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# JAEE NEWS No.126 2006/8/1 日本地震工学会ニュース No.126 #
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地震といえばどこで断層が動いて地震を起こすか?とか、地震の被害を減らすノーハ
ウは?とかに注目が集まり、肝心要の"揺れ"について語られることが少ないようです。
世間では「活断層のずれ=揺れ」と考えている人も少なくありません。これは、地震
で揺れるということがあまりに当たり前のことだからかもしれません。これでは折角
の防災対策も適切に理解され、実行されることが難しくなりそうです。そのような問
題を打開するために、揺れを科学するおもしろさを正面から取り上げた本が発売され
ました。『地震の揺れを科学する−見えてきた強震動の姿』山中浩明編著(東大出版
会)。これを機に地震の本義である揺れの世界に多くの一般の方が一歩足を踏み入れ
てくれるといいなあと思っています。(武村)
※ 日本地震工学会のホームページ: http://www.jaee.gr.jp/index.html
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《日本地震工学会関連のニュース》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
○第12回日本地震工学シンポジウム・ホームページを公開中
12JEES運営委員会
2006年11月3日(金)〜5日(日)に開催予定の同シンポジウムのホームページ
を以下のURLで公開しています.
今回は論文投稿から査読,参加登録まですべてWEBベースで行います.情報は順次
追加していきます.
http://www.12jees.jp/
○講習会「性能規定型耐震設計法の現状と課題」
〜必ずやって来る大地震にどう対処すべきか!〜
主催:日本地震工学会
協賛(予定):(社)日本建築学会、(社)土木学会、(社)地盤工学会、
(社)日本地震学会、(社)日本技術士会、(社)建設コンサルタンツ協会、
(社)日本コンクリート工学協会
1.日 時:平成18年8月2日(水)10:00〜17:15
2.会 場:建築会館3階(303・304)会議室(東京都港区芝5-26-20 建築会館内)
http://www.jaee.gr.jp/research/res01/res01.html
○セミナー 分かりやすい「地盤の液状化・流動化と構造物の応答」
主催:日本地震工学会
協賛(予定):(社)日本建築学会、(社)土木学会、(社)地盤工学会、
(社)日本機会学会
1.日 時:平成18年8月29日(火)10:00〜17:00
2.会 場:建築会館3階(302・303)会議室(東京都港区芝5-26-20 建築会館内)
http://www.jaee.gr.jp/event.html#seminar
○新規研究委員会の委員を公募します
委員会名:土構造物におけるライフサイクルコスト戦略の研究委員会
期間:平成18年度〜平成20年度(3カ年)
期待される成果
・LCCを計算する手法を提案する。
・いくつかの事例につき、所期の建設時の防災への配慮がLCCの逓減を満たすこと
を例証する。
・耐震設計が土構造物においても重要であることを広く知らしめる。
詳細は、http://www.jaee.gr.jp/contribution/con05/con05_r01.html
○猿橋賞への推薦について
女性科学者に明るい未来をの会より、2007年度猿橋賞の推薦依頼がきました。この機
会に是非、本会より本会会員を推薦したいと考えています。本会の推薦を受けたい方
は猿橋賞の受賞候補者推薦書(http://www.saruhashi.net/downloads.html)に記入
の上、9月15日までに事務局(office@general.jaee.gr.jp)にお送り下さい。
※猿橋賞は、自然科学の分野で顕著な研究業績を収めた女性科学者に贈られる賞で
す。対象は本年11月30日現在で50歳未満の方で、年1名が受賞されます。詳細はこち
ら(http://www.saruhashi.net/)をご参照ください。
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JAEE NEWSのバックナンバーは
http://www.jaee.gr.jp/old/back_number/index.html
で御覧いただけます。
JAEE NEWSへのお問い合わせ・ご意見は admin-n@news.jaee.gr.jp にお寄せください。
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入会・資料等の問い合わせは
事務局(office@general.jaee.gr.jp, 電話:03−5730−2831,FAX:03-5730- 2830)
にお寄せください。
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%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《地震災害情報》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
<2006年インドネシア・ジャワ島中部の地震の関連情報>
○2006年インドネシア・ジャワ島中部の地震に関する情報をホームページに掲
載しています。
http://www.jaee.gr.jp/disaster/2006/2006indonesia.html
「インドネシア・ジャワ島中部地震災害調査速報会」のお知らせ
主旨:
5月27日(土)早朝にインドネシア・ジャワ島中部のジョグジャカルタ郊外で発生した
マグニチュード6.3の地震は、バントゥール県を中心に甚大な被害をもたらしました。そ
の原因を究明するため、文科省科研費「2006年5月27日インドネシアジャワ島中部地震に
よる被害に関する調査研究」(代表者:九州大学教授川瀬博)が認められ、日
