############################################################# # JAEE NEWS No.23 2001/12/21(日本地震工学会ニュースNo.23) # #############################################################
本年も残り少なくなりました.日本地震工学会の設立総会から1年を経過し,年次大会(第1回地震工学研究発表・討論会)も成功裏に開催され,順調に船出することが出来たと存じます.会員の皆様のお力添えに感謝いたします.本年1年間の主な本会関連の記事と被害地震を記してみました.
2001年01月01日:日本地震工学会発足 13日:エルサルバドル地震(Mw7.6,死者680名以上) 26日:インド西部地震(Mw7.6,死者14,240名以上) 02月13日:エルサルバドル(Ms6.5,死者280名以上) 28日:ワシントン州(米国)の地震(Mw6.8,死者1名) 03月24日:芸予地震(Mj6.4,死者2名,負傷者256名, 全壊家屋32棟:消防庁発表) 27日:本会のホームページの運用開始 05月21日:日本地震工学会第1回総会 29日:「エルサルバドル地震・インド西部地震」講演会(本会主催) 06月01日:会長の交代(青山博之初代会長から岡田恒男会長に) 23日:ペルー南部の地震(Mw8.2,死者81名) 11月28-30日:第1回地震工学研究発表・討論会(本会第1回年次大会) *Mwは地震研究所の発表による
来年早々に開催される本会の講演会(再掲)・シンポジウムをご案内します. ******************************************* 「兵庫県南部地震以降の地震防災」 −何が変わったか、これから何が必要なのか− ******************************************* 多大な被害を引き起こした1995年1月17日の兵庫県南部地震での経験を踏まえて、様々な地震防災技術の開発・導入が進められています。本講演会では、その現状と将来について、地震学・地震工学の各分野で活躍されている講師に解説していただきます。各分野における地震防災技術のstate of art, state of practice と今後の動向を横断的に把握できる絶好の機会ですので、奮ってご参加いただきますようご案内申し上げます。 なお,今回は講演後に京都大学の地震工学研究施設の見学会も行いますので,こちらもご参加下さい。 1. 日時 2002年1月25日(金) 13:30〜17:00 2. 会場 京都大学土木総合館155号室 3. プログラム 13:30-13:40 開会挨拶 13:40-14:40 講演1:土岐憲三 14:50-15:50 講演2:入倉孝次郎 16:00-17:00 講演3:中島正愛 17:00-17:30 京都大学の地震工学研究施設の見学 主催 日本地震工学会 後援 震災予防協会、地盤工学会、土木学会、日本機械学会、日本建築学会、日本地震学会、日本建築構造技術者協会 定員 200名 参加費 会員 3,000円、学生会員 1,000円、後援団体会員 4,000円、 非会員 5,000円(資料代含む) 申込要領 氏名、勤務先・同住所・同電話番号、日本地震工学会の正会員・学生会員・非会員の別を明記して電子メール(利用できない場合はFaxも可)でお送りください。会費は当日受付にてお支払いください。 1. 申込み先 :日本地震工学会事務局 e-mail: office@general.jaee.gr.jp Tel: 03-5730-2831, Fax: 03-3457-7076 2. 問合わせ先:京都大学 清野純史 e-mail: kiyono@quake.kuciv.kyoto-u.ac.jp Tel: 075-753-5132, Fax: 075-762-2005
******************************************** 国土セイフティネットシンポジウム −広域リアルタイム地震ネット構築へ向けて− ******************************************** 主 催 日本地震工学会 リアルタイム地震情報利用協議会設立準備会 後 援(予定)内閣府、防災科学技術研究所、気象庁、震災予防協会、 日本建築学会、地震予知総合研究振興会、土木学会、地盤工学会、日本地震学会 日 時 平成14年2月14日(木)10:00〜17:30 場 所 パシフィコ横浜 定 員 300名 先着順 参加費 資料代込(1,000円) 趣 旨 整備が進められているリアルタイム地震情報システムを通じて自治体等が結びつき、地震に対する国土セイフティネットを作り上げる可能性が見えてきている。また、このシステムは公共機関や民間企業にとっても、震前対策や危機管理・緊急対応を検討する上で役に立つ。地震情報システムの今後のあり方や、具体的な利用、その開発に関して現状を踏まえつつ、新たなセイフティネット構築に向けての提案とディスカッションを行う。 内 容 開会挨拶 10:00−10:10 片山恒雄(防災科学技術研究所理事長) 基調講演 10:10−12:10 「新しい時代の危機管理について」志方俊之(帝京大学法学部教授) 「リアルタイム地震学の進展と課題」菊地正幸(東京大学地震研究所教授) リアルタイム地震情報技術の最前線 13:30−15:35 「東京ガスの超高密度リアルタイム地震情報システムの現状と今後の課題」 清水善久(東京ガス) 「カリフォルニアにおけるリアルタイム地震情報システム−CUBEとTriNet−」 "Realtime Seismic Information Systems in California:CUBE and TriNet" ジェームス森(京都大学防災研究所) 「リアルタイム地震情報の多角的活用に向けて」藤縄幸雄(防災科学技術研究所) 「気象庁におけるナウキャスト地震情報への取り組み」 横田 崇(気象庁総務部企画課) 「震源近傍域での効果的な活用に向けて」 岩田孝仁(静岡県防災局) パネルディスカッション:セイフティネット構築へ向けて 15:50−17:30 座長:片山恒雄(防災科学技術研究所) 最前線の話題提供者の方とともに、下記の方が参加 布村明彦(内閣府参事官:地震・火山対策担当) 齋藤英明(東京電力・電力技術研究所) 芦谷公稔(鉄道総合技術研究所防災技術研究部) 谷原和憲(日本テレビ報道局) 堀宗朗(東京大学地震研究所) 申込方法:氏名・勤務先・同住所・同電話番号、日本地震工学会の正会員・学生会員・非会員の別を明記して電子メール(利用できない場合はFaxも可)でお送りください。会費は当日受付にてお支払い下さい。 申込先:日本地震工学会事務局 e-mail:office@general.jaee.gr.jp TEL:5730-2831、 FAX:03-3457-7076 問合せ先:東京電機大学 安田 進 e-mail:yasuda@g.dendai.ac.jp TEL:0492-96-2911、FAX:0492-96-6501
行事予定(関連学協会を含む) 平成14年1月15-16日 第2回ダンピングシンポジウム(日本機械学会) 平成14年1月25日(金) 講演会「兵庫県南部地震以降の地震防災」(本会主催) 平成14年2月14日(木) 国土セイフティネットシンポジウム(本会主催) −広域リアルタイム地震ネット構築へ向けて− 平成14年2月15日(金)「東海地震を考える」(震災予防協会) 平成14年2月26日(月)第3回 地震災害マネジメントセミナー(土木学会) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― JAEE NEWSのバックナンバーは広報委員会のページ(http://news.jaee.gr.jp/)で御覧いただけます. JAEE NEWSへのお問い合わせ・ご意見は admin-n@news.jaee.gr.jp にお寄せください。 ____________________________________ 入会・資料等の問い合わせは事務局(office@general.jaee.gr.jp, 電話:03−5730−2831)にお寄せください。 |