ホーム津波避難に対する工学的検討手法活用の環境整備に関する研究委員会

津波避難に対する工学的検討手法活用の環境整備に関する研究委員会

委員会設置の背景と目的

2018年に設けられた「大規模津波からの避難における諸課題に対する工学的検討手法およびその活用に関する研究委員会」の成果として、実際の自治体やその傘下の防災組織と協力し研究に必要なデータの収集を行い、それらを用いた避難シミュレーション解析結果を現地に提示することで、津波避難における課題解決の支援を行うことができた。一方で信頼性のあるシミュレーション解析を確立するためには、そのヴァリデーションに必要な基礎データの整備が必須であることが明らかになってきた。
そこで、先の委員会と同様に、津波避難の実態調査、避難シミュレーション、避難対策などの専門分野にかかわる研究者を総合し、これらを横断する形で避難に対する工学的で合理的な検討を行い、その検討結果の実社会での活用を促すことを目的に2020年に本委員会を設立した。

設置期間

2020年4月 ~ 2022年3月

設置期間中の活動計画

避難シミュレーション部会、内水氾濫避難データベース部会、津波避難データベース部会の3部会の体制を作成し、ヴァリデーションデータベースの構築と公開に向けての活動を進める。内水氾濫避難を新たに調査対象に含めることで,避難に関するより広範なデータ収集を試みていることが今回の委員会活動の大きな特徴である.

委員

  • 委員長
    甲斐 芳郎 (J建築検査センター)
  • 幹事長
    佐藤 誠一 (日本工営)
  • 避難シミュレーション部会長
    有川 太郎  (中央大学)
  • 内水氾濫避難データベース部会長
    小山 真紀  (岐阜大学)
  • 津波避難データベース部会長
    仲村 成貴 (日本大学)

議事と資料

第1回 研究委員会 議事録(2020年5月8日)
第2回 研究委員会 議事録(2021年6月7日)
第3回 研究委員会 議事録(2021年9月3日)
第4回 研究委員会 議事録(2022年3月15日)

報告書
「津波避難に対する工学的検討手法活用の環境整備に関する研究」報告書

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