JAEE NEWS No.48

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# JAEE NEWS No.48 2003/2/1 日本地震工学会ニュース No.48   #

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1995年1月17日の阪神淡路大震災から8年が過ぎました。多くの地震工学者にとっては一生忘れることのできない大事件でしたが、社会的には風化しつつあるようです。昨年、大学の新入生に震災の話をしたところ、「そう言えば小学生の時、そういう事件があった・・・」と言われショックを受けました。1月16日の朝日新聞朝刊によると、全国の学校など公共施設の半数に耐震性に疑問ありとの結果が報じられています。震災で大問題になった古い木造住宅などは、多くの地域で手付かず状態です。まだまだ我々のやらねばならない仕事は多そうです・・・

 

1. 日本地震工学会

(1) コラムを更新しました.

「ビルディング技術の進歩に関する国際会議 出席報告」

鹿島建設株式会社小堀研究室・倉田成人 氏

詳細は、http://news.jaee.gr.jp/users/column/index.html、まで

(2) 2003年メキシコ・コリマ州地震の関連情報

2003年1月21日,メキシコ・コリマ州で地震が発生しました。USGSの速報によるとMwは7.8と推定され、多くの建物の全・半壊が報告されています。詳しくは、下記の地震災害情報を参照ください。

http://www.jaee.gr.jp/index_j.html

(3) シンポジウムの主催

第2回 国土セイフティネットシンポジウム(震災対策技術展行事)

−広域・高密度リアルタイム地震ネット構築へ向けて

主 催:日本地震工学会,リアルタイム地震情報利用協議会

日 時:平成15年2月7日

会 場:パシフィコ横浜・アネックスホール 

所在地:横浜市西区みなとみらい1丁目1番1号

プログラム

司 会:大保直人(鹿島建設(株)技術研究所 上席研究員)

10:00〜10:05 開会挨拶

片山恒雄 (独立行政法人 防災科学技術研究所 理事長)

基調講演

10:05〜10:35 最近の地震と地震学の動向

平田 直 (東京大学 地震研究所 教授)

最近のリアルタイム地震防災の動向

10:35〜10:50 防災対策と地震情報

布村明彦 (内閣府 参事官)

10:50〜11:10 リアルタイム地震情報の多角的活用(2)

藤縄幸雄 (独立行政法人 防災科学技術研究所 特定プロジェクトセンター  プロジェクトディレクター)

11:10〜11:30 気象庁におけるナウキャスト地震情報の提供とその活用について

横田 崇 (気象庁 地震火山部 地震情報企画官)

11:30〜11:45 次世代型地震防災マニュアルの提案

目黒公郎 (東京大学 生産技術研究所 助教授)

11:45〜12:00 大都市大震災軽減化特別プロジェクトの概要

後藤洋三 (独立行政法人 防災科学技術研究所 地震防災フロンティア研究センター 副センター長)

参加費:1,000円  参加費(資料代含む)は、当日、受付でお支払下さい。

申込方法:参加希望の方は、参加者氏名、所属(参加者複数の場合は代表者)、電話番号、住所を明記(書式自由)して、FAXまたはメールでお申し込みください。なお、参加券は、メールでお申し込みの方にはメールで、FAXの方にはFAXでお届けします。

申込先:リアルタイム地震情報利用協議会 大保まで

(鹿島建設(株)技術研究所内)

電話:0424-89-7296  FAX:0424-89-7116  E-Mail:ohbo@kajima.com

2.国内シンポジウム・講演会等の案内

(1)第19回震災予防協会講演会(震災対策技術展行事)

火山国,日本に生きる−意外に身近な火山災害―

主 催:(財)震災予防協会/日本火山学会

日 時:平成15年2月6日(木)

会 場:横浜パシフィコ・アネックスホール

問い合わせ申込先:〒108−0014 東京都港区芝5丁目26番20号,建築会館

   (FAX:03−3457−7076, TEL:03−3457−7453)

   (Mail :office@aedp-jp.com)                  

詳細は前回ニュースまたはhttp://www.exhibitiontech.com/etec/ で

 

