日本地震工学会第48回理事会議事録(案)
A.日 時; |
2005年12月6日(火)16:30〜19:00 |
B.場 所; |
建築会館301会議室 |
C.出席者; |
|
出 席 者; |
小谷会長、大町次期会長、川島、河村、安田各副会長、 塩原、青木、橋本、平田、田蔵、年縄、森下、渡辺、坂本各理事、 後藤、武村各監事
|
委任状出席; |
鈴木副会長、
五十嵐、小林、東畑、中村、目黒、林、風間各理事
|
オブザーバ出席; |
久田論文編集委員会副委員長、鴫原次期事務局長
|
D.提出資料; |
資料48-1 | 前回議事録(坂本理事) |
資料48-2 | 会務報告(渡辺理事) |
資料48-3 | 会計報告(渡辺理事) |
資料48-4 | 「E−ディフェンス見学会」報告(平田理事) |
資料48-5 | 藤沢市防災講演会について(平田理事) |
資料48-6 | 第10回震災対策技術展における講演会(平田理事) |
資料48-7 | 会誌3号について(森下理事) |
資料48-8 | 学会パンフレット(ご案内、入会案内)(坂本理事) |
資料48-9 | 入退会者について(橋本理事) |
資料48-10 | 第12回日本地震工学シンポジウム 収支予算(案)、業務委託について(大町次期会長、塩原理事) |
資料48-11 | 共催名義について(渡辺理事) |
資料48-12 | 理事会の継続検討事項について(坂本理事) |
資料48-13 | 論文奨励賞内規について(渡辺理事、久田副委員長) |
資料48-14 | 名誉会員推挙に関する内規について(坂本理事) |
資料48-15 | 事業企画委員会、セミナー企画について(田蔵理事) |
資料48-16 | 会員アンケート結果について(渡辺理事) |
資料48-17 | 論文特集号について(久田副委員長) |
E1.前回議事録の確認(坂本理事、資料48-1)
坂本理事より、既にメールで配布された議事録(案)の要点が報告され、修正の上、承認された。修正点および討議は以下の通り。
- 修正点
・E4(3)第2項目冒頭の「自然災害学会」を「自然災害協議会」とする。 - 土木学会の第7回地震災害マネジメントセミナーについては、本会会員の会員参加費での参加が認められた。
- 会誌委員会の地震分野の委員として推薦する人を武村監事から森下理事に連絡する。
- 2006年サンフランシスコ会議における本会の企画について、理事会メンバーに現況を報告するように総務が目黒理事に伝える。
E2.報告事項
(1)会務報告(渡辺理事、資料48-2)
渡辺理事より報告があった。
(2)会計報告(渡辺理事、資料48-3)
渡辺理事より報告があった。報告および討議は以下の通り。
- 法人化積立金を一般会計から外して別管理とすることとし、現預金管理表から除いた。次回から別表で示す。
- 収支差額と現預金の違い12,500円は流動負債(会費の前受金10,000円と税金の預かり金2,500円)によるものである。
- 管理費の会議費の中に調査研究の会議費に入るべき項目があるので、科目分けを再検討する。
(3)年次大会報告(渡辺理事、資料なし)
渡辺理事より報告された。報告内容は以下の通り。
- 詳細については次回理事会で林理事から報告される。
- 参加者348名であり、昨年と同数であった。
- 収入が2,373,000円、支出が2,038,615円で、差額334,385円の黒字である。確定はしていないが、今後の大きな変更の見込みはない。
(4)「E−ディフェンス見学会」報告(平田理事、資料48-4)
平田理事より報告された。討議は以下の通り。
- 今後の企画については、参加費をもう少し高くしても良いのではないか。
- 来年1月のRCと3月の液状化の実験についても企画してもらいたい。
(5)藤沢市防災講演会について(平田理事、資料48-5)
平田理事より報告された。資料以外の報告および討議は以下の通り。
- 防災都市計画研究所の村上處直氏に講師をお願いした。
- 謝礼は藤沢市に出してもらうよう依頼したが、市から出ないようであれば会から出したい。
- 村上氏に関連資料を作成してもらい、藤沢市設計組合に声をかけるなど人を集めて資料を販売してみてはどうか。どうにかして、村上講師の謝金を捻出したい。
- 会誌の販売を考えても良い。
(6)第10回震災対策技術展における講演会(平田理事、資料48-6)
平田理事より報告された。討議は以下の通り。
- 脆弱建造物の企画は本会の活動として良い企画である。
(7)会誌3号について(森下理事、資料48-7)
森下理事より報告された。資料以外の報告は以下の通り。
- 巻頭言の執筆を安田副会長に依頼して内諾を得ている。
- 広告は4件である。地盤関連、計測器関連の法人にも広告掲載募集の案内を郵送したが前回ほどは集まっていない。
(8)学会パンフレット(ご案内、入会案内)(坂本理事、資料48-8)
坂本理事より報告された。資料以外の報告および討議は以下の通り。
- 小林理事が作成したものである。
- 年次大会で非会員に配布した。事務局にあるので活用してもらいたい。
- 会誌に載せる。
- 「ご案内」の4.に「発足間もない」といった表現がある。発足後5年経っているので修正すべきである。「入会案内」の冒頭の「あらゆる分野の方々に会員となって頂きたい」も同様に修正すべきである。
E3.議案
(1)入退会者について(橋本理事、資料48-9)
橋本理事より報告され、資料通りに承認された。関連する討議は以下の通り。
- 現在、100社程度の法人に入会勧誘の資料を送っている。12月、1月に法人入会がいくつかでてくるものと考えられるが、1月には理事会がないため、理事会のメール審議で入会の承認を諮ることする。
