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# JAEE NEWS No.89 2004/12/1 日本地震工学会ニュース No.89 #
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新潟県中越地震で計測震度7を記録した川口町の町役場前に設置された
炊き出し用テントの前に新潟ナンバーのレンタカーが停めてありました。
「こんな所に車を停められて困っているんです。物を運び込むのに邪魔
なんです」テントの中から女性が訴えてきました。
よく見るとある大学の被災調査チームの車であることがわかりました。
被害調査は将来の防災工学に有益であることは言うまでもありませんが、
目の前で困っている被災者に直接役に立つようなことはできません。
それだけに被災者の方達に迷惑をかけてはならないという最低限の
マナーは守らなければならないと思いました。
(年縄)
目次を見て興味のある記事は下の詳細をご覧下さい。
(本目次に新しく掲載された記事には「!NEW」,
内容が更新された場合は「!UPDATE」と示してあります。)
※ 平成16年新潟県中越地震に関する情報の他,11/29の釧路沖の地震
をホームページに掲載しています。
http://www.jaee.gr.jp/news/disaster/2004niigata.html
http://www.jaee.gr.jp/news/disaster/2004kushiro_oki.html
この他、掲載できる情報をお持ちでしたら広報委員会
news-ml@news.jaee.gr.jp
にご連絡下さい。
------------------------- 目次 ------------------------------
<日本地震工学会関連のニュース>
!UPDATE・平成16年(2004年)新潟県中越地震調査報告会(2004/12/21)
・地震工学会・大会-2004(2005/1/11-13)
・International Symposium on Earthquake Engineering Commemorating
Tenth Anniversary of the 1995 Kobe Earthquake (ISEE Kobe 2005)
(2005/1/13-16)
<釧路沖の地震の関連情報>
!NEW・11/29の釧路沖の地震に関する情報をホームページに掲載しました。
<新潟県中越地震関連情報>
・平成16年新潟県中越地震に関する情報をホームページに掲載中
・地震調査研究推進本部:新潟県中越地震評価
・内閣府:平成16年新潟県中越地震について
<行事予定・論文募集(関連学協会を含む)>
・三陸はるか沖地震十周年記念シンポジウム (12/3-4)
・液状化地盤中の杭の挙動と設計法に関するシンポジウム(12/7-8)
・シンポジウム「地震工学・防災科学研究の最前線」 (12/9)
!NEW・日本建築学会北陸支部 新潟県中越地震速報会(12/12)
・五重塔1/5模型振動台公開実験とシンポジウム (12/16)
!UPDATE・平成16年(2004年)新潟県中越地震調査報告会(12/21)
・第32回地盤震動シンポジウム 表層地盤の増幅特性評価の現状と課題
−地盤震動研究を耐震設計に如何に活かすか(その3)−(1/7)
・日本地震工学会2004年度年次大会 (2005/1/11-13)
・阪神淡路大震災10周年地震工学シンポジウム(2005/1/11-16)
(International Symposium on Earthquake Engineering
Commemorating Tenth Anniversary of the 1995 Kobe Earthquake)
・第9回震災対策技術展2005(2005/1/22)
・富士山の生い立ちと火山防災(2005/2/3)
・地震防災これからの10年−ユビキタス、地震予知、そして・・・・(2005/2/4)
・2nd International Conference on Urban Earthquake Engineering
(第2回都市地震工学に関する国際シンポジウム) (2005/3/7-8)
・2005 Annual Conference of the New Zealand Society for Earthquake
Engineering (2005/3/11-13)
・5th International Conference on Earthquake Resistant
Engineering Structures (2005/5/30-6/1)
・2005 ASME Pressure Vessels and Piping Division Conference
(2005/7/17-21)
・1st International Conference on Advances in Experimental
Structural Engineering (2005/7/19-21)
・18th International Conference on STRUCTURAL MECHANICS IN
REACTOR TECHNOLOGY(2005/8/7-12)
・6th European Conference on Structural Dynamics (2005/9/4-7)
・地震地盤工学に関する最近の発展に関する国際会議 (2005/9/10)
(Satellite Conference on Recent Developments
in Earthquake Geotechnical Engineering)
・IABSE Symposium on Structures and Extreme Events (2005/9/14-16)
・Experimental Vibration Analysis for Civil Engineering Structures
(2005/10/26-28)
・Asia Conference on Earthquake Engineering 2006 (2006/3/10-11)
・Behaviour of Steel Structures in Seismic Areas (2006/8/14-17)
############################ 詳細 #################################
<日本地震工学会関連のニュース>
○平成16年(2004年)新潟県中越地震調査報告会を以下の日時・場所で
開催します(詳細は下記のURLまたは後掲).
