###############################################################
# JAEE NEWS No.101 2005/6/15 日本地震工学会ニュース No.101 #
###############################################################
先日、電車の中で、私のパソコン画面に地震の文字を見た隣のご婦人から、明日地震が
起こるんですって?と突然尋ねられました。どうも、地震雲かなにかで出回っている
地震予知の風説が原因のようです。そういえば5月にもよく、一般の方から地震が起
こるって本当ですかと聞かれました。現状で確実な地震発生予測ができないことは、
ほとんどの地震学者が認めるところです。地震の風説を聞いた人が永続的に地震対策に
取り組むならまだしも、期日が過ぎるとまた元の黙阿弥ではどうにもなりません。
子供の頃から自然を理解し、風説に惑わされず、日ごろから着実に適切な対応が取れる
ようにすることが、今日本人に一番必要とされることだと思いました。(武村)
※ 日本地震工学 会のホームページ:http://www.jaee.gr.jp/index_j.html
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《日本地震工学会関連のニュース》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
○「第6期会長挨拶」を掲載しました(6/14)
http://www.jaee.gr.jp/general/greeting5.html
○「地震工学会論文集第5巻、第2号」を刊行しました(6/2).
http://www.jaee.gr.jp/journal/submit-j/index.html
○日本地震工学会・大会−2005 一般発表お よびセッションテーマの募集案内
本年度も日本地震工学会では、地震・耐震工学に関連する横断的な幅広い研究課題
について発表し討論を深めるために、年次大会を京大会館(http://www.kyodaikaikan.jp/)
で開催いたします。一般発表、オーガナイ ズドセッションを予定しております。
つきましては、一般発表およびオーガナイズド・セッションテーマを募集いたします
ので、奮ってご応募くださるようお願いいたします。
詳しくは、ホームページ
(http://www.jaee.gr.jp/convention/2005/index_2005.html)をご覧下さい。
◇主な日程(予定含む)
・一般発表・テーマセッション申し込み締め切り :2005年 7月31日(日)
・論文投稿締め切り :2005年 9月21日(水)
・大会−2005開催期間 :2005年11月21日(月)〜23日(水)
○「強震動データの共有化及び活用法に関する研究委員会」をHPに掲載 (5/16)
上記委員会について、委員構成や活動報告、委員会議事録をホームページに掲載
しました。
http://www.jaee.gr.jp/news/etc/smdb/index-smdb.html
○研究委員会の設置について(公募)(4/20)
日本地震工学会では、地震工学分野の調査・研究を進展させ、調査・研究成果を広く
国内外に還元して社会の地震防災性向上に貢献することを目的として研究委員会を設
置し、各種活動を行っております。
現在、4研究委員会が活動を行っていますが、さらに活動を強化するため、新規研究
委員会の立ち上げを随時公募しています。条件等詳細については下記を参照して下さい。
http://www.jaee.gr.jp/research/koubo.html
○委員会報告書の刊行
性能規定型耐震設計法に関する研究委員会では、平成16年度の報告書「性能規定
型耐震設計法−性能目標と限界状態はいかにあるべきか−」を刊行しました。
詳細は下記を参照してください。
http://www.jaee.gr.jp/research/performance/index.html
○第43回理事会 (2005年 6月6日)の議事内容の紹介以下の項目について報告・ 意見
交換がなされました。
・第5回通常総 会議事録の確認
・論文集編集委 員会の運営方針
・年次大会につ いて
・サンフランシ スコ地震100周年記念事業へ の参加について
・会員サービス アンケートについて
・ホームページ の充実について
・法人化につい て
・その他
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
JAEE NEWSのバックナンバーは
http://www.jaee.gr.jp/news/back_number/index_b.html
で御覧いただけます。
JAEE NEWSへのお問い合わせ・ご意見は admin-n@news.jaee.gr.jp にお寄せください。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
入会・資料等の問い合わせは
事務局(office@general.jaee.gr.jp, 電話:03−5730−2831,FAX:03-5730- 2830)
にお寄せください。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《お知らせ》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
○新潟県中越地震 の強震観測波形の公開
土木学会がJR東日本と道路公団による新潟県中越地震の強震観測波形(川口イン
ター、川口変電所、長岡駅、十日町駅など)のダウンロードサイトを開設していま
す。パスワード申請のためのユーザ登録が必要ですが、ご関心のある方は下記URLを
参照下さい。
http://download.jsce.or.jp/
○第2回アジア地 震工学会議(ACEE2006)講演論 文募集来年2006年3月10-11日にフィ
リッピンでASEP(Association of Structural Engineers of the Philippines)主催の
第2回アジア地震工学会議が行われます。
たくさんの方の御講演、御参加をお願いします。
アスブストラクト締切:2005年 6月15日
詳細は下記をご参照下さい。
http://acee.dlsu.edu.ph/
○Earthquake Engineering and Structural Dynamics 論文募集国際地震工学会の
公式論文集であるEarthquake Engineering and Structural Dynamicsでは、常時
論文を募集しております。
現在、カリフォルニア大学のArmen Der Kiureghian教授を客員編集者に迎え、
電力施設およびライフラインシステムに関する 特集号の論文を募集しております。
興味のある方は、
http://www3.interscience.wiley.com/cgi-bin/jabout/1922/CallForPapers.htmlの
論文募集欄(Call for Papers)をご覧ください。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《地震災害情報》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
