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# JAEE NEWS No.93 2005/2/15 日本地震工学会ニュース No.93 #
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今月、三宅島への帰島がはじまりました。幾多の困難を乗り越えてでも
故郷へ帰る人々の姿に感動します。山古志村の人達だって絶対に村の
再建をされることでしょう。明治、昭和と二度も大津波で壊滅の淵にあ
った三陸の村々だって、立派に再建されています。どんなに打ちのめさ
れても、故郷の自然を愛する気持ちの方が強いのです。その気持ちを
多少なりとも自然の理解につなげてもらうことが、防災を唱える前に
必要です。そこに地震学者の社会的役割があるのだなと確信します。
二度と、「関西には地震がないと思っていた。」なんて言葉が出ない
ように(武村)。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《日本地震工学会関連のニュース》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
○ 日本地震工学会は、来る4月4日に「2004年12月26日スマトラ島沖
地震報告会」を開催します。また、講演を以下のように募集しています。
昨年末に起きたスマトラ地震はマグニチュード9と巨大な地震で、強い揺れ
とともに巨大津波を発生し、インド洋沿岸の国に多大な被害をもたらしました。
わが国からは緊急の支援・復旧活動とともに、被害調査にも多くに方々が現地
に赴き活動をしてきました。
日本地震工学会では、土木学会と共催で下記の要領で報告会を計画して
おります。プログラム作成にあたり、ご講演希望者を募集しております。
積極的にご応募いただければ幸いです。
記
(1) 主 催;日本地震工学会
共 催;土木学会
協 賛;日本建築学会、地盤工学会、日本機械学会、日本地震学会、
震災予防協会
(各学協会に依頼する予定)
(2) 日 時;2005年4月4日(月)13:00-17:00
(講演者が多くなった場合は10:00から)
(3) 場 所;建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)
(4) 定 員;350名
(5) 内 容;地震について(地震環境、今回の地震のメカニズムなど)
地震動について(揺れの強さや地震動による被害について)
津波について(インドネシア、タイ、スリランカ、モルジブ等)
支援体制について
日本での対策について
(6) 梗概集を作成しますので、講演者には後日執筆要領等を連絡します。
(7) 参加費;梗概集代として徴収する
(8) 申込方法;E-mailにて、1.氏名、2.講演題名、3.所属学会、
4.勤務先・所属、連絡先、5.講演の概要(200字程度)
を明記のうえお申し込みください。
なお、概要により審査し内容が本報告会に相応しくない場合や、時間
の制限からお断りすることがありますので、予めご承知おきください。
(9) 申込期限;2005年2月25日
(10)申込・問合先;日本地震工学会事務局
(メール;office@general.jaee.gr.jp、電話;03-5730-2831)
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JAEE NEWSのバックナンバーは広報委員会のページ(http://news.jaee.gr.jp/)
で御覧いただけます.
JAEE NEWSへのお問い合わせ・ご意見は admin-n@news.jaee.gr.jp にお寄せく
ださい。
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入会・資料等の問い合わせは
事務局(office@general.jaee.gr.jp, 電話:03−5730−2831,FAX:03-5730-2830)
にお寄せください。
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%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《地震災害情報》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
<2004年スマトラ地震の関連情報>
○2004/12/26のスマトラ地震に関する情報をホームページに掲載しています。
http://news.jaee.gr.jp/users/disaster/2004sumatra.html
○日本地震工学会「2004年12月26日スマトラ島沖地震報告会」
詳細は前掲
○外務省 「スマトラ沖大地震及びインド洋津波被害」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/asia/sumatra_tsunami.html
○国土交通省研究機関等スマトラ島沖地震ポータルサイト
国土交通省に関係する7機関で、スマトラ島沖地震災害への
技術支援等に関するホームページを開設しています。
http://www.mlit.go.jp/sumaportal/index.htm
<新潟県中越地震関連情報>
○平成16年新潟県中越地震に関する情報をホームページに掲載しています。
http://news.jaee.gr.jp/users/disaster/2004niigata.html
○地震調査研究推進本部:新潟県中越地震評価
2004年10月23日新潟県中越地震の評価(平成16年10月24日)
新潟県中越地震の地震学的データならびに今回の地震の評価が見られます。
http://www.jishin.go.jp/main/index.htm
○内閣府:平成16年新潟県中越地震について
平成16年新潟県中越地震について(報告順次更新中)
新潟県中越地震の被害の集計値などが順次更新されています。
http://www.bousai.go.jp/
○Earthquake Engineering Research Institute (EERI)
EERIが下記のDraft Report を出しています。
"Research Needs and Opportunities Arising
form the Oct 23, 2004 Niigata Ken Chuetsu Earthquake."
