JAEE NEWS No.83
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# JAEE NEWS No.83 2004/9/1   日本地震工学会ニュース No.83  #
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世界地震工学会議(13WCEE)が8/1〜8/6にカナダのバンクーバーで
行われました。4年に1度行われるこの会議は、オリンピックと同じ年
に行われるだけでなく、今回は例外ですが、開催地も近いことが
多いようです。12年前のバルセロナオリンピックの年にはWCEEは
マドリードで開催され、日本からもかなりの数の人が参加しました。
今年のアテネオリンピックでは、日本のメダル獲得数は12年前に
比べて飛躍的に増えましたが、その逆にWCEEへの参加者数は減りました。
国際会議への参加者の減少は、長引く不況が大きな原因と考えられ、
特に企業からの参加者が大きく減少したようです。
4年後のWCEEの開催地はオリンピックと同じく北京ということが
決まりました。
北京オリンピックでのメダル獲得数の更なる増加を期待するだけでなく
多くの方々が訪中し14WCEEへ参加される事を願っております。
(年縄)
         
         
    目次を見て興味のある記事は下の詳細をご覧下さい。
         
------------------------- 目次 ------------------------------
         
<日本地震工学会関連のニュース>
!UPDATE・2004年度年次大会の情報(申込期限を9月30日に変更!)
 
<地震防災関連情報>
!NEW 荒川断層の長期評価について
!NEW 長良川上流断層帯の長期評価について
 
<行事予定(関連学協会を含む)> 
  ・日本機械学会2004年度年次大会 (9/5-9)
  ・土木学会全国大会第59回年次学術講演会 (9/8-10)
  ・第7回応用力学シンポジウム (9/11)
  ・平成16年度日本自然災害学会学術講演会(9/13-14)
  ・第21回歴史地震研究会 (9/17-19)
  ・土木学会による耐震設計入門セミナー(9/28-29)
  ・日本地震学会秋季大会 (10/9-11)
!NEW・2004年活断層調査成果および堆積平野地下構造調査成果報告会(10/18-19)
!NEW・免震構造技術と法規制の現状を問う(第3回耐震工学研究会シンポジウム)
      (10/27)
!UPDATE・記念シンポジウム「日本の強震観測50年」―歴史と展望―(11/9-10)
!NEW・日本建築学会近畿支部主催シンポジウム「大阪平野を襲う長周期地震動」(11/17)
!NEW・JSSI 10th Anniversary Symposium on Performance of Response
      Controlled Buildings (11/17-19)
!NEW・三陸はるか沖地震十周年記念シンポジウム (12/3-4)
  ・5th International Conference on Earthquake Resistant 
     Engineering Structures (2005/5/30-6/1)
  ・1st International Conference on Advances in Experimental 
     Structural Engineering (2005/7/19-21)
  ・6th European Conference on Structural Dynamics (2005/9/4-7)
  ・IABSE Symposium on Structures and Extreme Events (2005/9/14-16)
    ・Behaviour of Steel Structures in Seismic Areas (2006/8/14-17)
         
############################ 詳細 #################################
<日本地震工学会関連のニュース>
         
○2004年度年次大会の情報をホームページに掲載
2004年度の年次大会(2005年1月11-13日)の一般発表,セッションテーマの募集
案内を掲載しています。
※一般発表の申し込み締切は9月30日に変更となりました。
         http://www.jaee.gr.jp/convention/index.html
    
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《地震災害情報》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% 
         
