JAEE NEWS No.116
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# JAEE NEWS No.116 2006/3/1 日本地震工学会ニュース No.116   #
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イタリアのトリノで行われた冬のオリンピックは,日本人にとってはいささか残
念な結果が続いていましたが,荒川選手の金メダル獲得で久々に君が代を聞いて
涙を流しました.村主選手もよく頑張りました.オリンピックに代表されるよう
に4年に1度行われるイベントというものは,選手のプレーそのものだけでなく,
若手選手の台頭と成長,常連選手の活躍と勇退,記録の計測技術や競技の撮影技
術の進歩などがはっきりと感じ取れるという楽しみがあります.今年は冬季五輪
だけでなく,野球やサッカーのワールドカップもあり,落ち着かない年になりそ
うです.そして今年のイベントで忘れてならないのが11月に開催される日本地震
工学シンポジウムです.このシンポジウムは従来,土木学会,日本建築学会,地
盤工学会が交替で幹事学会を担当してきましたが,今回は日本地震工学会が初め
て幹事学会を務めることになりました.それだけに,このシンポジウムを盛り上
げるために会員の皆様の一層のご協力をお願いしたいと思います.論文の受付は
3/1からです.お申し込みをお忘れなく.(年縄)

※ 日本地震工学会のホームページ:http://www.jaee.gr.jp/index_j.html
         
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《日本地震工学会関連のニュース》%%%%%%%%%%%%%%%%%%% 

○第12回日本地震工学シンポジウム・ホームページ公開のお知らせ
                           12JEES運営委員会
 2006年11月3日(金)〜5日(日)に開催予定の同シンポジウムのホームページ
を以下のURLで公開を開始しました.
 今回は論文投稿から査読,参加登録まですべてWEBベースで行います.順次、
情報を追加していきますが,まずはご一見ください.
 http://www.12jees.jp/

○事務局長就任のお知らせ
                                                          会長 小谷俊介
 本会の事務局体制強化のために、3月1日より鴫原毅さんを事務局長として迎
えることとなりました。鴫原さんは昨年9月まで日本建築学会事務局に勤務され、
日本地震工学シンポジウムや阪神・淡路震災10周年事業委員会等の運営に携わ
ってこられました。事務局体制作りだけでなく本会の事業などでもご尽力頂ける
ものと考えています。

○2006年日本地震工学会・論文奨励賞の受賞者発表
                                  論文集編集委員会
 前回のJAEEニュースでお知らせしましたように、日本地震工学会は優れた研
究により地震工学の分野で顕著な業績をあげた若手研究者を奨励するために
「日本地震工学会・論文奨励賞」を設置しました。受賞対象者(毎年2名以内)
は、表彰年の前年度の12月31日から2年前までの期間に日本地震工学会論文集に
掲載された論文の筆頭著者を原則として、受賞年度の4月1日において満35歳以
下の正会員あるいは学生会員です。
2006年論文奨励賞の受賞者は、該当する全ての受賞候補者の中から論文集編集
員会による選考、および理事会による慎重な審議を経て、下記の2名と決定
いたしました。心よりお祝いさせて頂きます。

1.受賞者:山添正稔 様(鹿島建設小堀研究室)

受賞論文:KiK-net伯太および日野地点の地盤構造の推定と2000年鳥取県西部
地震時の基盤地震動の再評価(2004年9月発行)

著者:山添正稔、加藤研一、山田有孝、武村雅之

2.受賞者:鍬田泰子 様(神戸大学工学部建設学科)

 受賞論文:斜面地形による水道管路被害への影響評価〜2004 年新潟県中越
地震の管路被害分析〜(2005年11月発行)

著者:鍬田泰子、高田至郎、勤息義弘、Javanbarg Mohammad Bagher)

授賞式は本年5月22日に日本地震工学会の総会が建築会館で行われる予定です。
その他、受賞理由などの詳細はJAEEホームページをご覧ください。

http://www.jaee.gr.jp/journal/index.html

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JAEE NEWSのバックナンバーは
http://www.jaee.gr.jp/news/back_number/index_b.html
で御覧いただけます。 
JAEE NEWSへのお問い合わせ・ご意見は admin-n@news.jaee.gr.jp にお寄せください。 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 
入会・資料等の問い合わせは 
事務局(office@general.jaee.gr.jp, 電話:03−5730−2831,FAX:03-5730- 2830)
にお寄せください。 
         
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%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《地震災害情報》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% 

<2005年中国江西省の地震の関連情報>
○2005年中国江西省の地震に関する情報をホームページに掲載しています。
 http://www.jaee.gr.jp/news/disaster/2005china.html

<2005年イラン南部の地震の関連情報>
○2005年イラン南部の地震に関する情報をホームページに掲載しています。
 http://www.jaee.gr.jp/news/disaster/2005S_iran.html

<2005年パキスタンの地震関連情報>
○2005年パキスタンの地震に関する情報をホームページに掲載しています。
 http://www.jaee.gr.jp/news/disaster/2005pakistan.html

<2005年宮城県沖の地震の関連情報>
○2005年宮城県沖の地震に関する情報をホームページに掲載しています。
 http://news.jaee.gr.jp/news/disaster/2005miyagi.html

<2005年福岡県西方沖地震の関連情報>
○2005年福岡県西方沖地震に関する情報をホームページに掲載しています。
 http://www.jaee.gr.jp/news/disaster/2005hukuoka_W.htm

○九州大学の福岡県西方沖地震 調査・観測情報
 http://fukuokaeq.arch.kyushu-u.ac.jp/index.htm

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%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《お知らせ》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

大型鉄筋コンクリート構造の震動実験の結果が下記でご覧になれます.

