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日本地震工学会第21回理事会議事録(案)

A. 日時:2003年1月8日(水)15:00〜 17:30

B. 場所:建築会館302号室

C. 出席者
 出席者 土岐会長、石原次期会長、小谷、片山、工藤、濱田各副会長
     稲田、川島、北田、北村、小長井、塩原、鈴木、武村、中島、中原、松本各理事
     事務局五老海氏
 委任状出席 井野、大町、亀田、西谷、安田各理事、岩崎、北川監事
 欠席  なし
 
D. 提出資料
資料21-1 第20回議事録
資料21-2 会務報告(北田理事)
資料21-3 会計報告(五老海氏)
資料21-4 2002年度役員候補推薦委員会報告(鈴木理事)
資料21-5 入会申込者・2002年会費未納者・法人会員勧誘先候補(中原理事)
資料21-6 CD-ROM版論文集について(小長井理事)
資料21-7 役員選挙実施日程について(塩原理事)
資料21-8 第2回国土セイフティネットシンポジウム開催概要(中原理事)
資料21-9 総会までの主な日程(北田理事)
資料21-10 EERIとの協力体制(中島理事)
資料21-11 ホームページの運営体制について(塩原理事)

E. 議事
1. 開会
 土岐会長が出席者が議決に必要な数を超えていることを確認の上、開会を宣言した。

2. 前回議事録の確認(資料21-1)
 既に電子メールで配布された前回議事録が異義なく了承された。

3. 報告事項
(1) 会務報告(資料21-2)
 北田理事から、12月12日から1月7日までの会務報告が行われた。主な事項は次のとおり。震災対策技術展参加者勧誘のための資料を報道4社、関西地方消防各機関、県・市の防災担当課長に発送した。12月16日にニュース46号を一斉送信した。12月20日に日本地震工学シンポジウムの幹事学会担当に関わるお願いの文書が6学協会に送付した。現在、機械学会、地震学会から了承する回答があった。
 
(2) 会計報告(資料21-3)
 五老海氏から、2002年度12月分の会計報告があった。また、現預金管理表、収入・支出月毎推移図を確認した。

(3) 役員候補推薦委員会報告(資料21-4)
 鈴木理事から、役員候補推薦委員会の委員長に鈴木祥之理事になったことの報告があった。また、役員候補推薦委員会が2003年度の次期会長候補者2名、副会長候補者4名、監事候補者2名の推薦することが報告された。
 次期会長候補(2名推薦)
  入倉孝次郎(京都大学)
  小谷俊介(東京大学)
 副会長候補(4名推薦)
  大町達夫(東京工業大学)
  北川良和(慶応義塾大学)
  鈴木浩平(都立大学)
  安田 進(東京電機大学)
 監事候補(2名推薦)
  岩崎好規(地域地盤環境研究所)
  柴田明徳(東北文化学園大学)

(4) 地震工学論文集の発刊状況
 川島学術理事から、日本地震工学論文集編集委員会における投稿論文処理状況の報告があった。2か年で21編のペースで登載されていることになる。受付から登載まで平均して3〜4ヶ月かかっていることになる。ようやく安定した作業が進むようになってきた。全体の中で英文による掲載は1編のみであり海外からの投稿は極めて少なかった。同一著者が複数掲載されているものがあり、投稿者の層がまだ薄い。多くの投稿があるようにこれからも努力していただきたい。
 報告に対して、論文集を印刷したサンプルを数部は作成し、会員総会で閲覧できるようにしてはどうかという提案があった。

4. 議題
(1) 入会者、退会者の承認(資料21-5)
 松本理事より、2002年12月7日から1月7日までの入会申し込み状況等の報告があった。正会員申し込みが1名で入会を承認した。その結果、正会員1277名、学生会員52名、(他サービス停止中会員69名)となった。2002年の会費未納者のリストを確認した。

(2) CD-ROM版論文集の刊行について(資料21-6)
 小長井理事より、プロジェクターを使って掲載されるコンテンツ案のデモが行われた後、内容について討議を行い、次のようにすることとした。詳細は小長井理事に一任することを了承した。
 タイトルは「JAEE年報」「Year Book」「Annual Report」「Annual Bulletin」などから選ぶ。資料21-6の内容の他、広報委員会で一斉送信しているニュースのメール、コラム記事、 理事会の議事録、地震工学会規約を入れることとした。
 
(3) 役員選挙の実施日程等について(資料21-7)
 塩原総務理事から来年度の役員の選挙の実施について次の報告があった。1月8日に今年度第1回の選挙管理管理委員会が行われた。委員の互選によって塩原理事が選挙管理委員長に選出された。さらに、役員選挙の実施日程について検討した。
 ついで次の役員選挙日程案が提案され承認された。
 2月3日 第2回選挙管理委員会
 2月12日 第22回理事会 で選挙実施計画の確認
 3月7日まで 投票用紙の発送
 3月22日 投票期限 (消印有効)
 3月27日開票作業
 4月9日 第24回理事会で選挙結果の報告
 副会長の投票は、昨年と同じ2名の連記方式とすることを理事会として確認した。投票資格は、2月末までに会費納入の正会員とすることとして、あらかじめニュースで会員に伝えるものとする。

(4) 国土セイフティネット講演会の共催依頼(資料21-8)
 中原理事から、日本地震工学会とリアルタイム地震情報利用協議会の共催、内閣府・文部科学省・防災科学技術研究所と5学協会の後援で、第2回国土セーフティネットシンポジウム(副題?広域・高密度リアルタイム地震ネット構築へ向けて?)が横浜市のパシフィコ横浜・アネックスホールで平成15年2月7日10時から12時までの予定の実施計画が提案され、共催を承認した。
 
4. 懇談事項
(1) 次回総会の準備(資料21-9)
 北田理事から、次回の理事会以降5月22日の会員通常総会までの主な日程案が提案され了承された。小谷副会長から、副会長は担当関連分野の活動方針、予算などについて担当理事と協力してリーダーシップを発揮していただきたいとの発言があった。

(2) 会員増強について
 会員増強策について討論を行った。土岐会長から、潜在的な入会の可能性のある人員数を予測して、的確な勧誘策を講じることが必要であるとの発言があった。会費以外の資金を導入する方法を検討することが必要であるとの意見が出た。

(3) EERI との協力体制について (資料21-10)
 中島理事から、EERIとメキシコ地震工学会がパートナーシップ(協力体制)を確認する文書を交換しており、EERIからそれと同様の協力関係を日本地震工学会と締結したいという非公式の申し出があったことが披露された。実質的な協力体制のメリットやデメリットの検討、協力を約束する文書の内容の検討、EERIとの連絡・調整を中島理事に依頼するものとした。

(4) 日本地震工学会のホームページの運営体制について(資料21-11)
 塩原理事から、平成15年度にホームページの運営体制の見直し案をサーバ運用WGで検討していることが報告された。その柱は、(1) 従来の各委員主体のボトムアップによるホームページの内容の作成体制からトップダウンでコンテンツを管理する管理分野の強化と、(2) サーバ専門業者へのサーバ管理のアウトソーシングである。運営体制の見直しの必要性について今後引き続いて検討する必要があることを確認した。また、今年度の広報関係の予算と支出項目を再編成することも含めて、さらに詳細な運営体制をサーバー運用WGで検討して次回の理事会に報告するよう、塩原理事に依頼した。

記録担当:塩原 等

議事録確認

         平成15年  月  日
           会長     土岐 憲三 印

         平成15年  月  日
           副会長    小谷 俊介 印

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