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# JAEE NEWS No.106 2005/9/15 日本地震工学会ニュース No.106 #
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両国の江戸東京博物館で、安政江戸地震の150周年展が開催されています。
当時の人々は地震の原因を何だと考えていたのでしょうか?「鯰?」「まさか!」
鯰はおそらく江戸の庶民の心の豊かさの表現でしょう。「為政者が王道を踏み外すと
天罰が下り地震が起こる。」こちらはみなが信じていたのではないでしょうか。
そう言えば、最近地震が多いように思いますが、今でもそう言われればそんな気が
するから不思議です。(武村)
※ 日本地震工学会のホームページ:http://www.jaee.gr.jp/index_j.html
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《日本地震工学会関連のニュース》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
○日本地震工学会・大会−2005 一般発表およびセッションテーマの募集案内
本年度も日本地震工学会では、地震・耐震工学に関連する横断的な幅広い
研究課題について発表し討論を深めるために、年次大会を京都(京大会館:
http://www.kyodaikaikan.jp/)で開催いたします。
一般発表、オーガナイズドセッションを予定しております。
詳しくは、ホームページ
(http://www.jaee.gr.jp/convention/index.html)をご覧下さい。
◇主な日程
・論文投稿締め切り :2005年9月21日(水)
・大会−2005開催期間 :2005年11月21日(月)〜23日(水)
○第10回震災対策技術展<<新潟県長岡会場>> 同時開催シンポジウム・セミナー
(財)震災予防協会・日本地震工学会の主催により,「地震災害の軽減に向けて
―新潟県中越地震とその教訓」と題して3件の講演が行われます。
・日時:2005年10月1日(土)
・場所:長岡産業交流会館(新潟県長岡市)
詳しくはホームページ(http://www.exhibitiontech.com/etec/)をご覧下さい。
○関東大震災の犠牲者数が理科年表で80年ぶりに修正されます。
日本地震工学会論文集第4巻第4号で発表された「関東地震(1923 年9 月1 日)
による被害要因別死者数の推定」の結果が理科年表に反映され、11月発行の
2006年版で、80年ぶりに数字が修正されます。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050907i415.htm
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JAEE NEWSのバックナンバーは
http://www.jaee.gr.jp/news/back_number/index_b.html
で御覧いただけます。
JAEE NEWSへのお問い合わせ・ご意見は admin-n@news.jaee.gr.jp にお寄せください。
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入会・資料等の問い合わせは
事務局(office@general.jaee.gr.jp, 電話:03−5730−2831,FAX:03-5730- 2830)
にお寄せください。
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%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《お知らせ》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
○ 日本学術会議メカニクス・構造研究連絡委員会 地震工学専門委員会の
平成16年度活動報告 (7/14) 詳しくは下記をご参照下さい。
http://www.jaee.gr.jp/news/etc/etc.html
○新潟県中越地震の強震観測波形の公開
土木学会がJR東日本と道路公団による新潟県中越地震の強震観測波形(川口イン
ター、川口変電所、長岡駅、十日町駅など)のダウンロードサイトを開設していま
す。パスワード申請のためのユーザ登録が必要ですが、ご関心のある方は下記
URLを参照下さい。
http://download.jsce.or.jp/
○江戸東京博物館で「安政の江戸大地震150年展」
9月1日から10月16日まで、9月17日午後には公開講演会もあります。
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/about/josetsu/dai2/2005/0901/0901.html
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%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《地震災害情報》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
<2005年宮城県沖の地震」の関連情報>
8月16日11時46分頃に宮城県沖の深さ約40kmでマグニチュード
(M)7.2の地震が発生しました。宮城県川崎町で震度6弱を観測しました。
負傷者91名、全壊住家1棟、一部損壊住家856棟などの被害が発生しています。
○地震調査研究推進本部2005年8月16日宮城県沖の地震の評価
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/05aug_miyagi/index.htm
○内閣府 宮城県沖を震源とする地震について(第6報)
(平成17年8月22日18時00分現在)
http://www.bousai.go.jp/kinkyu/050816jishin_miyagi/050816jishin_miyagi_6.pdf
○国土交通省 防災情報提供センター
http://www.bosaijoho.go.jp/saigai.html#H17_04
○東北大学 地震・噴火予知研究観測センター
http://www.aob.geophys.tohoku.ac.jp/news/latest/20050816_news
<2005年福岡県西方沖地震の関連情報>
○2005年福岡県西方沖地震に関する情報をホームページに掲載しています。
http://www.jaee.gr.jp/news/disaster/2005hukuoka_W.htm
<2004年スマトラ地震の関連情報>
○2004/12/26のスマトラ地震に関する情報をホームページに掲載しています。
http://news.jaee.gr.jp/news/disaster/2004sumatra.html
○EERI(米地震工学会)がWorld Housing Project Newsletter(3/1発行)
でスマトラ地震に関しての情報を発信しています。
