JAEE NEWS No.24 |
############################################################# # JAEE NEWS No.24 2002/01/02(日本地震工学会ニュースNo.24) # ############################################################# 2002年1月1日 新年のご挨拶 日本地震工学会 会長 芝浦工業大学 教授 岡 田 恒 男
明けましておめでとうございます。 2001年1月に発足した日本地震工学会もお陰さまで満1歳の誕生日を迎えることが出来ました。本会の年次大会と位置付けられる第1回日本地震工学研究発表討論会も、特別招待の台湾Loh教授、トルコ共和国Gulkan教授、米国Spencer教授を含め550人を超える参加者を得て大変盛会でした。開会式での小職の挨拶の要旨を以下に転載いたし新年のご挨拶といたします。今年もよろしくお願いいたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー第1回日本地震工学研究発表討論会(2001年11月28日−30日) 会長挨拶 日本地震工学会会長 岡田恒男
青山博之会長の後を受けて本年6月より1年間、日本地震工学会の会長職をお引き受けしています岡田恒男であります。1月に設立された本会の活動もやっと軌道に乗り、事業を展開できる状況になりました。現在、個人会員は学生会員も含めて1,467名、法人会員41社となりました。本格的な活動の一つが、日本学術会議地震工学専門委員会との共催により本日から3日間の日程で開催される第1回日本地震工学研究発表討論会であります。このような記念すべき研究発表討論会の開会式におきまして開会のご挨拶をする機会を得ましたことは光栄の至りであります。 まず、共催および会場の使用に関し便宜を図っていただいた日本学術会議、地震工学専門委員会、ならびに委員長の中村恒善先生に感謝申し上げます。発足したばかりの学会のこのような大会にどの程度ご参加いただけるか、心配なしとはしませんでしたが、お陰で、特別講演5編、一般講演320編の研究が発表される予定であります。会員皆様のご協力に感謝すると共に、家村和浩先生を委員長とする実行委員会委員の方々のご努力に敬意を表したいと思います。 私は、先に日本地震工学ニュースにおきまして、日本地震工学会を「地震工学の先端研究・技術の振興、融合、普及の場」と定義し、しなければならないこと、出来ること、を着実に進めたいと申し上げました。先端研究・技術の振興には、狭義の先端技術のみならず地震防災の現場の最先端で直面する技術も含め、融合には、土木、建築、地震、地盤、機械各分野の融合のみならず研究分野と現場の融合も含め、普及には、研究成果の現場への普及のみならず現場の問題を研究へ反映させることも含めたいと願っています。 本日から3日間開催される研究発表討論会が「地震工学の先端研究・技術の振興、融合、普及」の前進に寄与することを信じ開会の挨拶といたします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (年次大会の様子を京都大学の高橋良和先生にご提供いただきました.添付ファイルにしてあります.広報委員会))
行事予定(関連学協会を含む) 平成14年1月15-16日 第2回ダンピングシンポジウム(日本機械学会) 平成14年1月25日 (金) 講演会「兵庫県南部地震以降の地震防災」(本会主催) 平成14年2月14日(木) 国土セイフティネットシンポジウム(本会主催) −広域リアルタイム地震ネット構築へ向けて− 平成14年2月15日(金)「東海地震を考える」(震災予防協会) 平成14年2月26日(火) 第3回 地震災害マネジメントセミナー(土木学会)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――― JAEE NEWSのバックナンバーは広報委員会のページ(http://news.jaee.gr.jp/)で御覧いただけます. JAEE NEWSへのお問い合わせ・ご意見は admin-n@news.jaee.gr.jp にお寄せください。 ____________________________________ 入会・資料等の問い合わせは事務局(office@general.jaee.gr.jp, 電話:03−5730−2831)にお寄せください。
|