JAEE NEWS No.46

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# JAEE NEWS No.46 2002/12/15 日本地震工学会ニュース No.46  #

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今年も残すところあと半月となりました。世界では2月にトルコ、3月に台湾、6月にイラン、10月にイタリアで地震があり、多くの死傷者を出しました(http://www.jaee.gr.jp/index_j.html)。幸い我が国では、今年は大きな被害を伴った地震はありませんでした。来年も平穏な年であればいいのですが・・・。会員の皆様が良いお年をお迎えになりますよう心からお祈り申しあげます。なお、本ニュースも次回はお正月休みとさせていただき、1月15日号で、お目にかかる予定です。

 

1. 日本地震工学会

○学会ホームページに地震工学関連機関のリンク集が誕生

日本地震工学会では会員の方々の便宜をはかるために、ホームページに地震工学関連機関のリンク集を作成いたしました。

ホームページ(http://www.jaee.gr.jp/index_j.html)のお知らせ覧からお入り下さい。本リンク集は英文ページにもあり、現在IAEEですすめられている世界の地震工学関連サイトのネットワーク化(WEELプロジェクト)の一環でもあります。

 

○震災対策技術展2003 講演会「地震調査研究の地震防災への活用」

活断層調査・地盤構造調査は地震防災にどう活かされたか?

 

主 催:日本地震工学会 共 催:(社)日本地震学会

日 時:平成15年1月31日(金) 13:00〜16:30

場 所:神戸国際展示場

定 員:180名

参加費:1,000円(資料代込)

 

プログラム

13:00〜13:05 挨拶:中原光春(日本地震工学会理事)

セッション1 司会:五十嵐晃(京都大学大学院工学研究科助教授)

13:05〜13:30 室崎益輝(神戸大学都市安全研究センター教授)

「地震被害想定の有効性と限界性・・阪神・淡路大震災の前と後」

13:30〜13:55 中川信夫(京都市消防局防災対策室課長)

「活断層・地下構造調査の成果を市民の眼に」

13:55〜14:20 関口春子(産業技術総合研究所活断層研究センター)

「上町断層系、生駒断層系の強震動予測」

14:20〜14:30 休憩

セッション2 司会:酒井久和(地震防災フロンティア研究センター)

14:30〜14:55 福和伸夫(名古屋大学大学院環境学研究科教授)

「地域協働による濃尾平野の強震動評価」

14:55〜15:20 堀家正則(大阪工業大学工学部建築学科助教授)

「地盤構造調査によって明らかになったことと今後の展開」

15:20〜15:30 休憩

15:30〜16:25 パネルディスカッション(パネラー:講演者)

司会:林 康裕(京都大学防災研究所助教授)

   香川敬生(地域地盤環境研究所)

16:25〜16:30 挨拶:林 康裕(前掲)

 

申込方法:氏名、勤務先・住所・電話番号、日本地震工学会の会員・

非会員の別を明記して電子メール(Faxも可)でお送りください。

参加費は当日受付にて。

申込み先・問合せ先:日本地震工学会事務局

e-mail: office@general.jaee.gr.jp, Fax: 03-3457-7076, Tel: 03-5730-2831

http://www.jaee.gr.jp/index_j.html

 

○2004年8月1〜6日に13回の世界地震工学会議がカナダのバンクーバーで開催されます。

当会ホームページにリンクを張りました。ご活用下さい。

http://www.jaee.gr.jp/index_j.html

 

2.国内シンポジウム講演会

 

○「防災に関する研究開発のあり方」に関するシンポジューム

―防災研究フォーラムの立ち上げー

 

主催:京都大学防災研究所,東京大学地震研究所,独立行政法人防災科学技術研究所

日時: 平成14年12月25日(水)13:00〜18:00

場所: 東京大学地震研究所 第1会議室

 

話題提供:

1)科学技術学術審議会「防災分野の研究開発に関する委員会」主査 岡田恒男 氏

(芝浦工大教授)

2)地震予知研究協議会企画部部長 平田 直 氏(東大地震研教授)

3)火山噴火予知研究協議会幹事 中田節也 氏(東大地震研教授)

4)自然災害研究協議会議長 佐々恭二 氏(京大防災研教授)

5)地震調査推進本部政策委員会地震調査計画部会長 長谷川 昭(東北大教授)

6)21世紀COE「災害科学研究」拠点リーダー 河田恵昭 氏(京大防災研教授)

7)横浜市 阿部 進 氏(総務局危機管理対策室長)

8)兵庫県防災監 青砥謙一 氏

9)朝日新聞編集委員 泊 次郎 氏

10)NHK解説委員 藤吉洋一郎 氏(大妻女子大教授)

 

○北淡活断層シンポジウム2003

「21世紀の海溝型巨大地震を探る」

主催:北淡活断層シンポジウム実行委員会(委員長:加藤茂弘,事務局幹事:

   川吉知子)

