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# JAEE NEWS No.135 2007/1/15 日本地震工学会ニュース No.135 #
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本年最初の話題は、昨年12月に山形県米沢市で開催された「全国まちづくりシンポジ
ウム2006」の時のことです。パネラーのお一人に2004年新潟県中越地震の復興市民会
議事務局長の稲垣文彦氏がおられました。稲垣氏がおっしゃるには、「今回被害を受
けた地域の中には、地震が無くても10年もすれば、高齢化と過疎で、雪下ろしも出来
なくなって住めなくなる中山間地があります。都市部でも、右肩上がりの時代にはた
だ元に戻すだけでよかった復興が、右肩下がりの時代では、元に戻しても根本的な問
題の解決にならないことが多いのです。」と。全く同感です。例えば、進まないと言
われている学校の耐震補強も、単なる地震対策の問題ではない。そもそも将来を担う
子供たちを酷い設備のボロ校舎に押し込めて平然としてきた大人達の怠慢が根本にあ
るのではないか。震災時の自助、共助とよく言われますが、自助はともかくとしても、
共助は普段の家族や親戚や地域の繋がりがなければ期待できる訳がありません。地震
を悪者にするだけでは問題解決にならないことが多いのです。豊かな社会とは?それ
を求めるきっかけとして地震防災を位置づけることも必要ではないかと感じました。
新年早々固い話になってしまいましたが、今年もよろしくお願いします。(武村)
※ 日本地震工学会のホームページ:http://www.jaee.gr.jp/index.html
%%%%%%%%%%%%% 《日本地震工学会関連のニュース》 %%%%%%%%%%%%%
○セミナー「分かりやすい強震動レシピと強震動予測」
日時:平成19年2月7日(火)10:00〜17:00
会場:建設交流館 702会議室(大阪市西区立売堀2-1-2)
主催:日本地震工学会
協賛:(社)日本地震学会、(社)日本建築学会、(社)土木学会、(社)地盤工学会
受講料:(1)日本地震工学会会員及び協賛各団体所属会員:6,000円(テキスト込み)
(2)学生会員 :3,000円(テキスト込み)
(3)その他一般(上記学会に所属しない方) :8,000円(テキスト込み)
定員:50名(先着順)
詳細・申込:
http://www.jaee.gr.jp/event.html
○第5回日本地震工学会・大会-2007
主催:日本地震工学会
日時:2007年11月13日-15日
場所:東京大学地震研究所
投稿方法等の詳細は決まり次第またお知らせ致します。
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JAEE NEWSのバックナンバーは
http://www.jaee.gr.jp/stack/back_number/index_2007.html
で御覧いただけます.
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入会・資料等の問い合わせは
事務局(office@general.jaee.gr.jp,
電話:03−5730−2831,FAX:03-5730-2830)にお寄せください。
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%%%%%%%%%%%%%%%%% 《地震災害情報》 %%%%%%%%%%%%%%%%%
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%%%%%%% 《行事案内行事予定・論文募集(関連学協会を含む)》%%%%%%%
○地震防災フォーラム'06 ー来るべき南海,東南海地震に備えて(4)ー
(大阪平野における長周期地震動と長周期構造物の応答について)
主催:関西地震観測研究協議会
協賛:日本地震工学会,他
日時:2007年1月19日(金) 13:30〜16:45
場所:建設交流館グリーンホール(大阪市西区立売堀2-1-2)
参加費:5000円(学生2000円)
連絡先:関西地震観測研究協議会 事務局 溝上
E-mail:mizokami@geor.or.jp,
FAX:06-6578-6254
○文部科学省21世紀COEプログラム「第10回都市地震防災セミナー」
日時:平成19年1月26日(金)午後2時〜4時
場所:東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター
1階国際会議室(東京都港区芝浦 3-3-6)
プログラム:
1) コンクリート構造物の地震被害−新潟県中越地震の事例から−
二羽淳一郎 教授
2) 災害と人間行動−ジャワ島中部地震被災者のインタビュー調査から−
大野 隆造 教授
参加費:無料(参加者には資料配布)
定員:100名
申し込み・問合せ先:東京工業大学都市地震工学センター
TEL:045-924-5576 FAX:045-924-5199 office@cuee.titech.ac.jp
○震災対策セミナーIN神戸
主催:(財)神戸国際観光コンベンション協会,(財)神戸市防災安全公社
後援:日本地震工学会,他
日時:2007年1月18日(木)〜19日(金)
場所:神戸国際会議場(神戸市中央区港島)
詳細:
http://www.kcva.or.jp/shinsai/index.html
○震災対策技術展
横浜会場:2007年2月1日(木)〜2日(金),パシフィコ横浜
大阪会場:2007年5月23日(水)〜24日(木),インテックス大阪