http://www.eeri.org/draft.doc
<釧路沖の地震の関連情報>
○11/29の釧路沖の地震に関する情報をホームページに掲載しています。
http://news.jaee.gr.jp/users/disaster/2004kushiro_oki.html
<防災マップ・予測地図など>
○地震防災マップの公表について(内閣府(地震・火山対策担当)
http://www.bousai.go.jp/
○山崎断層帯の地震を想定した強震動評価について(地震調査研究推進本部)
境峠・神谷断層帯の長期評価について
六甲・淡路島断層帯の長期評価について
大阪湾断層帯の長期評価について
濃尾断層帯の長期評価について 以上 (地震調査研究推進本部)
http://www.jishin.go.jp/main/index.html
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%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《その他のニュース》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
目次を見て興味のある記事は下の詳細をご覧下さい。
(本目次に新しく掲載された記事には「!NEW」,
内容が更新された場合は「!UPDATE」と示してあります。)
------------------------- 目次 ------------------------------
<行事予定・論文募集(関連学協会を含む)>
・シンポジウム「海溝型巨大地震を考える−広帯域強震動の予測−」(2/19)
・2nd International Conference on Urban Earthquake Engineering
(第2回都市地震工学に関する国際シンポジウム) (3/7-8)
・2005 Annual Conference of the New Zealand Society for Earthquake
Engineering (3/11-13)
!NEW・第4回強震データの活用に関するシンポジウム (3/11)
!NEW・地震調査研究と地震防災工学・社会科学との連携 (3/25)
!NEW・「2004年12月26日スマトラ島沖地震報告会」(4/4)
・第51回構造工学シンポジウム (4/4-5)
・5th International Conference on Earthquake Resistant
Engineering Structures (5/30-6/1)
・第9回世界免震・制振セミナー(6/13-16)
・2005 ASME Pressure Vessels and Piping Division Conference
(7/17-21)
・1st International Conference on Advances in Experimental
Structural Engineering (7/19-21)
・18th International Conference on Structural Mechanics in
Reactor Technology (8/7-12)
・4th European Workshop on the Seismic Behaviour of
Irregular and Complex Structures (8/26-27)
・Turkey Flat Blind Prediction Workshop (Fall)
・6th European Conference on Structural Dynamics (9/4-7)
・第8回応用力学シンポジウム (9/6)
・地震地盤工学に関する最近の発展に関する国際会議 (9/10)
(Satellite Conference on Recent Developments
in Earthquake Geotechnical Engineering)
!NEW・第16回国際地盤工学会議 (9/12-16)
・IABSE Symposium on Structures and Extreme Events (9/14-16)
・Experimental Vibration Analysis for Civil Engineering Structures
(10/26-28)
!NEW・防災に関する国際シンポジウム (ISMD 2006) (2006/3/9-11)
・Asia Conference on Earthquake Engineering 2006 (2006/3/10-11)
・Behaviour of Steel Structures in Seismic Areas (2006/8/14-17)
----------------------------- 詳細 ---------------------------------
<行事予定(関連学協会を含む)>
2月19日 シンポジウム:「海溝型巨大地震を考える−広帯域強震動の予測−」
時間:10:00〜17:00
主催:土木学会・日本建築学会
巨大地震災害対応共同研究連絡会地震動部会
場所:土木学会講堂(東京都新宿区四谷1丁目外濠公園内)
問合せ先:岩田知孝 iwata@egmdpri01.dpri.kyoto-u.ac.jp
川瀬 博 kawase@arch.kyushu-u.ac.jp
杉戸真太 sugito@cc.gifu-u.ac.jp
定員:110名(申込み先着順に受講票を発行する)
参加費:無料(事前申込み:当日、受講票の提示が必要)
申込み方法:E-メール使用(その他による申込は不可)
宛先アドレス:inagaki@jsce.or.jp
記載事項
1. 件名(見出し) 必ず「海溝型シンポ参加申込」
と記載すること.
