JAEE NEWS No.54 |
############################################################ # JAEE NEWS No.54 2003/5/01 日本地震工学会ニュース No.54 # ############################################################
中央防災会議で検討された想定東海地震に係る地震動が公開されるようです(「3. 国の地震防災関連情報」)。一方、文部省の地震調査研究推進本部による活断層などのシナリオ地震の地震動も今後公開が予定されています。これらの地震動は地震学的な見地から、ある仮定のもとで作成された一例であり、設計用入力地震動を前提として作られている訳ではありません。今後は地震工学に関わる研究者や設計者は強震動予測に関する深い知見が要求されてきます。地震学から耐震工学まで広い分野を包含する本学会に期待される役割は、ますます大きくなりそうです。
1.日本地震工学会関連のニュース ○日本地震工学会・年次大会のお知らせ 前号でお知らせしましたように、「日本地震工学会大会―2003」を本年11月11日(火)−13日(木)に慶應大学理工学部・矢上キャンパスにて開催する予定です。一般発表およびオーガナイズドセッションテーマを募集いたしますので、多数の皆様方が参加されますとともに、活発な発表・討論を期待いたします。 http://news.jaee.gr.jp/2003nenji.html
○地震工学ニューズレター Vol.3 No.2 が発行されました。 目次は以下の通りです。詳細は下のページからご覧ください。 01 JAEEの活動が順調に展開されるように ■目黒 公郎 08 創立10周年を迎える日本免震構造協会の活動概況 ■可児 長英 13 編集後記 http://magazine.jaee.gr.jp/Vol3No2/Vol3No2.Index.htm
○窿jースふたたび −EGS・AGU・EUG合同会議参加報告− コラムに明星大学理工学部の年縄 巧氏による記事が掲載されました。詳細は以下のページからご覧ください。 http://news.jaee.gr.jp/users/column/index.html
○第13回世界地震工学会議のお知らせ 13WCEEが、2004年8月1〜6日にカナダ・バンクーバーにてが開催されます。 アブストラクトの締切りは、本年の5月31日ですので、お忘れなく。
2.国内シンポジウム ○第4回地震防災技術懇話会 <主催>土木学会 日時 6月10日(火)、16:00〜18:00 場所 土木会館講堂(東京都新宿区四谷一丁目無番地) 内容 講演「常時微動から強震動へ」 −研究の思い出話、こぼれ話− 元東京大学地震研究所 強震計観測センター長 田中貞二先生 *90分程度の講演終了後、懇話会を行います。 定員 70名 参加費 土木学会正会員2,000円 非会員2,500円 学生500円 申込方法 土木学会HPよりお申込みください。 http://www.jsce.or.jp/event/active/ 申込確認後、10日前後で折り返し「参加券」等をお送りいたします 申込締切日 5月30日(金)(必着) 問合先 土木学会事務局研究事業課 飯野 TEL.03-3355-3559
3.国際シンポジウム ○「第3回地盤耐震工学国際会議 International Conference on Earthquake Geotechnical Engineering 」と「第11回土の動力学と地震工学国際会議International Conference on Soil Dynamics & Earthquake Engineering 」の合同会議 2004年(平成16年)1月7日から9日、カリフォルニア大学バークレー校論文概要の申し込みは、電子メールで平成15年5月1日までです。御注意下さい。 詳細は、http://www.sdee-ege.orgで。
○スコピエ地震40周年ヨーロッパ地震工学会議(SE 40EEE) 2003年8月26−29日 マケドニア共和国(ギリシアの北隣)、スコピエ市とオーリッド 主催:聖キリル・メソディウス大学地震工学/応用地震学研究所(IZIIS) 2003年 5月15日 e-mailによる論文投稿締めきり、12ポイントA4で8ページ。 6月15日 投稿論文審査の上、採否の通知 詳細は、http://www.iziis.ukim.edu.mk/SE-40EEE または メールで、Mrs. Vesna Kitanovska (vesna@pluto.iziis.ukim.edu.mk)
4. 国の地震防災関連情報
○文部科学省の学校施設の耐震化推進に関する調査研究協力者会議は、既存学校施設の耐震化推進に係る基本方針として、倒壊又は大破する恐れのある学校施設の優先的な耐震化対策の推進などを盛り込んだ報告書をまとめました。(平成15年4月15日) http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/
○中央防災会議「東海地震に関する専門調査会」及び「東海地震対策専門調査会」において検討された想定東海地震に係る地震動等のデータ(1kmメッシュ単位の数値データ)が公開されています。詳細は以下のページをご覧ください。 http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/tou-tai/data/index.html
