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トピックス

大阪大学における研究活動上の特定不正行為に関する研究公正委員会調査結果について

2019年3月19日 [トピックス, 事務局からのお知らせ]

日本地震工学会 理事会

2016年熊本地震の観測データに特定不正行為(ねつ造・改ざん)の疑いの申立てがあったことを受け、大阪大学研究公正委員会が行った調査結果がこのたび公表されました。

同委員会において特定不正行為の疑いがあるとして調査対象となった論文の中には、日本地震工学会が発行した論文集の掲載論文(1編)が含まれています。公表された調査結果によりますと、この論文については特定不正行為の疑いは強いものの、聞き取り調査や生データを確認することが叶わなかったため、特定不正行為とは断定できず、「判定留保」とされました。

日本地震工学会では、論文の審査にあたっては「理論、実証、または調査に基づく分析・解析を取りまとめたもので、新規性、独創性、有用性、信頼性、および発展性を有する」ことを求めており、特定不正行為が強く疑われる論文が掲載されたことは、誠に遺憾です。

日本地震工学会としては、同委員会の調査結果の内容を確認するとともに、今後の対応を検討して参ります。

大阪大学の調査結果の詳細については下記のURLを参照してください。
https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2019/03/15_01

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