○地震調査研究推進本部
     荒川断層の長期評価について
   (平成16年8月11日) 
     http://www.jishin.go.jp/main/chousa/04aug_arakawa/index.htm
長良川上流断層帯の長期評価について   (平成16年8月11日) http://www.jishin.go.jp/main/chousa/04aug_nagaragawa/index.htm
<行事予定(関連学協会を含む)> 2004年  9月5-9日 日本機械学会2004年度年次大会(北海道大学)        http://www.jsme.or.jp/2004am/ 9月8-10日 土木学会全国大会第59回年次学術講演会(愛知工業大学)        http://www.jsce.or.jp/committee/zenkoku/h16/index_h16.html
9月11日 第7回応用力学シンポジウム(名古屋工業大学)        http://www.jsce.or.jp/journal/kaikoku/m200401/kobo/kobo08.htm
9月13-14日 平成16年度日本自然災害学会学術講演会(富士常葉大学)        http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsnds/contents/20040913/  9月17-19日 第21回歴史地震研究会(三重県鳥羽市)        http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/musha/Rzisin/rekishiZ21.html
 9月28日-29日 土木学会による耐震設計入門セミナー        http://www.jsce.or.jp/journal/kaikoku/m200407/gyouji/honbu/honbu09.htm
   時間 両日共9:00〜19:00    場所 土木学会講堂    内容 「土木学会による実務者のための耐震設計入門」     耐震設計に必要な9項目,特別セミナー2項目    参加費 正会員25,000円,非会員27,000円,学生会員13,000円      (テキスト代3,000円を含む、宿泊、昼食代、交通費は含まず)    申込方法 土木学会HPにて    問合先 土木学会事務局研究事業課 飯野 TEL.03-3355-3559  10月9-11日 日本地震学会秋季大会(九州大学)        http://www.zisin.or.jp/
 10月18-19日 2004年活断層調査成果および堆積平野地下構造調査成果報告会 会場:こまばエミナース ホール (東京都目黒区大橋2-19-5) 主催:文部科学省 目的:地方自治体が実施する活断層調査及び堆積平野地下 構造調査の成果等を発表し、これを広く普及させる とともに、専門家等の意見を今後の調査へ反映させ ることを目的として、成果報告会を開催します。 内容:地方自治体が実施した活断層調査と堆積平野地下構造 調査のうち、平成15年度調査の結果及び平成16年度継 続中調査の中間報告について発表します。また、発表 を行った調査についてのポスターセッションも行います。 なお、プログラム等詳しい内容につきましては、 下記連絡先までお問い合わせ下さい。 定員:500名(先着順) 参加費:無料 申込方法:ファックスまたははがきで、氏名、 住所(勤務先又は自宅)、電話・ファックス番号、 勤務先名を明記の上、下記までお送り下さい。       締め切り: 10月8日(金) 問い合わせ・申込先:       〒101-0064 東京都千代田区猿楽町1-5-18 千代田ビル5階       (財)地震予知総合研究振興会 地震調査研究センター          活断層・地下構造報告会係       電話:03-3295-1501  FAX:03-3295-1507  10月27日 第3回耐震工学研究会シンポジウム 免震構造技術と法規制の現状を問う −改正建築基準法施行から4年、建築設計はどうあるべきか− 主催:耐震工学研究会 協賛予定:日本建築学会、日本建築構造技術者協会、 日本免震構造協会 時間 10:00〜18:00  会場:日本建築学会 建築会館ホール 主 旨 我が国の免震構造は多田英之博士が研究開発に着手して25年、 最初の八千代台免震住宅が完成して21年が経過した。 2000年には免震告示が制定され初めて「免震」が法的に位置 づけられた。告示の制定は免震設計を健全に普及させるものと 期待されたものの、そこには免震技術の進歩や設計力を停滞 させる弊害もあわせもっていた。通常、法により技術が一般化 されると、技術は停滞する。 本シンポジウムでは、法改正が免震建築に与えた問題点を 明確にするとともに、免震設計・免震技術のあるべき姿 について話題提供をいただき、免震構造の将来の展望を 得ることをめざす。加えて、安全で安心できる建築や都市を どのようにして構築していくのか、建築基準法令だけの問題 ではなく21世紀に相応しい建築・設計・行政・社会のあり方 についても議論を深めたい。 プログラム (ただし、題目などは変更される場合があります) 10:00 耐震設計・技術・法令のあるべき姿 多田英之(日本免震研究センター) 10:40 構造安全に関する法規制の問題点と今後 神田 順(東京大学) 11:20 地震予知を疑う 島村英紀(北海道大学) 12:00 昼食 13:00 耐震構造と免震構造 −技術のあり方と学会− 秋山 宏(日本大学) 13:40 免震建物と設計用入力地震動 林 康裕(京都大学) 14:20 免震部材の材料認定における問題点 高山峯夫(福岡大学) 15:00 休憩 15:20 免震建物の設計上の問題点 金箱温春(金箱構造設計事務所) 16:00 免震建物の設計にかかわる法令の運用と課題 可児長英(日本免震構造協会) 16:40 討 論 17:40 まとめ 18:00 懇親会 参加費  耐震工学研究会会員 1,000円、会員外:3,000円、 学生:1,000円、懇親会費:3,000円 参加費・懇親会費は、当日受付でお支払い下さい。 