日本地震工学会第43回理事会議事録(案)
A.日 時; |
2005年6月6日(月)17:30〜21:10 |
B.場 所; |
建築会館302会議室 |
C.出席者; |
|
出 席 者; |
小谷会長、川島副会長、河村副会長、塩原、五十嵐、橋本、中村、目黒、林、
平田、田蔵、年縄、森下、渡辺、坂本各理事、武村監事 |
委任状出席; |
大町次期会長、鈴木副会長、安田副会長 青木、小林、東畑、風間各理事 |
D.提出資料; |
資料43-1 | 新会長挨拶 |
資料43-2 | 平成17年度役員名 |
資料43-3 | 理事会第42回議事録(案) |
資料43-4 | 第5回通常総会議事録 |
資料43-5 | 会務報告(5月10日〜6月2日) |
資料43-6 | 会計報告(4月、5月分) |
資料43-7 | 平成17年度役員の分掌 |
資料43-8-1 〜43-8-3 | 平成17年度アクションプラン(総務) |
資料43-9-1 | 平成17年度事業計画の確認 |
資料43-9-2 | 平成16年度委員会委員名簿 |
資料43-9-3 | 平当面の課題についての検討方針 |
資料43-10-1 | 平成17年度アクションプラン(論文集編集委員会) |
資料43-10-2-1、 43-10-2-2 | 平成17年度アクションプラン(大会委員会) |
資料43-10-3 | 平成17年度アクションプラン(広報委員会) |
資料番号なし | 平成17年度アクションプラン(会誌編集委員会) |
資料43-10-4-1 〜43-10-4-4 | 平成17年度アクションプラン(研究統括委員会) |
資料43-11 | 入退会者一覧 |
資料43-12-1、 43-12-2 | 他学会との協力 |
資料43-13 | サンフランシスコ地震100周年記念事業への参加について |
資料番号なし | (参考)日本地震工学会研究統括委員会規程 |
資料番号なし | 地震工学ニューズレター Vol.3 No.2(目黒公郎「JAEEの活動が順調に展開されるように」)
|
E.議事
(1)前回議事録の確認(資料43-3)
渡辺理事より紹介され、承認された。
(2)第5回通常総会議事録の確認(資料43-4)
渡辺理事より紹介され、誤字修正の上承認された。
(3)会務報告(資料43-5)(渡辺理事)
5月12日の性能規定型耐震設計法平成16年度報告書の販売・配布に関連して、報告書などの販売価格は会員、非会員、法人会員を区別して設定すべきであるとの意見があった。価格算定ルールを会員理事と総務理事が検討することとなった。
(4)4月、5月分の会計報告(資料43-6)(渡辺理事)
実施額欄や備考欄など書式に不明な点があるとの意見があり、書式を会計理事と総務理事が再検討することとなった。
(5)平成17年度各理事の分掌確認(資料43-7)
渡辺理事より分掌一覧が示され、以下の意見や決定事項があった。
- 副会長にも担当役割がある。各理事は担当業務を進めるにあたって関係副会長との連携を保つこと。
- 風間理事に大会担当を加える。総務理事が風間理事に連絡する。
- 吉田前理事が関わる英文レター誌発刊のワーキングループは論文集担当下に置く。中村理事が吉田前理事に状況を確認する。
(6)平成17年度事業計画(資料43-8-1〜43-10-4-4)
各担当理事から説明があり、討議された。意見および決定事項を以下に示す。
1)総務(資料43-8-1〜43-9-3)(渡辺理事)
- 理事会を10回予定している。
- 第44回は7月11日に開催し、第45回以降の日程は第44回に決める。
- 理事会を予定時間内に終えるように運営を工夫すること。各理事は理事会で審議すべき事項のみを提示すること。
- (渡辺理事より「当面の課題についての検討方針(資料43-9-3)」が示され、討議された。討議内容は(10)参照)
2)論文編集委員会(資料43-10-1)(中村理事)
- 従来、新旧の理事が委員長、副委員長を担当し、順繰りに理事会の意志が反映される形で編集委員会が構成されてきた。今回のように、委員長、副委員長ともに新規に交代するのは編集作業の一貫性から基本的に好ましくない。引継ぎの体制を検討すべきである。(今年度は東畑前副委員長が出席して支援する予定)
- 予算も少ないため、メール審議を有効に利用する必要があるが、査読の透明性・公正性を確保するために、登否の境界にある論文や返却の対象となる論文だけはメール審議ではなく幹事委員による幹事会などを開催して議論の上決定するのがよい。
- 論文数を増やすために特集化を検討する。大会論文からの選抜論文集、委員会による論文集、地震後の被害調査特集など。投稿しやすくするための投稿規程改定も考えている。
- 若手研究者・技術者の投稿を促すため,論文奨励賞をもうける方向で,評価方法や規則の検討を実施する。
- 前理事会で吉田前理事より提案のあった英文レターについて、論文集編集委員会内にワーキンググループを設け、吉田前理事を中心とし検討を行う。