共催:活断層研究会,兵庫県立人と自然の博物館,兵庫県教育委員会

   埋蔵文化財調査事務所

日時:2003年1月16日(木曜日)午後1時から1月17日(金曜日)午後1時20分

場所:兵庫県津名郡北淡町・震災記念公園セミナーハウス

 

http://unit.aist.go.jp/actfault/katsudo/hokudan.html

 

 

3.国際シンポジウム

 

○第23回IUGG総会 札幌大会「この惑星(ほし)の今」−未来への挑戦−

2003年6月30日から7月11日にかけて、札幌市で第23回IUGG総会(国際測地学・地球物理学連合)が開催されます。現在セカンドサーキュラーが発行され、講演登録申し込みも開始されており、一部学会を除いて締めきりの2003年1月30日まで、オンラインにて登録が行えます。IUGG総会は地球科学に関係する最大の国際会議で、4年に1回世界各地で開かれています。本大会はアジアで初めて開催される大会です。

 

開催期間:2003年6月30日〜7月11日

開催地:札幌市(ロイトン札幌、厚生年金会館、札幌市教育文化会館、

札幌メディアパーク)

主催:日本学術会議、日本測地学会、(社)日本地震学会、日本火山学会、(社)日本気象学会、地球電磁気・地球惑星圏学会、水文・水資源学会、日本水文科学会、(社)日本雪氷学会、日本海洋学会、日本惑星科学会、日本陸水学会、日本地球化学会、(社)土木学会、日本地下水学会、日本温泉科学会、(社)砂防学会、日本地球化学会

後援:文部科学省、経済産業省、国土交通省、環境省、札幌市、北海道、日本経済団体連合会、海洋科学技術センター

協力:国際観光振興会

 

開催までの流れ

2002.4 セカンドサーキュラー配布、Call for Papers開始

2002.9 サードサーキュラー配布

2003.1 講演要旨受付締切

2003.2 参加登録締切

 

お問い合わせはこちらへ

IUGG2003事務局

〒237-0061 横須賀市夏島町2-15 海洋科学技術センター 深海研究部内

メールによる問い合わせ先:iugg_service@jamstec.go.jp

ホームページ:http://www.jamstec.go.jp/jamstec-e/iugg/

 

○EERIの第55回の年次大会が開催されます。

”Earthquake Planning in a Region of Infrequent Seismicity"

2003年2月5日−8日 オレゴン州ポートランドです。詳しい事は以下を参照下さい。

http://www.eeri.org/news/Meetings/eerimeet.html

 

○SSA (米国地震学会)の年次大会が開催されます。

2003年4月30日−5月2日 Caribe Hilton, San Juan, Puerto Rico.

http://www.seismosoc.org/meetings/

 

○SSA(米国地震学会)の関連会議予定が以下のサイトで見られます。

http://www.seismosoc.org/meetings/meeting_cal.html

 

4. 国の地震防災関連情報

 

○地震調査研究推進本部による2002/12/11「富山県の砺波平野断層帯・呉羽山断層帯の長期評価」

が12月11日に発表されています。

http://www.jishin.go.jp/main/index.html

 

5. 行事予定(関連学協会を含む)

 

2002年

 12月25日「防災に関する研究開発のあり方」に関するシンポジューム

      東大地震研究所

2003年

 1月15日 地震防災フォーラム’02−来るべき東南海・南海地震に備えて

         (主催 :関震協)

       E-Mail:matusaka@geor.or.jp,FAX:06-6578-6254

 1月22−24日 第6回SEGJ国際シンポジウム−Imaging Technology

         (主催:物理探査学会,会場:日本大学会館)

      (http://www.segj.org/committee/sympo/is6/)

 1月28〜30日 第52回理論応用力学講演会(日本学術会議)

      (http://www.jsme.or.jp/nctam/)

 1月30-31日 第7回震災対策技術展(神戸)講演会(日本地震工学会)

      (http://www.jaee.gr.jp/index_j.html)

2月5-8日 EERI Annual Meeting, Portland, Oregon, USA

(http://www.eeri.org/news/Meetings/eerimeet.html)

 2月6日  第19回震災予防協会講演会(office@aedp-jp.com)

        火山国,日本に生きる−意外に身近な火山災害―

 2月7日  第20回震災予防協会講演会(office@aedp-jp.com)

        関東大地震から80年―首都圏の地震を考える―

 2月8日 「強震動予測―その基礎と応用」第2回講習会(日本地震学会)

 4月30日−5月2日  SSA (米国地震学会)の年次大会

      (http://www.seismosoc.org/meetings/)

5月12-14日 Fourth International Conference on Seismology and Earthquake

Engineering (SEE4)", Tehran

(http://www.iiees.ac.ir/see4/for_f.html)

 6月30日〜7月11日 第23回IUGG総会 札幌大会

      (http://www.13WCEE.com)

 

*学会の事務局業務は、お正月に伴い12月27日から1月5日までお休みいたします。

*ニュースは1月15日(No.47)から再開します。

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