
資料13-7 平成14年度予算案(北村理事)
資料13-8 第2回通常総会議案(案)(中原理事)
資料13-9 第2回通常総会開催の案内状(案)(中原理事)
資料13-10 共同賃貸のお願い(中原理事)
資料13-11 国際シンポジウム協賛のお願い(中原理事)
資料13-12 総会時の講演会および展示会,懇親会の案(安田理事)
資料13-13 平成14年度会費納入状況(中原理事)
資料13-14 平成14年度特別講演会の第一次案(安田理事)
E. 議事
1. 開会
出席数が議決に必要な数である過半を超えていることを確認の上、岡田会長が開会を宣言した。
2. 前会議事録の確認(資料13-1)
前回議事録を確認し承認された。
3. 報告事項
(1) 会務報告(資料13-2)
中原理事が3月の会務を報告した。48社に総会の出展の案内を発送した。また,選挙投票用紙の発送事務を行った。会費納入の処理中。年度末と年度始の事務処理が急増している。通常総会案内発送に間に合うよう住所変更届け処理する事務作業を急いでいるがパソコンが不足して遅延ぎみである。ただし、クレームなどの問題はまだない。
(2) 平成13年度収支決算報告(資料13-3)
濱田理事より,平成13年度の収支決算報告案と財産目録が提出され,内容についても簡単に報告があった。収入は当初予算を大きく上回った。その理由として,1) 個人の入会者数が予算作成時の予測を少し上回ったこと,2) 法人会員の入会が多かったこと,3) 全般的に支出が抑えられたこと,4) 特別事業が黒字だったことがある。ただし,事務消耗品が予算を上回った。
小谷総務担当副会長から,現在の学会規約等では,学会収入として寄付金の取り扱いに関する規定が欠けているという指摘があった。そこで,今後学会に対する寄付の取り扱いを明確にする必要があることを確認した。具体的には,総務担当理事でその受け入れの手続きの規約化に関する作業を進め,理事会に規約等改定案として提案することとなった。
4. 議題
(1) 入会者、退会者の承認(資料13-4)
河村会員担当理事より,平成13年3月の入退会の申し込み状況について報告があった。入会は個人会員7,学生会員7,法人会員2であり,退会は,正会員23,法人会員2であった。すべての入・退会を承認した。その結果現在の会員数は,
正会員1385,学生会員93,法人会員48となった。
岡田会長より,学術会議登録団体の申請のための申し込み資料は事務局に既に取り寄せてあり,調べたところ当団体の会員規模は,資格の規模を満たしているが,一定の活動実績が必要なため,登録申請が可能になるのは,3年後の平成17年度の5月となることが補足された。
(2) 選挙開票結果報告(資料13-5)
川島選挙管理委員長が,平成14年度の次期会長,副会長,監事を決める会員による選挙の開票結果を,次のように報告した。投票用紙は計1339通会員に発送した。期限内に受領した投票総数は633であり,投票率は47.1%であった。当選人は,次期会長が石原研而副会長,副会長が濱田政則理事と工藤一嘉理事,監事が岩崎敏男氏となった。この結果は,選挙規則に基づき岡田会長に正式に報告するとともに,会員に公告する手続きを行うこととした。また,岡田会長から本人に意思の確認を行った上で,通常総会で報告することとした。
(3) 次期新任理事について(資料13-6)
平成13年度で退任する7名の交代理事の選任にあたって,岡田会長から7名の候補者リストが提出され,その他に推_すべき候補者がないか理事に意見が求められたが,特に意見はなかった。通常総会での後任理事の承認にむけて,規約に基づき7名の候補者が正会員であることを確認し,会長から本人に意向を打診した上で候補者の最終リストが次回の理事会に提案されることとした。
(4) 平成14年度予算案について(資料13-7)
北村財務担当理事より,平成14年度の予算原案が提出され,予算案作成方針について次のように説明が行われた。次年度予算案立案にあたっては,将来の法人化を考慮して,法人化積立金を新たに予算に加える。会計士にも助言をもとめて昨年度の予算の費目項目を大幅に見直した。その結果,収入は会費関連収入と事業収入,寄付金に分類する。支出は,管理費と事業費に分ける。予備費は総予算額の10〜15%とする。さらに,平成14年度より学術・調査委員会の活動が始まることを想定して予算支出を予定しているので,新規活動の内容について通常総会で説明できる資料の作成が必要になる。最後にこれらに対する意見が求められた。