- 英文投稿要領は過去に検討しているはずである。論文編集理事が再検討する。
3)大会委員会(資料43-10-2-1、43-10-2-2)(林理事)
- 各理事の投稿、オーガナイズドセッション提案を期待している。
4)広報委員会(資料43-10-3)(年縄理事)
5)会誌委員会(資料番号なし)(森下理事)
- 新会長挨拶、総会報告についてはwebに載せるので不要ではないか。
- 広告掲載を承認する。間にあうのであれば7月号から掲載する。
- 特集を土木・建築・機械で分けてしまうのは会の分野横断的な性格を生かしていない。
- web上での活動を検討してもらいたい。この場合、印刷版会誌とWeb会誌で記事が重複してもよい。広報とweb会誌の関係を整理すべきである。
6)研究統括委員会(資料43-10-4-1〜43-10-4-4)(川島副会長)
- 現在、地震被害調査委員会(壁谷澤先生)、津波委員会(松冨先生)などの立ち上げを検討している。
(7)入退会者の承認(資料43-11)
渡辺理事より紹介され、承認された。
- 法人会員には謝状を送る。
- 法人会員一覧をwebに載せる(以前はホームページに掲載されていたが、現在はなくなっているようである)。
(8)他団体からの依頼(資料43-12-1、43-12-2)
渡辺理事より下記2件が報告され、承認された。事務局から回答する。
- 都市インフラの地震防災研究会:「地震防災対策の最前線−地方自治体のためのセミナー−」開催に関する名義の使用許可
- 日本機械学会:計算力学技術者(2級)(1級)(固体力学分野の有限要素法解析技術者)および計算力学技術者(2級)(熱流体力学分野の解析技術者)に関する認定事業への協賛
(9)サンフランシスコ地震100周年記念事業への参加について(資料43-13)
小谷会長より提案された。目黒理事が検討する。
(10)「当面の課題についての検討方針(資料43-9-3)」に関連する討議内容
渡辺理事より示され、討議された。討議内容は以下の通り。
1)会員サービスアンケートの実施と具体策の検討
魅力ある会とするための討議となった。
- 会員が何を期待しているのかを把握すべき。既存学会で不足する点を補い、棲み分ける方策を検討する。例えば、若手活躍の場を設ける、など。
- 会の分野横断性を活かして、成熟した分野を他分野に応用する方策を検討する。
- WCEEの主催母体であることを活用する。
- 賞を設けたらよいのではないかとの意見があり、総務理事が検討することとなった。
- 論文集を充実させる。
- 会の論文集は、ページ制限がない点に魅力がある。これを生かせないか。例えば、ページ制限のある日本地震工学シンポジウムとリンクさせる。
- まずは各理事が積極的に投稿すべきである。
- 英文論文については、海外からの投稿を促すほか、実務者の良い邦文論文を英文化する体制を作ってはどうか。
2)研究発表会等の収入の取り扱いについての内規化
- 収入の一部を研究会に還元するなど、委員会運営のモチベーションを向上させるようにしてもらいたい。
3)委員会等に関する旅費、謝金の取り扱いについての内規化
- 旅費や謝金など、委員会にゆだねる部分を大きくしてもらいたい。
4)ホームページの充実
- 英語版が貧弱である。
- 法人会員一覧、研究統括委員会規程、英文投稿要綱のリンクがはずれている。
- 電子メディア担当、広報担当とweb会誌担当の関係を整理すべきである。
- 内容のアップデートを各委員会が行えるシステムとなっている。手順について塩原理事が整理して示す。
5)選挙制度の見直し
- 会長の任期が1年では短い。長くする方向で検討してもらいたい。
6)事務局の体制
- 事務局体制については、近日中に前・現・次期の会長、副会長、総務で検討する予定。
7)法人化について
- 法人化する利点が会員に明確に示されていない。
- 利点は、国からの委託事業を受けられる、規則が充実する、渉外の代表を会長個人から会に移すことができる、などである。
- 委託事業を受ける体制が整おっておらず、また事務局を維持する費用もない時期に法人化のための積み立てをするのはどうか。慎重に検討してもらいたい。
- 今年度中に検討委員会を立ち上げる予定である。
8)震災予防協会との関係
9)財務内容の向上
- 会員を増やすには、対象分野を広げる方策を検討すべきである。地方自治体の総務や消防関連などの防災関連会員を増やせないか。
- 事業として、BCPなどの評価であれば立ち上げられるのではないか。
10)webの今後の取り扱い
|
記録担当;坂本
議事録確認
平成17年 月 日
会長 小谷 俊介
平成17年 月 日
総務担当理事
|
このページの上部へ
Copyright (C) 2001-2012 Japan Association for Earthquake Engineering. All Rights Reserved.