参加申し込み・問いあわせ先 耐震工学研究会事務局(http://www.eenix.gr.jp/)まで、 FAXまたはEmailでお知らせ下さい。 TEL:092-864-3658  FAX:092-864-3655   Email:eenix@eenix.gr.jp 申し込みの際には、氏名、所属、懇親会参加の有無を 必ずお知らせください。 11月9-10日 記念シンポジウム「日本の強震観測50年」―歴史と展望― 場所:防災科学技術研究所・和達記念ホール(つくば市天王台) 主催:防災科技術研究所強震観測事業推進連絡会議 共催:東京大学地震研究所,日本地震工学会 http://www.k-net.bosai.go.jp/KYOUKAN/symp2004/top.html  11月17日 日本建築学会近畿支部主催シンポジウム「大阪平野を襲う長周期地震動」       (大阪市立大学文化交流センターホール)        http://news-sv.aij.or.jp/kinkib/eq_resi/04.11.17sympo.htm 11月17-19日 JSSI 10th Anniversary Symposium on Performance of Response Controlled Buildings http://www.jssi.or.jp/oshirase/kinen-sympJ.htm 12月3-4日 三陸はるか沖地震十周年記念シンポジウム 主催:三陸はるか沖地震調査委員会 後援:地震学会東北支部、土木学会地震工学委員会、 建築学会東北支部、地盤工学会東北支部、 地震工学会東北支部 日時:平成16年12月3日(金)13:30〜4日(土)12:00 場所:八戸市公民館(八戸市内丸1-1-1・八戸市役所に隣接) 参加費:無料 シンポジューム構成:論文発表、報告、地震被害レビュー、 パネルディスカッション 論文、報告の原稿締切:平成16年10月31日(金)必着 論文、報告の申込要領  (1)対象分野 地震学、地盤災害、地震工学、診断・調査、 補強・補修、地震対策、地震対応他 (2)申込方法 1) 論文、報告は原則として未発表のものとしますが、 既発表のものに新しい知見を加えて再編集したものは 差し支えありません。 2) 論文、報告は、紙面申し込みを原則とし、 A4版用紙で4、6,8頁の何れかとします。 また、概要集作成費として原稿提出時に、 ¥10,000を徴収いたします。 3) 論文、報告の原稿提出時には、 次の事項を記載した文書を添えてください。    @題名、A著者名・所属・職名(連名では発表者に○印)、 B連絡先・住所・電話番号・FAX番号・e-mailアドレス、 C要約(200字以内) (3)申込先:〒031-8501 青森県八戸市妙字大開88-1 八戸工業大学 異分野融合研究所 塩井 幸武 Tel.0178-25-8081、Fax.0178-25-0722、 e-mail shioiyu@hi-tech.ac.jp 2005年  5月30-6月1日 ERES2005 (Fifth International Conference on Earthquake Resistant Engineering Structures) (Skiathos, Greece)      http://www.wessex.ac.uk/conferences/2005/eres05/index.html  7月19日-21日 AESE 2005 (The First International Conference on Advances in Experimental Structural Engineering) (Nagoya)       http://www.civil.nagoya-u.ac.jp/aese/ 9月4日-7日 EURODYN 2005 (Sixth European Conference on Structural Dynamics) (Paris, France) http://www.eurodyn2005.univ-mlv.fr  9月14日-16日 IABSE (International Association for Bridge and Structural Engineering) Symposium on Structures and Extreme Events - 250 years later, in memory of the 1755 Lisbon earthquake - (Lisbon, Portugal) http://www.iabse.org 2006年  9月14日-16日 STESSA2006(Behaviour of Steel Structures in Seismic Areas) (Tokyo) http://www.jssc.or.jp/information/subwin.php?type=4&id=76 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― JAEE NEWSのバックナンバーは広報委員会のページ(http://news.jaee.gr.jp/) で御覧いただけます. JAEE NEWSへのお問い合わせ・ご意見は admin-n@news.jaee.gr.jp にお寄せく ださい。 ____________________________________ 入会・資料等の問い合わせは 事務局(office@general.jaee.gr.jp, 電話:03−5730−2831)にお寄せください。 ※事務局のFAX番号が変わりました 新FAX番号 03-5730-2830