http://www.eeri.org/lfe/clearinghouse/sumatra_tsunami/observ1.php
この他、組石造建物の耐震化のガイドライン、世界各国の地震危険度や
建物種類などが下記で紹介されています。
http://www.world-housing.net/Tutorials/Tutorial.asp
http://www.world-housing.net/
○外務省 「スマトラ沖大地震及びインド洋津波被害」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/asia/sumatra_tsunami.html
○国土交通省研究機関等スマトラ島沖地震ポータルサイト
国土交通省に関係する7機関で、スマトラ島沖地震災害への
技術支援等に関するホームページを開設しています。
http://www.mlit.go.jp/sumaportal/index.htm
<新潟県中越地震関連情報>
○平成16年新潟県中越地震に関する情報をホームページに掲載しています。
http://www.jaee.gr.jp/news/disaster/2004niigata.html
<防災マップ・予測地図など>
○内閣府中央防災会議
・地震防災マップの公表について(内閣府(地震・火山対策担当)
http://www.bousai.go.jp/oshirase/h17/050106_kouhyou/kouhyou.html
・1982 長崎豪雨災害報告書「災害教訓の継承に関する専門調査会」の公表(3/28)
http://www.bousai.go.jp/oshirase/h17/050328nagasaki.pdf
○地震調査研究推進本部
・中央構造線断層帯(金剛山地東縁−和泉山脈南縁)の地震を想定した
強震動評価について(7/19)
http://www.jishin.go.jp/main/kyoshindo/05jul_chuokozosen/index.htm
・ パンフレット「地震を知ろう 〜地震災害から身を守るために〜」 (6/20)
・「全国を概観した地震動予測地図」報告書 (8/10訂正)
5/10、地震動予測地図に関するデータが下記アドレスで公開されています。
http://www.j-shis.bosai.go.jp/
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%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《公募》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
○東京工業大学都市地震工学センター特別教育研究プロジェクト研究員
(ポスドク)の募集
・研究分野: 首都圏での震災軽減のための実践的な研究
・任期: 原則単年度で最長5年間
詳しくは下記をご参照下さい。
http://www.cuee.titech.ac.jp/openings/info_17/pd17_sp.html
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%%%%%%《行事案内行事予定・論文募集(関連学協会を含む)》%%%%%%%%
○オーストラリア地震工学会
開催:オーストラリア地震工学会
時期:2005年11月25日-27日
場所:Albury, New South Wales
連絡先:Ms. Barbara Butler, PO Box 829
Parkville 3052
New Southwales, Australia
○アフター5特別講演会
主催:社団法人地盤工学会国際部 関東支部
共催:日本地震工学会
このたび地盤工学会関東支部では、国際部との共催で、アフター5
談話会の時間枠を使いまして、下記のように特別講演会を企画しました。
講師としまして、チリ バルディビア大学のMr. Felipe Villalobosを
中心に、東京大学の東畑郁生教授、東京電機大学の安田進教授をお招き
しております。当日は、巨大地震時の地盤災害の事例と防災上の意義
について、貴重かつ有益なお話を伺い、かつ会員各位との意見交換が
出来る予定です。具体的には、1946年高知、60年チリ、90年フィリピン、
99年トルコなどの広域地盤沈降の被害事例と社会への影響について
詳しいご説明をいただける予定です。職場の同僚の方もお誘いいただき、
奮ってご参加いただければ幸いです。
日時:平成17年9月27日(火) 18:00〜20:00
(話題提供:90分,ディスカッション:30分)
会場:地盤工学会会議室
話題提供者:Mr. Felipe Villalobos [チリ バルディビア大学]
東畑郁生教授[東京大学]、安田進教授[東京電機大学]、
内容:「巨大地震時の広域地盤沈降の事例と防災の取組み」
会費:無料(ドリンクはありません。)
申込み方法:参加者の氏名,勤務先,同住所,同電話番号,
同E-mailアドレス,会員の種別(正会員・学生会員・特別会員)を記入した
申込書をFAXまたはE-mailでお送り下さい。学会から連絡がない場合には
受け付けられたものとお受け取りください。定員に達したときは折り返し
ご連絡いたします。
申込み先 :地盤工学会、関東支部 (担当:西川)
FAX:03-3946-8678,TEL:03-3946-8670
E-MAIL:jgskantou@jiban.or.jp
○2005年活断層調査成果および堆積平野地下構造調査成果報告会の開催
開催日 :平成17年11月10日(木)、11日(金)
会場 :こまばエミナース ホール (東京都目黒区大橋2-19-5)
主催 :文部科学省
問い合わせ・申込先:
〒101-0064 東京都千代田区猿楽町1-5-18 千代田ビル5階
(財)地震予知総合研究振興会 地震調査研究センター
活断層・地下構造報告会係
電話:03-3295-1501 FAX:03-3295-1507
○「土木学会による実務者のための耐震設計入門」平成17年度札幌セミナー
主催:土木学会(担当:地震工学委員会地震防災技術普及小委員会)
日時:10月21日(金)(1日間:900〜18:50)
場所:北海道開発土木研究所 講堂(札幌市豊平区平岸1条3丁目1番地34号)
○「第8回地震防災技術懇話会」のご案内
主催:土木学会(担当:地震工学委員会地震防災技術普及小委員会)
日時: 9月16日(金)、16:00〜18:00
場所:土木会館講堂/東京都新宿区四谷一丁目無番地
講演:「1995年兵庫県南部地震での第一次提言提案の頃」
東京大学名誉教授 田村重四郎先生
※上記2行事の問合先:土木学会事務局研究事業課
今村 玲子(imamura@jsce.or.jp)
tel:03-3355-3559(内線252)
fax:03-5379-2769
○第55回理論応用力学講演会 講演募集
開催日 2006年1月24日(火)〜26日(木)
開催場所 京大会館(〒606-8305 京都市左京区吉田河原町15-9)
http://news-sv.aij.or.jp/nctam/
○その他の行事等は下記のページをご覧下さい.
http://www.jaee.gr.jp/news/information/index.html
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