(2)第20回震災予防協会講演会(震災対策技術展行事)

関東大震災から80年―首都圏の地震を考える―

主 催:(財)震災予防協会

日 時:平成15年2月7日(金)

会 場:横浜パシフィコ・アネックスホール

問い合わせ申込先:〒108−0014 東京都港区芝5丁目26番20号,建築会館

 (FAX:03−3457−7076, TEL:03−3457−7453)

 (Mail :office@aedp-jp.com)   

詳細は前回ニュースまたはhttp://www.exhibitiontech.com/etec/ で

 

(3) 平成14年度・地震動予測地図ワークショップ案内

−地震調査研究と地震防災工学・社会科学との連携−

主 催:文部科学省 共 催:独立行政法人防災科学技術研究所

日 時:平成15年3月26日(水) 10:30〜17:00

場 所:コクヨホール

(東京都港区港南町1-8-35 Tel 03-3450-3712)

    

<プログラム> 10:30〜17:00

I部 講演

[午前の部] 10:30〜12:00

・文部科学省研究開発局地震調査研究課長あいさつと地震調査研究推進本部の概要説明

・内陸活断層および海溝型の地震の長期予測について  

島崎 邦彦(東京大学・地震調査委員会長期評価部会長)

・地震動予測地図における強震動評価について

入倉孝次郎(京都大学・地震調査委員会強震動評価部会長)

[午後の部] 13:00〜14:30

・確率論的地震動予測地図(試作版)について

 (文部科学省研究開発局地震調査研究課)

・地震動予測地図の工学利用について    

亀田弘行(防災科研地震防災フロンティア研究センター)

・防災科研における地震動予測地図作成手法の研究について     

藤原広行(防災科研)

II部  パネルディスカッション 15:00〜17:00

 「地震動予測地図の活用に向けて」

コーディネータ:中川和之(時事通信社)

パネリスト:講演者の島崎、入倉、藤原、亀田、

廣井脩(東大社会情報研究所・政策委員会成果を社会に活かす部会長)、

石川裕(清水建設)、大門文男(損害保険料率算出機構) ほか

参加費:無料

定 員:200名

参加申込方法:氏名,住所,電話(FAX)番号,勤務先を記入し,はがき又はFAXで下記へお申し込み下さい.折り返し参加票をお送りいたします.

(応募期間 2月25日(火)〜3月14日(金))

申込先:〒101-0064 東京都千代田区猿楽町1-5-18 千代田本社ビル5階

 (財)地震予知総合研究振興会 地震調査研究センター 連携WS係 

TEL:03-3295-1501 FAX:03-3295-1507

内容についての問合せ先:文部科学省研究開発局地震調査研究課(担当先) 

TEL:03-5253-4138

(3) 地球惑星科学関連学会2003年合同大会

上記合同大会が開催されます。奮ってご参加お願い致します。

会期 2003年5月26日(月)−29日(木)

会場 幕張メッセ 国際会議場

詳細は以下のページを参照してください。

http://www.epsu.jp/jmoo2003/

 

3. 国際シンポジウム

○ 2004年8月1〜6日に第13回の世界地震工学会議がカナダのバンクーバーで開催されます。当会ホームページにリンクを張りました。ご活用下さい。なお、アブストラクトの投稿締め切りは本年5月31日です。ご注意下さい。

http://www.jaee.gr.jp/index_j.html

○ 第23回IUGG総会 札幌大会「この惑星(ほし)の今」−未来への挑戦−

開催期間:2003年6月30日〜7月11日

開催地:札幌市(ロイトン札幌、厚生年金会館、札幌市教育文化会館、札幌メディアパーク)

お問い合わせはこちらへ

IUGG2003事務局

〒237-0061 横須賀市夏島町2-15 海洋科学技術センター 深海研究部内

メールによる問い合わせ先:iugg_service@jamstec.go.jp

ホームページ:http://www.jamstec.go.jp/jamstec-e/iugg/

 

○First International Conference on Structural Health Monitoring and Intelligent Infrastructure