<2005年福岡県西方沖地震の関連情報>
○2005年3月 20日10:53ころ福岡県の西方沖、玄界灘を震源とするマグニ
チュード7 ・0の地震が発生しました。震源の深さは9km(暫定値)、福岡県福岡
市中 央区、東区前原市、佐賀県みやく町において震度6弱を観測しました。3月22
日7:30の消防庁の発表によると、この地震による死者は1名、負傷者は 675名、
全壊住家17棟,半壊住家159棟、一部損壊住家2115棟など の被害が発生して
います。
http://www.jaee.gr.jp/news/disaster/2005hukuoka_W.htm
○東京電機大学の 調査グループによる現地の地盤被害調査の写真や調査メモ
http://www.yasuda.g.dendai.ac.jp/news050322/news050322.htm
○東京工業大学都 市地震工学センターによる福岡県西方沖で発生した地震の調査速報
http://www.enveng.titech.ac.jp/seo/2005Fukuoka_1streport.pdf
http://www.enveng.titech.ac.jp/seo/2005Fukuoka_2streport.pdf
http://www.enveng.titech.ac.jp/seo/2005Fukuoka_3streport.pdf
http://www.enveng.titech.ac.jp/seo/2005Fukuoka_4streport.pdf
http://www.enveng.titech.ac.jp/seo/2005Fukuoka_5streport.pdf
○地震調査研究推 進本部2005年3月20日福岡県西方沖の地震の評価
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/05mar_fukuoka/index.htm
○内閣府 福岡県 西方沖を震源とする地震について(第26報)
(平成17年4月21日18時00分現在)
http://www.bousai.go.jp/kinkyu/050320jishin_fukuoka/jishin_fukuoka_26.pdf
<2004年スマトラ地震の関連情報>
○2004/12/26のスマトラ地震に関する情報をホームページに掲載しています。
http://news.jaee.gr.jp/news/disaster/2004sumatra.html
○EERI(米地震工学会)がWorld Housing Project Newsletter(3/1発行)
でスマトラ地震に関しての情報を発信しています。
http://www.eeri.org/lfe/clearinghouse/sumatra_tsunami/observ1.php
この他、組石造建物の耐震化のガイドライン、世界各国の地震危険度や
建物種類などが下記で紹介されています。
http://www.world-housing.net/Tutorials/Tutorial.asp
http://www.world-housing.net/
○外務省 「スマトラ沖大地震及びインド洋津波被害」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/asia/sumatra_tsunami.html
○国土交通省研究機関等スマトラ島沖地震ポータルサイト
国土交通省に関係する7機関で、スマトラ島沖地震災害への
技術支援等に関するホームページを開設しています。
http://www.mlit.go.jp/sumaportal/index.htm
<新潟県中越地震関連情報>
○平成16年新潟県中越地震に関する情報をホームページに掲載しています。
http://www.jaee.gr.jp/news/disaster/2004niigata.html
<防災マップ・予測地図など>
○内閣府中央防災会議
・地震防災マップの公表について(内閣府(地震・火山対策担当)
http://www.bousai.go.jp/oshirase/h17/050106_kouhyou/kouhyou.html
・1982 長崎豪雨災害報告書「災害教訓の継承に関する専門調査会」の公表(3/28)
http://www.bousai.go.jp/oshirase/h17/050328nagasaki.pdf
○地震調査研究推進本部
・「全国を概観した地震動予測地図」報告書 (4/13更新、5/2訂正)
5/10、地震動予測地図に関するデータが下記アドレスで公開されています。
http://www.j-shis.bosai.go.jp/
・2005年3月20日福岡県西方沖の地震の評価 (4/13)
・活断層の評価 (標津断層帯等10断層帯の長期評価・他)(4/13)
http://www.jishin.go.jp/main/index.html
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《公募》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
○東京理科大学理 工学部建築学科教員の募集
・専門分野: 建築材料・生産
・採用予定: 2006年4月1日付
詳しくは下記をご参照下さい。
http://www.tus.ac.jp/utility/boshuu/kyoin
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
%%%%%%《行事案内行事予定・論文募集(関連学協会を含む)》 %%%%%%%
○「土木学会による実務者のための耐震設計入門」平成17年度セミナー
主催:土木学会(担当:地震工学委員会地震防災技術普及小委員会)
日時: 8月1日(月),2日(火)(2日間,両日共9:00〜19:00)
場所:土木会館AB会議室 /東京都新宿区四谷一丁目無番地
○「土木学会による実務者のための耐震設計入門」平成17年度札幌セミナー
主催:土木学会(担当:地震工学委員会地震防災技術普及小委員会)
日時: 10月21日(金)(1日間:900〜18:50)
場所:北海道開発土木研究所 講堂(札幌市豊平区平岸1条3丁目1番地34号)
○「第8回地震防災技術懇話会」のご案内
主催:土木学会(担当:地震工学委員会地震防災技術普及小委員会)
日時: 9月16日金)、16:00〜18:00
場所:土木会館講堂/東京都新宿区四谷 一丁目無番地
講演:「1995年兵庫県南部地震での第一次提言提案の頃」
東京大学名誉教授 田村重四郎先生
※上記3行事の問合先:土木学会事務局研究事業課今村 玲子(imamura@jsce.or.jp)
tel:03-3355-3559(内線252) fax:03-5379-2769
○第 55回理論応用力学講演会 講演募集
開催日 2006年1月24日(火)〜26日(木)
開催場所 京大会館(〒606-8305 京都市 左京区吉田河原町15-9)
http://news-sv.aij.or.jp/nctam/
○その他の行事等 は下記のページをご覧下さい。
http://www.jaee.gr.jp/news/information/index.html
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
|