- 1月発行予定の会誌に載せる法人会員一覧はその時点での最新のものとしてもらいたい。
- 資料以外に、来年度から入会すると連絡を受けている法人もある。
(2)第12回日本地震工学シンポジウム 収支予算(案)、業務委託について(大町次期会長、塩原理事、資料48-10)
・大町次期会長、塩原理事より報告があった。報告内容および討議は以下の通り。
- 査読委員会を編成中である。本会の論文編集委員会にも協力頂きたいとの依頼があり、了承された。
- 支出の制作費265万円は予備費を含んだ額である。カード手数料は30万円としているが60万円ぐらいになるかもしれない。
- 前回シンポジウムからの繰越金900万円のうち、300万円を今年1月の阪神震災10年企画で費やした。今回シンポジウムへの繰越金は600万円であるが、このうち今回シンポジウムで300万円を費やす予算となっている。600万円という額を順次繰り越していく必要はないかもしれないが、繰越金に依存しない予算立てとすべきである。
- 業務委託費以外の支出はまだ詳細に詰めていない。今後、再検討して収支バランスのとれた予算とする。
- 収入ならびに支出の業務委託費と契約書について承認された。関連する報告および討議は以下の通り。
・収入について
- 論文投稿者450名(一般350名、学生100名)と投稿なしの参加者270名(一般200名、学生70名)の計720名の参加を見込んでいる。
- 参加費は資料表の通りであり、論文投稿の有無、事前申込の有無、一般か学生かによって設定している。論文集なしの参加は認めない予定である。
- 展示出展会場について、必要なパネル数量が多いので調達に注意が必要である。
- 展示出展を10万円×20点としているが、20点であれば10万円は安いのではないか。もう少し展示出品の費用を高くしてよい。
・業務委託費と契約書について
- 論文数は500編投稿のうち450編採用として見積もっている。
- 郵送費20万円や通信費20万円については、経費削減のため当日配布にはできないのか。→事前配布の方が親切であり、当日受付の混乱も小さくすることができる。
- 業務委託費600万円のうち、合見積をとったのは300万円分しかない。→合見積をとっていない300万円についても相場を考えて妥当であると考えている。
- 契約書に関して、想定しない事態への対処については第4条、第11条に記されている。
- 以上の審議をもとに、業務委託費と契約書の内容が了承され、近日中に小谷会長名で契約することとなった。
(3)共催名義について(渡辺理事、資料48-11)
渡辺理事より下記について報告があり、承認された。
- リアルタイム地震情報利用協議会:第5回国土セイフティネットシンポジウム 共催名義使用許可申請
E4.懇談事項
(1)理事会の継続検討事項について(坂本理事、資料48-12)
坂本理事より報告された。討議は以下の通り。
- 英文論文投稿要領は作成したものがあるはずである。論文編集委員で捜索・検討する。
- 会計理事で出版物ルールを検討して案を出す。
(2)論文奨励賞内規について(渡辺理事、久田副委員長、資料48-13)
渡辺理事より報告された。討議は以下の通り。
- 資料修正:論文リストは「2004年2月号から2005年11月まで」である。
- 第4条の但し書は不要である。第2条第2項の但し書きも不要である。
- 現時点では推薦条項はない。論文数が増えてきた場合には申請方式とすべきであろう。→選考規定で対応する予定である。
(3)名誉会員推挙に関する内規について(坂本理事、資料48-14)
今回理事会では未討議。次回理事会で懇談事項として再提出する。事前に目を通しておいてもらいたい。
(4)事業企画委員会、セミナー企画について(田蔵理事、資料48-15)
田蔵理事より報告された。報告および討議は以下の通り。
- テーマ別に採算性を予測した。リストと企画案例である
- 結果的に赤字になるとしても、各企画で採算が採れるように努力すべきである。
- 一般市民向けについては、自治体主催企画に講師を派遣する、という形態が良い。
- 研究委員会の成果報告も企画できるとよい。
(5)会員アンケート結果について(渡辺理事、資料48-16)
渡辺理事より報告された。報告および討議は以下の通り。
- 小林理事がまとめたものである。116の回答があった。
- アンケート集計図はHP上で公開する。
- 名簿冊子発行についてはふたつに分かれた。
- 電子名簿は継続してほしいという意見が多いということは、冊子は不要と解釈しても良いなのではないか。
- 会員としては別途費用が必要ないので冊子の要不要が分かれたが、別途費用が必要ということになると冊子が必要とする会員は少なくなるのではないか。
- 冊子を実費での注文生産にしてはどうか。ただし、事務局の作業が大変になる。
- 無料で会員全員に配る冊子はとりやめ、注文生産の必要性については検討を続ける。
- メディア委員会で検討したいので、会員アンケート資料の電子ファイルを塩原理事に送る。
(6)論文特集号について(久田副委員長、資料48-17)
久田副委員長より報告され、特集号発行について承認された。
(7)地盤工学会の都市直下地震に関する提言について(安田副会長)
安田副会長より「地盤工学会:首都圏を直下地震から守るために−地盤工学会からの提言−」の紹介があった。
記録担当;坂本
議事録確認
平成18年 月 日
会長 小谷 俊介
平成18年 月 日
総務担当理事
Copyright (C) 2001-2012 Japan Association for Earthquake Engineering. All Rights Reserved.