 (独)防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センターのE-Defense上での
6層実大鉄筋コンクリート構造の神戸海洋気象台の三次元地震動による
破壊振動実験(1月13日,16日)の結果
  http://www.bosai.go.jp/jpn/genba.htm

 カリフォルニア大学サンディエゴ校の屋外震動台での実大鉄筋コンク
リート造耐震壁の実験(1月17日,18日)の結果
  http://soevss.ucsd.edu/jsoe/cbsnews/

 カリフォルニア大学バークレー校の震動台での鉄筋コンクリート造骨組の
倒壊にいたる実験(2月16日)の結果
  http://peer.berkeley.edu/~moehle/documents/Collapsetest/

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%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《新刊紹介》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
○「日本の地形・地盤デジタルマップ CD-ROM付」若松加寿江・久保純子・松 
岡昌 志・長谷川浩一・杉浦正美 著

本書は地形・地盤特性の GIS(地理情報システム)データベースであるが,これま
での同種のデータベースとは異なり,日本全国を対象に統一基準に基づき地形区
分が行われている。内容は,データの解説に加えて,高潮や洪水氾濫による浸水
域の予測,地盤の平均S波速度分布の推定,液状化危険度の予測,流域単位の潜
在的侵食速度分布の推定手法とその成果図となっている。付属のCD-ROMには,地
形分類,表層地質(地質時代区分),標高,傾斜,起伏量などの数値データが約1km
四方の基準地域メッシュ単位で保存されている。ファイル形式は,GISソフトに
そのまま組み込めるMapInfo TAB形式,Shape File形式に加え,ASCII形式(テキ
ストデータ),高解像度のサンプル画像(ビットマップ形式)の4種類とユーザー
の便宜にも気を配られている。地震ハザード評価をはじめとして自然災害の被害
分析,建設,地理,教育,環境など多方面での本書の活用が期待される。
内容は,http://www.utp.or.jp/shelf/200511/060748.htmlでも紹介されている。
(弘前大 片岡俊一)

A5判・函入 112頁+CD-ROM 1枚
価格:9,000円 (税別)
発行:東京大学出版会 ISBN4-13-060748-0
発行年月:2005年11月

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%%%%%%《行事案内行事予定・論文募集(関連学協会を含む)》%%%%%%%%
○講習会「動的相互作用を考慮した応答解析と耐震設計」
 主催:日本建築学会構造委員会振動運営委員会
 日程 2006/02/24(東京・建築会館ホール)
    2006/03/03(名古屋・昭和ビル9階ホール)
    2006/03/10(大阪・大阪科学技術センター4階401室)
 後援予定:開催地都府県建築士会、開催地都府県建築士会事務所協会、
      建築業協会、日本建築家協会、日本建築構造技術者協会、
      日本建築士会連合会、日本建築士事務所協会連合会、
      日本建築センター、日本建築総合試験所
 参加費[テキスト代含む]
   1─日本建築学会会員 9,000円
   2─登録メンバー  10,000円
   3─後援団体会員  11,000円
   4─上記以外    14,000円
 テキスト:『建物と地盤の動的相互作用を考慮した応答解析と耐震設計』、
       B5判、約380頁、CD-ROM付
 詳細 http://www.aij.or.jp/jnetwork/scripts/index3.aspにリンクされて
    いるPDFファイルを参照のこと

○第7回地震災害マネジメントセミナー
 「地震災害のリスク管理と危機管理 −ハザード評価からマネジメントの実践へ−」
     日時: 2006年3月7日(火)9:30-17:00
     主催: 土木学会(担当 地震工学委員会・地震防災技術普及小委員会)
     後援: 地域安全学会,日本地震工学会,日本損害保険協会
     場所: 場所: 土木会館講堂(〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目無番地(外濠公園内))
     お申込: 土木学会ホームページ行事案内
              http://www.jsce.or.jp/event/frameset.htm
              「本部」リンクの「土木学会行事コード:E536」をクリック
  ※ 参加費は本会会員も会員扱いとなります
     お申込締切日: 2006年3月1日(水)
     お問合先: (社)土木学会研究事業課 今村玲子
          TEL : 03-3355-3559(内120)E-mail : imamura@jsce.or.jp
     詳細: http://www.jsce.or.jp/committee/eec2/bousai/7semi.html