日時:2004年12月21日(火) 9:30-17:00
場所:建築会館ホール
http://www.jaee.gr.jp/news/etc/chuetu_meeting.htm
○地震工学会・大会-2004の情報をホームページに掲載中
地震工学会・大会-2004(2005年1月11-13日)の一般セッション,
オーガナイズドセッション,特別セッションの申込者,
受領済み原稿の一覧を掲載しています。以下のページ
でご確認下さい.
http://convention.jaee.gr.jp/index_2004.html
○International Symposium on Earthquake Engineering Commemorating Tenth
Anniversary of the 1995 Kobe Earthquake (ISEE Kobe 2005) (2005/1/13-16)
Second Circularが出ています。日本地震工学会事務局ご請求下さい。
以下の用紙がホームページからダウンロードできますのでご利用下さい。
・出席申込用紙 (Registration Form)
・宿泊申込用紙(Accommodation Form)
http://quake.kuciv.kyoto-u.ac.jp/~isee2005/
<釧路沖の地震の関連情報>
○釧路沖の地震に関する情報をホームページに掲載しました。
2004年11月29日03:32頃、釧路沖を震源(深さ約48km)とする
マグニチュード7.1(速報値)の地震が発生しました。
この地震により北海道太平洋沿岸東部に津波注意報が発令され、
根室市花咲で10cmの津波を観測しました。
http://news.jaee.gr.jp/users/disaster/2004kushiro_oki.html
<新潟県中越地震関連情報>
○平成16年新潟県中越地震に関する情報をホームページに掲載
2004年10月23日17:56頃新潟県中越地方を震源とするマグニチュード6.8の
地震が発生し、震央に近い小千谷市では震度6強を観測しました。その後も
大きな余震が続き、最大震度で6強を観測する余震が2回発生しています。
http://www.jaee.gr.jp/news/disaster/2004niigata.html
○地震調査研究推進本部(http://www.jishin.go.jp/main/index.html)
2004年10月23日新潟県中越地震の評価(平成16年10月24日)
新潟県中越地震の地震学的データならびに今回の地震の評価が見られます。
○内閣府
平成16年新潟県中越地震について(報告順次更新中)
新潟県中越地震の被害の集計値などが順次更新されています。
<行事予定(関連学協会を含む)>
2004年
12月3-4日 三陸はるか沖地震十周年記念シンポジウム
参加申込先:〒031-8501 青森県八戸市妙字大開88-1
八戸工業大学 異分野融合研究所 塩井 幸武
Tel.0178-25-8081、Fax.0178-25-0722
e-mail shioiyu@hi-tech.ac.jp
12月7日,8日 液状化地盤中の杭の挙動と設計法に関するシンポジウム
主催:社団法人 地盤工学会
後援:土木学会,日本建築学会,日本地震工学会
会場:地盤工学会地下大会議室
参加料:会員 \6,000 非会員 \8,000
学生 \3,500 (いずれも論文報告集込み)
参加申込先:(社)地盤工学会 調査・研究部
電話:03-3251-7661 FAX:03-3251-7636
E-Mail:chosaki@jiban.or.jp
12月 9日 シンポジウム「地震工学・防災科学研究の最前線」
主催:日本学術会議メカニクス・構造研究連絡委員会
地震工学専門委員会
日本学術会議社会環境工学研究連絡委員会
自然災害工学専門委員会
共催:日本地震工学会ほか
会場:日本学術会議講堂
問合先:03-3403-1056
http://www.scj.go.jp/ja/info/kokai_shinpo/pdf/1014-s-15.pdf
12月 12日 日本建築学会北陸支部 新潟県中越地震速報会
主 催:日本建築学会・北陸支部
時 間:13:00-17:00
会 場:金沢工業大学 野々市キャンパス 5.101室
定 員:300人