詳細:http://www.exhibitiontech.com/etec/
○第26回震災予防協会講演会
身近な地震・火山の学び方 ーエンターテイメントから探る防災へのヒントー
主催:(財)震災予防協会
後援:日本地震工学会,他
日時:2007年2月2日(金) 13:00〜16:30
場所:パシフィコ横浜・アネックスホール(2階203会場)(横浜市西区みなとみらい)
講師:
石黒 耀(医師・小説家)人類を造った火山:小説「死都日本」の背景
山岡耕春(東京大学地震研究所教授)映画「日本沈没」を支える最新地球科学
小山真人(静岡大学教育学部教授)映画・文学・テーマパークで学ぶ地震と火山噴火
参加費:1000円(資料代含む)
定員:200名
(参加申し込みは、FAX、またはメールで、(財)震災予防協会事務局まで。氏名、
連絡先住所、電話番号明記のこと。折り返し参加券を送付します。)
問い合わせ先:(財)震災予防協会事務局 Tel03-3457-7453、Fax 03-3457-7076、
メール office@aedp-jp.com
詳細:http://www.aedp-jp.com/
○文部科学省「大都市大震災軽減化特別プロジェクト」
震災総合シミュレーションシンポジウム in 大阪
日程: 2007年2月6日(火)13:00〜17:00
場所: 大阪大学 中之島センター 10Fホール
(大阪市北区中之島4-3-53)
主催:文部科学省,(独)防災科学技術研究所,大阪大学大学院
定員:100名(先着順)
参加申込締切: 1月31日(水)
参加費: 無料
詳細:
http://www.mapse.eng.osaka-u.ac.jp/w8/sinsai/
○第56回理論応用力学講演会
主催:日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」
共催:日本機械学会、日本地震工学会、など
日時:2007年3月7日(水)-9日(金)
場所:日本学術会議(東京都港区六本木7-22-34)
講演申込締切:2006年10月17日(火)
詳細:http://www.jsme.or.jp/nctam/
○震度計の設置促進と震度データの利用高度化に関するシンポジウム
主催:土木学会(担当:地震工学委員会震度計の設置促進と震度データの利用高度
化に関する研究小委員会)
共催:日本地震工学会
場所:土木学会講堂(東京都新宿区四谷1丁目)
日時:2007年3月16日(金)
詳細:
http://www.jsce.or.jp/committee/eec2/index.html
○第1回ヨーロッパ地震工学・地震学会議の資料がダウンロードできます
昨年9月にスイス・ジュネーブで開催された第1回ヨーロッパ地震工学・地震学会議
の梗概集、基調講演の資料がインターネットでダウンロードできるようになりました。
・アブストラクト
http://www.ecees.org/abstracts_book.pdf
・keynote lecturesの発表資料
http://www.ecees.org/index2.html
○6th International Conference on Earthquake Resistant Engineering Structures
日程:2007年6月11日-13日
場所:Bologna, Italy
詳細:
http://www.wessex.ac.uk/conference/2007/eres07
Abstract:現在募集中(300words以内)
Final Paper:アブストラクトによる審査の後に全論文提出
○ニュージーランド地震工学会大会
性能設計をテーマに行われます。
日程:2007年3月30日-4月1日
全論文提出期限:2007年2月5日
URL:http://www.nzsee.org.nz/
○International Symposium on Seismic Risk Reduction
日程:2007年4月26日-27日
場所:ルーマニア
概要:主催のルーマニア地震災害軽減センターは、JICAの国際協力プロジェクト
の一環として建築研究所が主体的に取り組んでいるものです。来年は1977
年ルーマニア地震から30周年に当たり、またこの5ヵ年プロジェクトの最終
年度となることから、このシンポジウムが企画されております。是非たく
さんの方々の参加を賜り、シンポジウムがより有意義なものなるように、
ご協力頂ければ幸いです。
アブストラクト締切:2007年1月15日
論文提出期限:2007年3月20日
詳細:
http://cnrrs.utcb.ro/issrr2007/issrr2007.html
○ ASME(米国機械学会) Pressure vessels and piping division conference 2007
日程:2007年7月22日-26日
場所:San Antonio, Texas, US
詳細:http://www.asmeconferences.org/pvp07/
アブストラクト締切:2006年12月4日
論文提出期限:2007年4月16日
○環太平洋地震工学会議(The 8th Pacific Conference on Earthquake Engineering)
主催:ニュージーランド地震工学会
日程:2007年12月5日-7日
場所:シンガポール
詳細:http://www.ntu.edu.sg/cee/8PCEE/
アブストラクト締切:2007年2月1日
論文提出期限:2007年6月中旬
○その他の行事等は下記のページをご覧下さい.
http://www.jaee.gr.jp/event.html
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