○第3回 都市地震工学国際会議
 東京工業大学都市地震工学センター (Center for Urban Earthquake
Engineering (CUEE))主催による第3回都市地震工学国際会議が開催されます。
今回の会議では、過去2回と同様の地震動、地盤・基礎構造、上部構造の耐
震、振動制御、地震防災と人間 行動といったトピックスに加え、スマトラ沖
地震でクローズアップされた津波に関するセッションを設けています。また、
今回は招待講演として、国際地震工学会(IAEE)の前会長Luis Esteva先
生をはじめとする国内外の著名な研究者をお招きしている他、特に他機関を含
む若手研究者の研究発表を拡充し、過去2回を大幅に上回る80余編の発表を
予定しております。懇親会を除き参加は無料(700ページを超える発表論文
集付き)ですので、都市地震工学、特に若手の研究動向に関心をお持ちの方々
多数のご参加をお待ち申し上げます。

プログラムをご希望の方は以下をクリックして下さい 。
http://www.cuee.titech.ac.jp/Japanese/Events/Data/cuee2006.pdf
日時:  2006年3月6日-7日
会場:  東京工業大学すずかけ台キャンパス 大学会館すずかけホール
     横浜市緑区長津田町4259
参加費: 無 料(懇親会2,500円)
申込み:
参加希望者は下記へ、懇親会の出欠とともに事前登録してください。
    Email:reg@cuee.titech.ac.jp
問合せ先: CUEE大岡山事務局
         TEL/FAX:03-5734-3200
                 CUEEすずかけ台事務局
              TEL/FAX:045-924-5576/5199
                 Email:reg@cuee.titech.ac.jp

○ニュージーランド地震工学会(New Zealand Society for Earthquake Engineering)
 年次大会講演募集
 日時: 2006年3月10-12日
 場所: Napier, New Zealand
 アブストラクト締切: 2005/10/13
 詳しくは下記をご覧下さい。
 http://www.nzsee.org.nz/EVENTS/nzsee2006firstcall.pdf

○100th Anniversary Earthquake Conference
 -Commemorating the 1906 San Francisco Earthquake-
 (San Francisco, California, USA)
 日時: 2006年4月18-22日
 ※下記からレジストレーションができます。
 http://www.1906eqconf.org/fullconfReg.htm

○日本地球惑星科学連合2006年大会
 日時: 2006年5月14-18日
 場所: 幕張メッセ
 http://www.jpgu.org/meeting/righttop.htm

○第41回地盤工学研究発表会
 主催: 社団法人 地盤工学会
 日時: 2006年7月12-15日
 場所: かごしま県民交流センター
 http://www.jiban.or.jp/info/kaikoku/41chiken/41chiken_r.html

○ Journal of Earthquake Engineering and Structural Dynamics
-Special Issue on Seismic reliability analysis of structures-
原稿締切: 2006年 7月31日
http://www3.interscience.wiley.com/cgi-bin/fulltext/112216680/main.html,ftx_abs

○3rd International Symposium on
"THE EFFECTS OF SURFACE GEOLOGY ON SEISMIC MOTION"  ESG 2006
 日時: 2006年8月30日-9月1日
 場所: Grenoble, France
 http://esg2006.obs.ujf-grenoble.fr

○1st European Conference on Earthquake Engineering and Seismology
 日時: 2006年9月3-8日
 場所: Geneva, Switzerland
 http://www.ecees.org

○6th Annual Meeting of the European Meteorological Society
 日時: 2006年9月4-8日
 場所: Ljubljana, Slovenia
 http://meetings.copernicus.org/ems2006/

○日本建築学会大会
 日時: 2006年9月7-9日
 場所: 神奈川大学(横浜市)
 応募期間: 2月17日-4月16日(電子投稿)
       2月17日-4月10日(紙面投稿)
  http://www.aij.or.jp/jpn/taikai2006/

○日本機械学会2006年度年次大会
 日時: 2006年9月18-22日
 場所: 熊本大学
 申込締切日: 3月24日
 http://www.jsme.or.jp/2006am/

○土木学会全国大会第61回年次学術講演会
 日時: 2006年9月20-22日
 場所: 立命館大学(びわこ・くさつキャンパス)
 応募期間: 3月1日-4月14日
 http://www.jsce.or.jp/committee/zenkoku/h18/top.html

○5th International Conference on Seismology and Earthquake Engineering
 日時: 2007年 5月14-16日
 場所: Tehran, Iran
 アブストラクト締切:2006年6月1日
 http://www.iiees.ac.ir/SEE5

○9th Canadian Conference on Earthquake Engineering
 日時: 2007年6月27-29日
   場所: Ottawa, Canada
 http://www.9ccee.ca/

○14th World Conference on Earthquake Engineering (14WCEE)
 日時: 2008年 10月12-17日
 場所: Beijing, China
 http://www.14wcee.org

○その他の行事等は下記のページをご覧下さい.

http://www.jaee.gr.jp/news/information/index.html

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