2. 氏名
3. 受講票受信用E-メールアドレス(複数は不可)
4. 勤務先・所属(学生は学校名・学部)
申込期限:2005年2月10日
(ただし、定員に達した時点で受付終了)
http://www.aij.or.jp/jnetwork/scripts/view30.asp?sc_id=910
3月7-8日 2nd International Conference on Urban Earthquake Engineering
(第2回都市地震工学に関する国際シンポジウム)
Venue: Digital Hall, West 9 Building, O-Okayama Campus,
Tokyo Institute of Technology (Tokyo)
場所:東京工業大学大岡山キャンパス
西9号館ディジタル多目的ホール
Deadline of submission of abstracts: 10/29, 2004
アブストラクト申し込み期限:2004年10月29日
Deadline of submission of full manuscript: 2/11, 2005
論文提出:2005年2月11日
http://www.cuee.titech.ac.jp/2ndConf/
3月11-13日 The 2005 Annual Conference of the New Zealand Society
for Earthquake Engineering (Wairakei, New Zealand)
・Deadline for receipt of abstracts (2004/11/19)
・Notification of acceptance of abstracts (2004/12/19)
・Deadline for receipt of proceedings papers (2005/1/28)
Email: secretary@nzsee.org.nz
3月11日 第4回強震データの活用に関するシンポジウム
「最近の地震に建築物はどう応答したか」
主 催 構造委員会 振動運営委員会 強震観測小委員会
日 時 2005年3月11日(金)13:00-17:30
会 場 建築会館・本会会議室(東京都港区芝5-26-20)
定 員 60名(申込み先着順)
参加費 会員4,000円、登録メンバー4,500円、
会員外5,000円、学生2,500円 *資料代2,500円含む
申込方法 E-mailにて「催物名称、(本会会員の場合)会員番号、
氏名、勤務先・所属、電話番号、E-mailアドレス」を明記のうえ
お申し込みください。
定員に達した場合のみお断りの方にご連絡します。
申込み・問合せ
事務局研究事業部 伏見 E-mail:fushimi@aij.or.jp
http://www.aij.or.jp/jnetwork/scripts/view30.asp?sc_id=958
3月25日 地震調査研究と地震防災工学・社会科学との連携
主催:文部科学省
共催:(独)防災科学技術研究所
場所:コクヨホール(東京都港区港南町1-8-35 03-3450-3712)
参加費:無料
定員:200名
参加申込方法:氏名、住所、電話、FAX、勤務先を明記し
ハガキまたはFAXで下記へ
申込み先:101-0064 東京都千代田区猿楽町1-5-18 千代田ビル5階
(財)地震予知総合研究振興会 地震調査研究センター連携WS係
TEL:03-3295-1501 FAX:03-3295-1507
4月4日 「2004年12月26日スマトラ島沖地震報告会」
詳細は前掲
4月4-5日 第51回構造工学シンポジウム
主催:日本学術会議メカニクス・構造研究連絡委員会構造工学
専門委員会、日本建築学会、土木学会、
場所:九州大学
構造工学論文集Vol.51A
http://www.doc.kyushu-u.ac.jp/kouron/index.html
構造工学論文集Vol.51B
http://news-sv.aij.or.jp/kouzou/s11/51kouzouKOUGAKU.htm
5月30-6月1日 ERES2005 (Fifth International Conference on
Earthquake Resistant Engineering Structures)
(Skiathos, Greece)
http://www.wessex.ac.uk/conferences/2005/eres05/index.html
6月13-16日 第9回世界免震・制振セミナー
(9th World Seminar on Seismic Isolation, Energy
Dissipation and Active Vibration Control of Structures)
主催:日本振動技術協会
会場:ポートピアホテル(神戸市)
協賛:日本地震工学会・他
7月19-21日 AESE 2005 (The First International Conference on
Advances in Experimental Structural Engineering)
(Nagoya)
http://www.civil.nagoya-u.ac.jp/aese/
7月17-21日 2005 ASME(American Society of Mechanical Engineers)
Pressure Vessels and Piping Division Conference
(Denver,USA)
http://ww2.asme.org/calendar3/event_detail.cfm?id=582
8月7-12日 18th International Conference on Structural Mechanics in
Reactor Technology (Beijing, CHINA)
http://www.smirt-18.org.cn/
8月26-27日 4th European Workshop on the Seismic Behaviour of
Irregular and Complex Structures (Thessaloniki, GREECE)
http://taz.civil.auth.gr/4ewics
秋(日時未定) Turkey Flat Blind Prediction Workshop (San Francisco, USA)
2004年9月28日に米国カリフォルニア州パークフィールドで
地震が起きました.この地震は以前から発生が予測されていた
もので,この地震の震源域にあるTurkey Flatは,1985年に
IAEE/IASPEIのJWGとしてはじまったESGのテストサイトで,
地盤調査や地震観測が行われ,weak-motionブラインドテスト
が1990年に行われました.今回この「待望の」強震記録が観測
され,このサイトでのパークフィールド地震記録のBlind
Predictionを行うことになりました.このプロジェクトでは,
盆地外及び地中のデータを公開して,盆地内の波形などの
Blind predictionを行うもので,その結果を今年の秋にサン
フランシスコでのワークショップで議論するというものです.
