JAEE NEWS No.60 |
############################################################ # JAEE NEWS No.60 2003/8/1 日本地震工学会ニュース No.60 # ############################################################ ■JAEE NEWSの8月15日号は夏休みでお休みさせて頂き、次号の発行は9月1日になります
5月26日の宮城県沖のM7.0の地震に引き続き、7月26日には宮城県北部にM6.2の内陸直下で地震が発生し局所的にも大きな被害が発生しました。次々に大きな加速度値が観測されているようですが、なかでも宮城県鳴瀬町では前震(M5.5)の際、2037ガルという過去最大の加速度値を観測したと報道されています。但し、この震度計は自治体管轄のもので、この貴重な加速度波形が保存されているかどうかが危惧されています。震度だけでなく加速度記録がなぜ必要なのか、自治体に理解してもらう地道な努力が今後とも必要なようです。(久田)
1.日本地震工学会関連のニュース ○日本地震工学会・年次大会のお知らせ 「日本地震工学会大会―2003」を本年11月11日(火)−13日(木)に慶應大学理工学部・矢上キャンパスにて開催する予定です。 一般発表およびオーガナイズドセッションテーマを募集いたしますので、多数の皆様方が参加されますとともに、活発な発表・討論を期待いたします。 http://news.jaee.gr.jp/2003nenji.html
○2003年宮城県北部地震関連の情報 2003年宮城県北部地震関連情報のページを開設しました。 http://news.jaee.gr.jp/users/disaster/2003N_miyagi.html
○宮城県沖の地震及びアルジェリア地震被害調査報告会のお知らせ 日本地震工学会は,土木学会,地盤工学会,日本建築学会,日本地震学会との共同で2つの地震の特性と被害状況を報告し,参加者との質疑を行いますのでご参加下さい。 日 時:平成15年8月21日(木)13:00〜17:00 場 所:土木学会講堂(東京都新宿区四谷1丁目無番地) 定 員:100名(参加者は当日直接会場にお越しください) 参加費:参加費は無料ですが,当日,資料代を申し受けます。 (なお資料代は1,000〜2,000円を予定しています。)
2.国内シンポジウム ○シンポジュウム−震動台活用による構造物の耐震性向上−の開催 主催:文部科学省 共催:独立行政法人 防災科学技術研究所 日時:平成15年8月22日(金)9:30 〜 17:00 会場:独立行政法人防災科学技術研究 研究交流(茨城県つくば市天王台3−1) 詳細情報は http://www.bosai.go.jp/sougou/eduse-pj/ddt-pj/open/openthema1.htm
○文部科学省「大都市大震災軽減化特別プロジェクト」成果報告会開催(4件) テーマUシンポジウム 震動台活用による構造物の耐震性向上 日時:8月22日(金) 9:30〜17:00 場所:防災科学技術研究所 研究交流棟 詳しくは下記の防災科学技術研究所ホームページ http://www.bosai.go.jp/sougou/eduse-pj/ddt-pj/open/openthema1.htm
テーマV.1 シンポジウム 震災総合シミュレーション 日時:8月7日(木) 13:30〜18:00 場所:砂防会館 別館会議室 六甲 詳しくは下記の防災科学技術研究所/EDM/川崎ラボラトリー・ホームページ http://www.kedm.bosai.go.jp/japanese/topics/2003_simposium/simposium_index.html
テーマV.2 シンポジウム 大都市特性を反映する先端的な災害シミュレーショ ン技術の開発 日時:8月25日(月) 13:30〜17:00 場所:砂防会館 別館会議室 木曽 詳しくは下記の防災科学技術研究所/EDM/川崎ラボラトリー・ホームページ http://www.kedm.bosai.go.jp/japanese/index.html
テーマV.3 シンポジウム 巨大地震・津波による太平洋沿岸巨大連担都市圏の 総合的対応シミュレーションとその活用手法の開発 日時:7月31日(木)〜8月1日(金) 場所:神戸ポートピアホテル 詳しくは下記の京都大学防災研究所・ホームページ http://www.ddt33.dpri.kyoto-u.ac.jp/oshirase/oshirase_list.html
○平成15年度土木学会耐震入門名古屋セミナー <主催>土木学会 日時 10月2日(木)〜10月3日(金)(2日間、両日共9:00〜19:00) 場所 名古屋工業大学 11号館2階 T1教室(207号室) /名古屋市昭和区御器所町 内容 「土木学会による実務者のための耐震設計入門」 耐震設計に必要な9項目,特別セミナー2項目 定員 50名 参加費 正会員30,000円,非会員35,000円 (テキスト代3,000円を含む、宿泊、昼食代、交通費は含まず) 申込方法 土木学会HPよりお申込みください。 http://www.jsce.or.jp/event/active/ 申込確認後、10日前後で折り返し「参加券」等をお送りいたします 申込締切日 9月12日(金)(必着) 問合先 土木学会事務局研究事業課 飯野 TEL.03-3355-3559
○2003年活断層調査成果および堆積平野地下構造調査成果報告会の開催 文部科学省は、地方自治体が平成14年度に実施した活断層調査及び堆積平野地下構造調査の成果等を広く普及するため、2003年活断層調査成果および堆積平野地下構造調査成果報告会を開催します。報告会では発表の他、ポスターの展示などを行います。参加ご希望の方は下記の申込先までファックスまたははがきにてお申し込み下さい。 開催日 :平成15年11月6日(木)、7日(金) 会場 :こまばエミナース ホール (東京都目黒区大橋2-19-5) 主催 :文部科学省 定員 :500名(先着順) 参加費 :無料 申込方法:ファックスまたははがきで、氏名、住所(勤務先又は自宅)、電話・ファックス番号、勤務先名を明記の上、下記までお送り下さい。 10月31日(金)締め切り。 問い合わせ・申込先: 〒101-0064 東京都千代田区猿楽町1-5-18 千代田本社ビル5階 (財)地震予知総合研究振興会 地震調査研究センター 活断層・地下構造報告会係 電話:03-3295-1501 FAX:03-3295-1507