参加費:説明資料として1,000円程度を予定
申込方法:FAXまたはE-mailにて、氏名、所属、TEL、FAX、
E-mailを明記し、12月3日(金)までに下記の問い合わせ先
(西村)までお申し込み下さい。
問い合わせ先:金沢工業大学 環境・建築学部 建築学科
西村 督(・泰 ┷)
921-8501 石川県石川郡野々市町扇が丘7-1
Tel:076-248-9967 Fax:076-294-6707
E-Mail:nishimura@neptune.kanazawa-it.ac.jp
http://www.kitnet.jp/access/index.html
12月 16日 五重塔1/5模型振動台公開実験とシンポジウム
主催:独立行政法人防災科学技術研究所、NPO木の建築フォラム
日時:2004年12月16日(木)10:00〜17:00
場所:独立行政法人防災科学技術研究所(つくば市)
内容:飛鳥様式で作られた五重塔1/5模型
(宮 忠仍棟梁製作、高さ6m)の公開振動実験、
および、実験結果を見ながら五重塔の耐震性に関して
徹底的に討論するシンポジウムを開催致します。
定員:200名(申込み多数の場合お断りすることがあります)
資料代:2,500円(予定。消費税含む)当日受付で
申込方法:防災科研のホームページ
http://www.bosai.go.jp/
に申込書掲載予定(11月中旬)
問合せ先:kawai@kenken.go.jp又はgoju@bosai.go.jp
木の建築フォラムのホームページもご覧下さい。
http://www.forum.or.jp/
12月 21日 平成16年(2004年)新潟県中越地震調査報告会
時間 9:30-17:00
場所:建築会館ホール
主催:地震工学会
共催:(関連学協会へ依頼中)
プログラム(予定)
1.テクトニクス,地質,活断層と今回の地震
2.強震動
3.地盤災害
4.土木構造物の被害
5.農業施設の被害
6.建築構造物の被害
7.ライフラインの被害
8.緊急対応
参加費:事前申込\3,000,当日\4,000,学生\2,000
※ 詳細は以下のURLで参照できます。
http://www.jaee.gr.jp/news/etc/chuetu_meeting.htm
2005年
1月7日 第32回地盤震動シンポジウム
表層地盤の増幅特性評価の現状と課題
−地盤震動研究を耐震設計に如何に活かすか(その3)−
時間: 10:00〜17:30
会場: 建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)
http://www.aij.or.jp/jnetwork/scripts/view30.asp?sc_id=803
1月11-13日 地震工学会・大会-2004
主催:日本地震工学会
場所:早稲田大学国際会議場
http://convention.jaee.gr.jp/index_2004.html
1月11-16日 阪神淡路大震災10周年地震工学シンポジウム
International Symposium on Earthquake Engineering
Commemorating Tenth Anniversary of
the 1995 Kobe Earthquake (ISEE Kobe 2005)
主催:日本地震工学会,土木学会,日本建築学会,地盤工学会
日本機械学会,日本地震学会,震災予防協会
http://www.jiban.or.jp/info/kaikoku/10hanshin.html
−東京地区行事− (1/11-13)
場所:早稲田大学国際会議場
−Kobe− (1/13-16)
Venue: Awaji Yumebutai International Conference Center
1月22日 第9回震災対策技術展2005
時間: 13:30〜16:40
場所: 神戸国際会議場4階401・402会議室
テーマ: 防災担当者へ伝えたいこと
−震災時対応者にとっての10年−
趣旨: 阪神淡路大震災時に消防・警察活動等に直接関わった
方々に10年を振り返ってもらい,地震活動期に入った
関西圏において,防災に関する取り組み及び今後の防災
対策の方向性について講演や討論を通じて防災関係者だ
けでなく,広く一般市民の方にも震災対策の必要性を
訴える.
