2011年3月11日14時46分ころ、三陸沖(深さ:24km・暫定)を震源とするマグニチュード9.0(気象庁・暫定)の大地震が発生しました。マグニチュード9.0は国内の最大規模であり、宮城県栗原市では震度7が記録されました。東北地方から関東地方にかけての太平洋沿岸で大きな津波が観測され、多数の被害が発生しています。この未曽有の地震・津波災害に対応するために、日本地震工学会、土木学会、日本建築学会、地盤工学会、日本機械学会の5学会では、「東北地方太平洋沖地震被害調査連絡会」を立ち上げました。
また、本会としては『平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震』のWebsiteを立ち上げました。今後、このサイトを今回地震の Clearinghouse Websiteとしてゆくために、会員の皆様方からの情報提供(被害の情報、調査・研究に係わる情報等の提供)をお待ちします。本会Websiteに情報提供をされる方は、以下の書式によって関連記事を投稿して下さい。なお、ご寄稿された記事は、本会「東北地方太平洋沖地震対応委員会」によって仕分けを行った上で、HPに掲載されます。また、投稿された記事は本会Websiteにおいて公開されることを前提とします。
情報提供について: メールアドレス tohoku.pacific(at)general.jaee.gr.jp に記事をお寄せ下さい((at)を@に変えてください)。その際、件名に”■ (123456)東北記事”の標題をお付け下さい((123456)は本会会員番号)。記事の採否は、本会「東北地方太平洋沖地震対応委員会」の判断によります。
(JAEE東北地方太平洋沖地震対応委員会/電子広報委員会)
(一般社団法人)日本地震工学会会長からのメッセージ
日本地震工学会を代表し、ここに先週3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震において罹災された多くの方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、多くの犠牲者の方々に対しまして心よりの哀悼の意を表します。今回の地震は、その規模に於いて我が国災害史上に於いて最大規模のものであり、被災域が今まで経験したことのない広範囲に及んでおります。地震後4日を経た今日に於いても、まだ被災の全貌が掴めていない状況であります 本会は、会としての目的を地震工学および地震防災に関する学術・技術の進歩発展をはかり、もって地震災害の軽減に貢献することを目的にすえ、諸活動を行うこととなっております。会員諸氏には、本会の設置目的に沿い、先ずは災害に遭われた方々に直接的かつ緊急的に支援のできる罹災された方々をステークホールダーとする活動にご参加戴くことを依頼申し上げます。
(会長 久保哲夫)
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