土木学会のホール(東京)で2003年11月13日から15日に行われます。

詳しいことは以下をご参照下さい。

http://www.civil.ibaraki.ac.jp/shmii/

なお3月15日がアブストラクトの締め切りです。

4. 国の地震防災関連情報

○中央防災会議「地震防災施設の現状に関する全国調査(最終報告)について 」

(平成15年1月15日公表)

上記、朝日新聞で紹介されていた地震防災施設の現状に関する調査報告書が公開されています。

http://www.bousai.go.jp/oshirase/h15/030115shisetu.html

○中央防災会議「東海地震対策専門調査会」(平成14年1月9日)

被害想定と経済的評価などが公表されています。

http://www.bousai.go.jp/index.html

 

5.その他情報

○横浜市立大学理学部地震研究センター教員公募要綱

横浜市立大学理学部地震研究センターは、横浜市高密度強震計ネットワークの観測センターとして、地震動情報の解析等を行っています。今回、センターの管理、運営に携わると同時に研究も行い、加えて理学部・大学院総合理学研究科における教育の一部を担当して頂く、教員を公募しています。

職  名:助教授 1名

専門分野:地震学、地震工学

応募条件:博士の学位を有すること

担当教育:理学部における情報・地学関連の講義,地学実習の一部および大学院における専門科目の講義を担当していただきます。

着任時期:平成15年4月以降なるべく早い時期を希望

提出書類:履歴書

     研究業績目録(著書、査読のある原著論文、総説等に区分する。

口頭発表は不要です。)

     主要論文(5篇程度)の別刷り、ないしはコピー

     これまでの研究成果の概要と今後の研究の抱負(A4 版3枚程度)

     応募者に関する問い合わせが可能な方2名の名前とその連絡先

締め切り:平成15年2月28日(消印有効)

応募書類提出先:〒236-0027横浜市金沢区瀬戸22−2

     横浜市立大学理学部 理学部長 馬来国弼 宛

     封筒の表に「地震研究センター教員応募書類」と朱書し、簡易書留

     にて送付してください。

問い合わせ先:横浜市立大学理学部 木下繁夫

     電話/FAX:045-787-2182

     e-mail:kkk001@yokohama-cu.ac.jp

そ の 他:横浜市立大学および理学部地震研究センターに関しては、本大学のホーム

ページ:http://www.yokohama-cu.ac.jp/をご覧下さい。

○インド地震工学会(Indian Society of Earthquake Technology)では強震観測に関する賞としてTrifunac賞を設けております。現在その候補者を募集しております

(締切りは2月15日)。

詳しくはhttp://www.nicee.org/NICEE/News/ISET_award.htmlをご覧ください。

 

7. 行事予定(関連学協会を含む)

2003年

2月5-8日 EERI Annual Meeting, Portland, Oregon, USA

(http://www.eeri.org/news/Meetings/eerimeet.html)

 2月6日  第19回震災予防協会講演会(office@aedp-jp.com)

        火山国,日本に生きる−意外に身近な火山災害―

 2月7日  第2回 国土セイフティネットシンポジウム(ohbo@kajima.com)

 2月7日  第20回震災予防協会講演会(office@aedp-jp.com)

        関東大地震から80年―首都圏の地震を考える―

 2月8日 「強震動予測―その基礎と応用」第2回講習会(日本地震学会)

 4月30日−5月2日  SSA (米国地震学会)の年次大会

      (http://www.seismosoc.org/meetings/)

5月12-14日 Fourth International Conference on Seismology and Earthquake

Engineering (SEE4)", Tehran

 (http://www.iiees.ac.ir/see4/for_f.html)

 5月26-29日 地球惑星科学関連学会2003年合同大会

      (http://www.epsu.jp/jmoo2003/ )

 6月30日-7月11日 第23回IUGG総会 札幌大会

      (http://www.13WCEE.com)

 11月13日-11月15日 First International Conference on Structural Health

Monitoring and Intelligent Infrastructure

(http://www.civil.ibaraki.ac.jp/shmii/)

 

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