5.職員公募
○産業技術総合研究所 活断層研究センター 地震被害予測研究チーム ・応募番号:地質−7 ・採用種別:若手任期付研究員 ・応募締切日:平成15年6月6日(金) ・採用予定時期:平成16年4月1日 ・任期:5年(平成21年3月31日まで) ・問い合わせ先:TEL029-861-3640 ・募集概要: 地震災害予測に関連して,活断層周辺での特徴的被害予測,地表付近の非線形応答,表層地質と地盤特性などを研究対象として,地震工学・地盤工学と地質学の融合を目指す研究者を募集する. http://www.aist.go.jp/aist_j/employment/employment.html
○防災科学技術研究所 地震防災フロンティア研究センター(EDM) 災害情報システムチーム ・採用種別: 任期付き常勤研究員 ・任期: 2年ないし3年間 ・募集人数: 若干名 ・雇用形態: (1) 防災科学技術研究所の契約研究員,あるいは(2) 企業等からの出向 ・勤務地: 神戸市中央区脇浜海岸通 1-5-2 ひと未来館4階 ・応募締切日: 平成15年5月31日 ・採用予定時期: 採用決定後できるだけ早い時期 ・問い合わせ先: yamazaki@edm.bosai.go.jp ・募集する研究内容: 1.レーザー観測データ等のリモートセンシングデータ解析および3次元データ処理 やGIS解析等を応用した防災研究 2.高分解能衛星等のデータを用いた都市モデルの構築や災害把握に関する研究 3.GPS観測や強震観測データの処理による地盤や構造物の変位モニタリングシステ ムに関する研究 詳しくは以下のホームページ参照. http://www.edm.bosai.go.jp/recruit/team2.html
6. 行事予定(関連学協会を含む)
2003年 4月22日 防災科学技術研究所第2回成果発表会(http://kiban-web.bosai.go.jp/kouryu/)
4月30−5月2日 SSA (米国地震学会)の年次大会(http://www.seismosoc.org/meetings/)
5月12-14日 Fourth International Conference on Seismology and Earthquake Engineering (SEE4)", Tehran(http://www.iiees.ac.ir/see4/for_f.html)
5月26-29日 地球惑星科学関連学会 2003年合同大会(http://www.epsu.jp/jmoo2003/ )
6月30-7月11日 第23回IUGG総会 札幌大会(http://www.13WCEE.com)
7月20-24日 ASME(米国機械学会) Pressure Vessels and Piping Division Conference,Cleveland(http://www.asme.org/events/pvp03/index.htm)
8月26日-29日スコピエ地震40周年ヨーロッパ地震工学会議(SE 40EEE)(http://www.iziis.ukim.edu.mk/SE-40EEE)
9月5-7日 日本建築学会大会(東海)学術講演会(http://www.aij.or.jp/jpn/taikai2003/)
9月16-19日 日本機械学会Dynamics and Design Conference(長崎)(http://www.jsme.or.jp/0309160c.htm)
9月24-26日 土木学会全国大会(http://www.jsce.or.jp/committee/zenkoku/index.html)
9月22-24日 Fourth International Conference on Earthquake Resistant Engineering Structures (ERES 2003, Ancona, Italy)(http://www.wessex.ac.uk/conferences/2003/eres2003/2.html)
10月6日−8日 日本地震学会秋季大会 京都国際会館(予定)(http://www.zisin.gr.jp/)
11月11-13日 日本地震工学会・年次大会(http://www.jaee.gr.jp/index_j.html)
11月13-15日 First International Conference on Structural HealthMonitoring and Intelligent Infrastructure(http://www.civil.ibaraki.ac.jp/shmii/)
11月27-28日 第11回 鋼構造シンポジウム (http://www.jssc.or.jp/information/index.html)
2004年 1月7日−9日「地盤耐震工学国際会議」と「土の動力学と地震工学国際会議」の合同会議(http://www.sdee-ege.org)
7月5-9日 アジア−大洋州地球物理学会(http://www.asiaoceania.org/)
8月1-6日 第13回の世界地震工学会議(カナダ・バンクーバー)(http://www.13wcee.com/)
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