本地震工学
会・日本建築学会・土木学会・地盤工学会・地震学会など関係学会の協力のも
とで研究チ
ームが組織され、これまで現地調査・地震情報収集および解析等の調査研究を
企画し、現
在鋭意実施中です。今回、下記の予定でその調査研究成果の概要を速報の形で
広く報告す
ることといたしましたので、興味のある方々は是非ご来場ください。
日時: 2006年9月13日(水曜日) 10:00−17:00 (開場9:30)
場所: 東京大学弥生講堂(一条ホール)
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内
地下鉄東大前駅から徒歩1分
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/map.html
主催: 科研費「ジャワ島中部地震による被害に関する調査研究」プロジェクトチーム
共催(予定): 日本地震工学会・日本建築学会・土木学会・地盤工学会・地震学会
定員: 280名(先着順)
参加費: 無料
参加登録: toroku913@seis.arch.kyushu-u.ac.jpあて氏名と所属機関、連絡
先を記入の上
1名につき1メールを送付ください。件名は「参加登録希望」とし
てください。
問合先: 九州大学大学院人間環境学研究院・川瀬博(kawase@arch.kyushu-u.ac.jp)
または東京大学地震研究所・壁谷澤寿海(kabe@eri.u-tokyo.ac.jp)
<2005年パキスタンの地震関連情報>
○2005年パキスタンの地震に関する情報をホームページに掲載しています。
http://www.jaee.gr.jp/disaster/2005/2005pakistan.html
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%%%%%%《行事案内行事予定・論文募集(関連学協会を含む)》%%%%%%%%
○大都市大震災軽減化特別プロジェクトIII-1 「震災総合シミュレーション
シ ステムの開発」
研究成果発表会
日時:平成18年8月2日(水)13:00-16:30
場所:KKR札幌、3F鳳凰の間:札幌市中央区北4条西5丁目
http://www.kkr-hotel-sapporo.com/access.html
定員:120名(先着順)、参加費:無料
○公開研究会「新潟県中越地震の被害と対応から学ぶ」(住まいの被害と復興)
主催:日本建築学会 都市計画委員会都市防災・復興小委員会
日時:2006年8月7日(月)13:00〜16:30
会場:建築会館会議室(東京都港区芝5-26-20)
定員:40名(申込先着順)
参加費:会員1,000円 登録メンバー1,500円 会員外2,000円
学生500円 (資料代含む、支払いは当日)
申込締切8月3日(木)
詳細:日本建築学会催し物・公募のページよりpdfファイル参照可
http://www.aij.or.jp/jnetwork/scripts/index3.asp
○STESSA 2006 (Behaviour of Steel Structures in Seismic Areas)
国際会議「地震地域の鋼構造の挙動」の第5回が日本で開かれます。秋山宏教
授、フェデリ
コ・マッツォラーニ教授、和田章教授らのもと、世界20カ国から130もの論文
が集まり、多
くの関心と期待が寄せられています。12の国内団体、EERIやNISTなどの13の海
外団体の後
援または協賛を頂きました。鋼構造建築の設計施工に携わる方々の多数のご参
加をお待ち
致します。
主催:ナポリ大学フェデリコII、東京工業大学
開催日:2006年8月14日(月)〜17日(木)
会場:東京工業大学すずかけ台キャンパス 大学会館すずかけホール
参加費:一般70,000円(6/15まで) / 一般80,000円(6/16以降) / 学生30,000円 /
同伴者20,000円
詳細:http://www.serc.titech.ac.jp/stessa2006
問合せ:東京工業大学山田研究室 川口 TEL 045-924-5330
○ インド地震工学シンポジウム:The 13 th Symposium on Earthquake Engineering
日程:2006年12月18日-20日
場所:Roorkee, インド
URL:http://www.iitr.ernet.in/common/symposia/pages/about.htm
梗概締切:2006年8月1日
論文受領:2006年10月1日
全論文提出期限:2006年10月15日
E-mail:13see@iitr.ernet.in
○5th International Conference on Seismology and Earthquake Engineering(再掲)
日時: 2007年 5月14-16日
場所: Tehran, Iran
※ アブストラクト締切が7/1に延びました.
http://www.iiees.ac.ir/SEE5
○ Computational Methods in Structural Dynamics and Earthquake Engineering
日程:2007年6月13日-15日
場所:Rethymno, Crete, Greece
URL:http:www.eng.ucy.a.cy/compdyn2007
梗概締切:2006年10月15日
論文受領:2006年11月30日
全論文提出期限:2007年2月28日
連絡先:Institute of Structural Analysis and Seismic Research
National Technical University of Athens
Zografou Campus, Athens 15780
Greece
E-mail:compdyn2007@central.ntua.gr
○その他の行事等は下記のページをご覧下さい.
http://www.jaee.gr.jp/event.html
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