このプロジェクトに興味のある方は以下のHPをご参照ください.
http://www.quake.ca.gov/turkeyflat.htm#Turkeyflat1
9月4-7日 EURODYN 2005 (Sixth European Conference on Structural
Dynamics) (Paris, France)
http://www.eurodyn2005.univ-mlv.fr
9月6日 第8回応用力学シンポジウム
主催:土木学会応用力学委員会
場所:東京大学工学部
論文締切日:2005年4月15日(金)
応用力学委員会ホームページ
http://www.jsce.or.jp/committee/amc/
9月10日 地震地盤工学に関する最近の発展に関する国際会議
Satellite Conference on Recent Developments
in Earthquake Geotechnical Engineering
場所:大阪市立大学文化交流センター(大阪駅前第2ビル6階)
主催:国際地盤工学会技術委員会
論文発表申込締切:2004/12/10
論文提出締切:2005/3/31
論文申込先:地盤工学会国際部 ( kaishi@jiban.or.jp )
http://const.civil.chuo-u.ac.jp/lab/doshitu/topics/tc4index.htm
9月12-16日 第16回国際地盤工学会議
主催:(社)地盤工学会・日本学術会議・国際地盤工学会
協賛:日本地震工学会
場所:大阪国際会議場(大阪市北区中ノ島5-3-51)
問合先:606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学大学院
地球環境学堂 TEL:075-753-5114 FAX:075-753-5116
e-mail:kamon@geotech.gee.kyoto-u.ac.jp
http://www.icsmge2005.org/
9月14-16日 IABSE (International Association for Bridge and
Structural Engineering) Symposium on Structures and
Extreme Events - 250 years later, in memory of
the 1755 Lisbon earthquake - (Lisbon, Portugal)
http://www.iabse.org
10月26-28日 EVACES2005 (Experimental Vibration Analysis for Civil
Engineering Structures) (Bordeaux, France)
http://pfe.enpc.fr/web2003/dyn/pdf/45035.pdf
2006年
3月9-11日 防災に関する国際シンポジウム (ISMD 2006)
The International Symposium on Management Systems for
Disaster Prevention
主催:高知工科大学
場所:高知工科大学社会マネジメントシステムセンター
(高知県香美郡土佐山田町宮の口185)
問合先:ISMD事務局
TEL:0887-57-2792 FAX:0887-57-2811
e-mail:ismd@kochi-tech.ac.jp
http://www.kochi-tech.ac.jp/coe21/ismd/
3月10-11日 ACEE2006 (Asia Conference on Earthquake Engineering)
(Manila/Cebu, Philippines)
Submission of abstracts (2005/6/15)
Preliminary acceptance (2005/8/15)
Receipt of extended abstract and full paper (2005/11/15)
Notification of final acceptance (2005/12/15)
http://acee.dlsu.edu.ph
8月14-17日 STESSA2006 (Behaviour of Steel Structures
in Seismic Areas) (Tokyo)
http://www.serc.titech.ac.jp/stessa2006/
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