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# JAEE NEWS No.131 2006/11/1 日本地震工学会ニュース No.131 #
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先日、“日本に住む外国人のための地震防災セミナー”でお話をしました。皆さん地
震について今自分達が暮らす家が大丈夫か、とても不安に思っておられるようでした。
2年前の新潟県中越地震など最近の被害事例をもとに、震度6弱なら人が下敷きになっ
て死ぬような潰れ方はほとんどの家では起らないこと、81年以後の新しい基準で建てた
家なら6強から7でも家が潰れて下敷きになることはほとんどないことなど、日本の現
状を説明し、家具の固定などできるところから対策を始めてくださいと応えました。被
害地震がある度に、新聞やテレビに流される全壊・半壊などの言葉も、受け取る側のイ
メージと実態はかなりかけ離れている場合があります。また最近では耐震指標といった
一般には分かりにくい言葉もマスコミから流れてきます。地震のことを早く伝えたいあ
まりに丁寧な説明を省くと、言葉の行き違いや無理解が、いたずらに市民の不安を掻き
立てることもあります。これではますます安心・安全な社会が遠のきます。一般市民の
目線に立って、わかり易く適切に我が国の建物の地震に対する実力をどう伝えるか、地
震に対して安心できる街造りの第一歩だと感じました。(武村)
※ 日本地震工学会のホームページ:http://www.jaee.gr.jp/index.html
%%%%%%%%%%%%% 《日本地震工学会関連のニュース》 %%%%%%%%%%%%%
○第12回日本地震工学シンポジウム運営委員会からのお知らせ
とき:2006年11月3日(金)〜5日(日)
ところ:東京工業大学 大岡山キャンパス
日程・プログラム・発表要領など詳細は下記HPにあります。
http://www.12jees.jp/
今回,特別企画として,
☆特別講演「失敗学と地震」講師 畑村洋太郎 工学院大学国際基礎工学科・教授
☆パネル討論「スマトラ地震津波災害の教訓」
☆大学院生から初級技術者のための地震工学の早わかり講義
☆技術展示
☆スペシャルテーマセッション
などが企画されています。奮ってご参加いただきますようお願いいたします。
○特別セミナー
「Prof. Nogamiによる地盤と基礎構造物の動的相互作用解析の基礎から応用まで」
日時:平成18年11月14日(火)10:00〜17:00
会場:建築会館3階(302・303)会議室(東京都港区芝5-26-20 建築会館内)
主催:日本地震工学会
協賛:(社)日本建築学会、(社)土木学会、(社)地盤工学会、(社)日本機械学会
受講料:(1)日本地震工学会会員及び協賛各団体所属会員:6,000円(テキスト込み)
(2)学生会員 :3,000円(テキスト込み)
(3)その他一般(上記学会に所属しない方) :8,000円(テキスト込み)
定員:50名(先着順)
詳細:http://www.jaee.gr.jp/event.html
概要:Nogami-Novak法の考案者で世界的に著名な元カリフォルニア大学の野上仁昭先生を
お迎えして、地盤と基礎構造物の動的相互作用解析について、詳細でしかも平易に解説
して頂く特別セミナーを企画しました。地盤と基礎構造物の動的相互作用解析に関して
勉強したいと考えておられる技術者や研究者の方々は、是非ご出席下さい。
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JAEE NEWSのバックナンバーは
http://www.jaee.gr.jp/stack/back_number/index_2007.html
で御覧いただけます.