3.夏休み地震関連企画紹介
博物館:地震関連の特別展示
○ドキュメント災害史−1703-2003 地震・津波・噴火そして復興 主催 国立歴史民俗博物館 後援 内閣府、消防庁、文化庁、国土交通省 開催期間 2003年7月8日(火)〜9月21日(日) 開館時間 9:30〜17:00(入館は16:30まで) 休館日 毎週月曜日(月曜が祝日の場合は翌日) 会 場 国立歴史民俗博物館 (千葉県佐倉) ドキュメント災害史図録 1,200円(発売中) *****災害予測には、過去の災害の正確な読み解きが欠かせないことを実際の資料に即しつつ、展示を通して分かり易く解説します。***** http://www.rekihaku.ac.jp/index.html
○関東大震災80年 THE地震展 主 催:国立科学博物館、読売新聞社、日本地震学会 共 催:内閣府 開催期間 2003年8月1日(金)〜10月26日(日) 開館時間 9:00〜17:00(入館は原則16:30まで) 休 館 日 9月8日(月)、9月16日(火)、9月22日(月)、9月29日(月)、 10月6日(月)、10月14日(火)、10月20日(月)※8月は無休です。 会 場 国立科学博物館 (東京上野) 前売券は主要プレイガイドで7月5日から販売 *****「地震なんて恐くない」というあなたに・・・地震多発国日本に住んでいるあなたの疑問にお答えします***** http://www.kahaku.go.jp/event/index.html
○80年目の記憶−関東大震災と いま 会 場 神奈川県立博物館 (横浜市横浜市中区南仲通) 会 期 7月26日(土)〜9月7日(日) 開館時間 午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで) 休館日 毎週月曜日 特別展記念講演会 8月10日(日)「関東大震災を横浜から見直す」 今井清一氏(横浜市立大学名誉教授) 自然災害と人々との戦いは、合戦や戦争とは異なるもう一つの歴史です。 http://ch.kanagawa-museum.jp/index.html
4. 国の地震防災関連情報
○中央防災会議「東南海、南海地震等に関する専門調査会」から、東南海・南海地震 の津波高さや内陸部の地震動の推定手法、東南海・南海地震に係る防災対策の基本的 方向に関する議事概要が公表されています。(平成15年7月15日) http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/nankai/13/index.html
地震調査研究推進本部より増毛山地東縁断層帯・沼田−砂川付近の断層帯についての 現在までの研究成果及び関連資料が公開されました。(平成15年7月14日)
○地震調査研究推進本部より2003年6月の地震活動の評価が公開されました。 (平成15年7月14日)
5. 行事予定(関連学協会を含む)
2003年 8月22日 シンポジュウム−震動台活用による構造物の耐震性向上− (http://www.bosai.go.jp/sougou/eduse-pj/ddt-pj/open/openthema1.htm) 8月26日-29日スコピエ地震40周年ヨーロッパ地震工学会議(SE 40EEE) (http://www.iziis.ukim.edu.mk/SE-40EEE) 9月5-7日 日本建築学会大会(東海)学術講演会 (http://www.aij.or.jp/jpn/taikai2003/) 9月5日-6日 第20回歴史地震研究会・研究発表会開催 (http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/musha/Rzisin/rekishiZ20b.html) 9月18-19日 第22回日本自然災害学会学術講演会 (http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsnds/contents/20030918/) 9月16-19日 日本機械学会Dynamics and Design Conference(長崎) (http://www.jsme.or.jp/0309160c.htm) 9月24-26日 土木学会全国大会 (http://www.jsce.or.jp/committee/zenkoku/index.html) 9月22-24日 Fourth International Conference on Earthquake Resistant Engineering Structures (ERES 2003, Ancona, Italy) (http://www.wessex.ac.uk/conferences/2003/eres2003/2.html) 10月2日−3日 平成15年度土木学会耐震入門名古屋セミナー (http://www.jsce.or.jp/event/active/) 10月6日−8日 日本地震学会秋季大会 京都国際会館 11月6-7日 2003年度活断層調査成果および堆積平野地下構造調査成果報告会 11月11-13日 日本地震工学会・年次大会 (http://www.jaee.gr.jp/index_j.html) 11月13-15日 First International Conference on Structural Health Monitoring and Intelligent Infrastructure (http://www.civil.ibaraki.ac.jp/shmii/) 11月27-28日 第11回 鋼構造シンポジウム (http://www.jssc.or.jp/information/index.html) 12月9日〜12日 第27回地震工学研究発表会 (http://www.jsce.or.jp/committee/eec2/27th/index.html) 2004年 1月7日−9日「地盤耐震工学国際会議」と「土の動力学と地震工学国際会議」 の合同会議(http://www.sdee-ege.org) 1月27日(火)〜29日(木)第53回理論応用力学講演会 7月5-9日 アジア−大洋州地球物理学会 8月1-6日 第13回の世界地震工学会議(カナダ・バンクーバー)
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