来年度の事務局の賃貸契約について,岡田会長から次のように補足提案があった。現在の室は,4団体で使用しており手狭になっているが、急に日中建築技術交流会・民間連合協定工事請負契約約款委員会が別の室に出る計画が出てきた。そこで、現在の室は,震災予防協会と2団体で共同して賃貸することになるとの説明があった。
上記の報告・提案のあと,討議に移り次の変更意見を反映させて次回に修正案の提出を求めた。1) 会費収入が現在の会員数と比較して大きめなので控えめに見積もる。2) 昨年度の繰越し金は次年度に積み崩さないよう支出規模を設定する。3) 法人化積立金は,昨年度中の予算で支出したことにして処理して平成13年度の繰越し金を減らす。4) 次年度の法人化積み立て金を増額する。5)予備費と雑費を整理して、単年度で黒字の予算を作成する。
(5) 通常総会議案原稿作成について(資料13-8,資料13-9)
次回の通常総会議案資料案が中原理事より提出され,議案項目とそれら主な内容について説明が行われ,情報が不足している部分については,関係理事に原稿作成協力が求められた。また,会員に対する通常総会の案内状の案が提出された。また,選挙規則第6条の文章の誤りを訂正する規則改定の発議が含まれていると補足された。
まず,第6号議案役員候補選任委員、第7号議案次期選挙管理委員については,当該委員長が次期委員の候補者指名をあらかじめ事務局に報告することになった。その他,次のように担当者を確認した。第1号議案のうち
平成13年度広報委員会報告は工藤理事,平成13年度国際関係の報告は,中島理事
とする。8号の6議案地震工学シンポジウム関係を安田理事,8号の7研究委員会活動を濱田理事,8号の8国際関係を中島理事とする。該当部分の原稿は,次回の理事会の資料作成に間に合うよう事務局に送付するものとした。
欠席委員には,中原理事から直接依頼の連絡をすることを了承した。また、メールでの総会案内には日時を明記するよう指摘があった。
(6) 協賛の申し込み(資料13-10)
中原理事より,社団法人物理探査学会から,2003年1月22日の第6回SEGJ国際シンポジウム(地下のイメージング技術)の協賛依頼の申し込みがあったことが披露され,協賛団体となることを承認した。
(7) その他
小谷副会長より,現行の規約に関して,副会長・理事など役員の途中の退任が想定されていないので,役員の途中交代の手続きが定めてないことについて意見が求められた。討議の結果,途中交代については特に定めず今のままとし,もし途中退任があった場合には,補欠選挙,臨時総会による選任など,当該役員選出に定められたものと同じ手続きが必要となること,これらの手続きを取らない場合には,欠員となることもやむを得ないことを確認した。
5. 懇談事項
(1) 総会時の講演会・展示会・懇親会の案(資料13-12)
安田理事より,5月22日13:30より開催される通常総会中に行われる,講演会,展示会,懇親会の提案があり,了承された。具体的には,2名の講演,6機関の展示,キャッシュバー式の懇親会が行われる。
(2) 平成14年度の会費納入状況(資料13-13)
中原理事から,平成14年度の会費納入状況の報告があった。4月15日現在で,778名分の会費が既に納入された。自動引き落とし分については3月中に振り替えが行われたので,みずほ銀行のトラブルの影響はないものと考えられる。
(3) 平成14年度の特別講演会の第1次案(資料13-14)
安田理事が今年度の特別講演会は,東京で9月10日もしくは9月11日に開催する提案を行った。内容についてさまざまな提案があったが,それらを集約して次の方針で具体的な計画立案を進めることとなり,次回理事会に提案をお願いすることとした。
内容は,東海地震警戒区域の見直しの例に見られるように「今後の実践的な地震防災の取り組み」について行政・研究の立場からの講演会とすることとした。
(4) その他
次回理事会に,土岐次期会長より平成14年度の理事会の日程案が提案されるよう小谷副会長より要請があった。
記録者:塩原 等
議事録確認
平成14年 月 日
会 長 岡田 恒男 印
平成14年 月 日
副会長 小谷 俊介 印
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