2月3日 富士山の生い立ちと火山防災
主 催:財団法人震災予防協会、火山学会
協 力:財団法人神戸国際観光コンベンション協会
場 所:パシフィコ横浜・アネックスホール(F203・204)(予定)
住所 横浜市西区みなとみらい1丁目1番1号
申し込み: 震災予防協会事務局(03-3457-7453)
2月4日 地震防災これからの10年−ユビキタス、地震予知、そして・・・・
主 催:財団法人震災予防協会
協 力:財団法人神戸国際観光コンベンション協会
場 所:パシフィコ横浜・アネックスホール(F203・204)(予定)
住所 横浜市西区みなとみらい1丁目1番1号
申し込み: 震災予防協会事務局(03-3457-7453)
3月7-8日 2nd International Conference on Urban Earthquake Engineering
(第2回都市地震工学に関する国際シンポジウム)
Venue: Digital Hall, West 9 Building, O-Okayama Campus,
Tokyo Institute of Technology (Tokyo)
場所:東京工業大学大岡山キャンパス
西9号館ディジタル多目的ホール
Deadline of submission of abstracts: 10/29, 2004
アブストラクト申し込み期限:2004年10月29日
Deadline of submission of full manuscript: 2/11, 2005
論文提出:2005年2月11日
http://www.cuee.titech.ac.jp/2ndConf/
3月11-13日 The 2005 Annual Conference of the New Zealand Society
for Earthquake Engineering (Wairakei, New Zealand)
・Deadline for receipt of abstracts (2004/11/19)
・Notification of acceptance of abstracts (2004/12/19)
・Deadline for receipt of proceedings papers (2005/1/28)
Email:
5月30-6月1日 ERES2005 (Fifth International Conference on
Earthquake Resistant Engineering Structures)
(Skiathos, Greece)
http://www.wessex.ac.uk/conferences/2005/eres05/index.html
7月19-21日 AESE 2005 (The First International Conference on
Advances in Experimental Structural Engineering)
(Nagoya)
http://www.civil.nagoya-u.ac.jp/aese/
7月17-21日 2005 ASME(American Society of Mechanical Engineers)Pressure
Vessels and Piping Division Conference (Denver,USA)
(http://ww2.asme.org/calendar3/event_detail.cfm?id=582)
8月7-12日 18th International Conference on STRUCTURAL MECHANICS IN
REACTOR TECHNOLOGY (Beijing, CHINA)
(http://www.smirt-18.org.cn/)
9月4-7日 EURODYN 2005 (Sixth European Conference on Structural
Dynamics) (Paris, France)
http://www.eurodyn2005.univ-mlv.fr
9月10日 地震地盤工学に関する最近の発展に関する国際会議
Satellite Conference on Recent Developments
in Earthquake Geotechnical Engineering
場所:大阪市立大学文化交流センター(大阪駅前第2ビル6階)
主催:国際地盤工学会技術委員会
論文発表申込締切:2004/12/10
論文提出締切:2005/3/31
論文申込先:地盤工学会国際部 ( kaishi@jiban.or.jp )
http://const.civil.chuo-u.ac.jp/lab/doshitu/topics/tc4index.htm
9月14-16日 IABSE (International Association for Bridge and
Structural Engineering) Symposium on Structures and
Extreme Events - 250 years later, in memory of
the 1755 Lisbon earthquake - (Lisbon, Portugal)
http://www.iabse.org
10月26-28日 EVACES2005 (Experimental Vibration Analysis for Civil
Engineering Structures) (Bordeaux, France)
E-mail: bourgain@mail.enpc.fr
2006年
3月10-11日 ACEE2006 (Asia Conference on Earthquake Engineering)
(Cebu/Baguio, Philippines)
E-mail: acee_2004@yahoo.com
9月14-17日 STESSA2006 (Behaviour of Steel Structures
in Seismic Areas) (Tokyo)
http://www.serc.titech.ac.jp/stessa2006/
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