JAEE NEWSへのお問い合わせ・ご意見は
admin-n@news.jaee.gr.jp にお寄せください。
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入会・資料等の問い合わせは
事務局(office@general.jaee.gr.jp,
電話:03−5730−2831,FAX:03-5730-2830)にお寄せください。
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%%%%%%%%%%%%%%%%% 《地震災害情報》 %%%%%%%%%%%%%%%%%
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%%%%%%% 《行事案内行事予定・論文募集(関連学協会を含む)》%%%%%%%
○第9回地震防災技術懇話会
講師:野上仁昭博士「米国での長年の研究生活を振り返る:人生様々」
主催:土木学会、後援:日本地震工学会
日時:11月13日(月)、16:00〜18:00
場所:土木会館講堂/東京都新宿区四谷一丁目無番地
定員:70 名
参加費:土木学会正会員2,000円 非会員2,500円 学生500 円
申込方法:土木学会HP行事案内(http://www.jsce.or.jp/event/frameset.htm)
○国際ワークショップ「長周期地震動と地下構造」
日時: 2006年11月14-15日
場所: 東京大学地震研究所 1号館3Fセミナー室
詳細:
http://taro.eri.u-tokyo.ac.jp/workshop/ground_motionj.html
○第34回地盤震動シンポジウム
日時:11月30日(木)、9:30〜17:40
場所:建築会館ホール/東京都港区芝5-26-20
主催:建築学会 構造委員会 振動運営委員会 地盤震動小委員会
定員:200名
参加費:会員(建築学会)5,000円、会員外6,000円、学生3,000円(資料代含む)
詳細:
http://www.aij.or.jp/jpn/symposium/2006/061130.pdf
○「強震動予測−その基礎と応用」第6回講習会のお知らせ
主催:日本地震学会・強震動委員会
日時:平成16年12月8日(金) 9:30〜17:30(受付開始 9:00)
会場:東京工業大学田町キャンパス(JR田町駅すぐ)
キャンパス・イノベーション・センター(CIC) 1階 国際会議室
〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6
概要:強震動委員会では,地震動評価に携わる技術者・実務者の方々に強震動
予測の最新技術をご理解いただき,各方面で応用いただきたく講習会を実施し
ております。今年度は,強震動研究の一般への紹介を試みた書籍「地震の揺れを
科学する−みえてきた強震動の姿」(東大出版会)をテキストのひとつとして,
その著者達が,特に重要なトピックスについてノウハウを掘り下げます。これ
まで受講された方々を含めて,奮ってご参加下さいますよう,お願い致します。
スケジュール,参加費,申し込み方法など,詳しくは下記にアクセス下さい。
http://www.mmjp.or.jp/kyosindo/whatsnew/koushuukai.html
○第56回理論応用力学講演会
主催:日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」
共催:日本機械学会、日本地震工学会、など
日時:2007年3月7日(水)-9日(金)
場所:日本学術会議(東京都港区六本木7-22-34)
講演申込締切:2006年10月17日(火)
詳細:http://www.jsme.or.jp/nctam/
○ Computational Methods in Structural Dynamics and Earthquake Engineering
日程:2007年6月13日-15日
場所:Rethymno, Crete, Greece
URL:http://www.eng.ucy.ac.cy/compdyn2007
梗概締切:2006年10月15日
論文受領:2006年11月30日
全論文提出期限:2007年2月28日
連絡先:Institute of Structural Analysis and Seismic Research
National Technical University of Athens
Zografou Campus, Athens 15780
Greece
E-mail:compdyn2007@central.ntua.gr
○ニュージーランド地震工学会大会
性能設計をテーマに行われます。
日程:2007年3月30日-4月1日
梗概締切:2006年11月3日
全論文提出期限:2007年2月5日
URL:http://www.nzsee.org.nz/
連絡先:Derek Wilshere
New Zealand Society for Earthquake Engineering
Wellington
E-mail:secretary@nzsee.org.nz
○The First International Conference on Risk Analysis and Crisis Response(RACR07)
日程:2007年9月25日-26日
場所:上海
URL:http://racr.shmtu.edu.cn/en_index.asp
連絡先:Prof. Dr. Jiali Feng
Department of Computer Science
Shanghai Maritime University
Pudong Ave 1550, Shanghai 200135, China
Tel/Fax: +86-21-68531327
E-mail:RACR07@163.com
○ニュージーランドのWellingtonにあるVictoria大学の地震災害センターのニュースが
下記でご覧になれます。
http://www.vuw.ac.nz/architecture/research/ehc/
○その他の行事等は下記のページをご覧下さい.
http://www.jaee.gr.jp/event.html
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