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# JAEE NEWS No.144 2007/6/1 日本地震工学会ニュース No.144 #
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6億円が当たるかも!、ということで、サッカーくじのBigの購入希望者が殺到し、
システムの不具合が生じました。コンビニで買えなかったにもかかわらず、売り上
げは60億円を超え、過去最高となりました。当てた7名の方を羨みつつも、毎週の
ようにどこかでシステムの問題が生じている中、大地震の際に大都市を支える様々
なシステムは大丈夫なのか?、と不安を覚えました。
災害時の電話の輻輳は常識になっていますが、思わぬところで同じようなことが起
こる可能性があります。Bigの件は、マスコミが煽った感じもあり、行列のできる
店に並びたくなる国民性もあり、極端に集中してしまうようです。とはいえ、非常
時のために、どこまで費用をかけられるか?、という問題があります。昨今は、BCP
が盛んですが、絵に描いた餅にならないようにしたいものです。合理的という曖昧
な表現を定量化するのは、容易ではありませんが。(末冨)
※ 日本地震工学会のホームページ:http://www.jaee.gr.jp/index.html
%%%%%%%%%%%%% 《日本地震工学会関連のニュース》 %%%%%%%%%%%%%
○日本地震工学会第7回通常総会(5月24日)
決算、予算を含む平成18年度事業報告と平成19年度事業計画が承認されまし
た。会長に北川良和氏、次期会長に鈴木浩平氏が就任され、副会長・理事・監事も
半数が交代して新しい役員がきまりました。近日中に議事の詳細、役員名簿をホー
ムページに掲載する予定です。次号でまたお知らせ致します。
○ソロモン諸島地震の津波現地調査速報を掲載
本年4月2日に発生したソロモン諸島地震に関して、「津波災害の軽減方策に関する
研究委員会」(松冨英夫委員長)により、津波の被害調査を実施しました。その速報
を下記に掲載しましたので、ご覧ください。
http://www.jaee.gr.jp/research/res05/sol2007.pdf
○地震工学会論文集第7巻第3号発行のお知らせ
論文集編集委員会
日本地震工学会では,論文集を電子ジャーナルとして年4回発行しておりま
す。論文は日本地震工学会のホームページにてご覧いただくことができます。
今年(第7巻)の3号が発行されましたので,題目と著者を紹介致します。
論文の 詳細は下記ホームページからごらんください。
http://www.jaee.gr.jp/old/submit-j/index.html
また,論文集編集委員会では,皆様の論文投稿をお待ちしております。
1.地形分類とボーリングデータの統合処理による地盤増幅度評価と2004年新潟県
中越地震における地震動分布の推定、末冨岩雄、石田栄介、福島康宏、
磯山龍二、澤田純男、pp.1-12
2.消防専用水道システムの導入手法構築と適用事例、高田至郎、鍬田泰子、
勤息義弘、pp.13-26
3.消防専用水道システムの導入効果算定法、高田至郎、鍬田泰子、勤息義弘、
pp.27-39
4.2004年新潟県中越地震における川口町川口震度計周辺の建物被害の分析と強震
記録の対応、大月俊典、境有紀、小杉慎司、pp.40-59
○講習会「性能規定型耐震設計法の現状と課題」
昨年8月の東京での講習会を大阪で催します。性能規定型設計法の特徴とメリット、
設定すべき限界状態と性能目標、想定すべき設計地震力、建築構造物および土木構造物
の性能照査法等について、実務に役立つ最新の知見と技術を紹介します。既設構造物の
性能照査や耐震対策、都市の地震防災等の実務、教育、研究等に大いに役立つと考えら
れます。
主催:日本地震工学会
日時:2007年9月18日(火)10:00〜16:30
場所:関電会館エルガーデン(大阪市北区中ノ島3-6-16 関電ビル4階)
受講料:会員 10,000円(学生会員5,000円)
協賛団体会員 12,000円(学生会員6,000円)
上記会員外 15,000円(一般学生7,000円)
教材費「性能規定型耐震設計ー現状と課題」(鹿島出版会2006年6月刊)を含みます。
定員:100名(先着順)
申込先:日本地震工学会事務局
電話 03-5730-2831 FAX 03-5730-2830
e-mail : office@general.jaee.gr.jp
詳細:http://www.jaee.gr.jp/event.html
○英文ページを公開しました
http://www.jaee.gr.jp/english/general.html
まずは、留学生の方々に関心を持って頂ければと思います。
○第5回日本地震工学会・大会-2007
主催:日本地震工学会
日時:2007年11月13日-15日
場所:東京大学地震研究所
投稿方法等の詳細は決まり次第またお知らせ致します。
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JAEE NEWSのバックナンバーは
http://www.jaee.gr.jp/stack/back_number/index_2007.html
で御覧いただけます.
JAEE NEWSへのお問い合わせ・ご意見は
admin-n@news.jaee.gr.jp にお寄せください。
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入会・資料等の問い合わせは
事務局(office@general.jaee.gr.jp,
電話:03−5730−2831,FAX:03-5730-2830)にお寄せください。
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%%%%%%%%%%%%%%%%% 《災害情報》 %%%%%%%%%%%%%%%%%
○2007年能登半島地震
総会前に、能登半島地震被害調査報告があります。
下記に関連情報のリンク集を掲載しました。
http://www.jaee.gr.jp/disaster.html#2007
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%%%%%%% 《行事案内行事予定・論文募集(関連学協会を含む)》%%%%%%%
○実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)を用いた橋梁耐震実験研究
平成18年度 橋梁耐震実験研究 研究成果発表会
主催:防災科学技術研究所
共催:日本地震工学会
日時:2007年7月24日 10:00〜17:30
場所:世界貿易センタービル(東京都港区浜松町)
問合先:防災科学技術研究所 兵庫耐震工学研究センター 担当:右近・米谷
TEL:0794-85-8952
申込み先 E-mail:b.janda@bosai.go.jp
FAX:0794-85-8993
○第29回地震工学研究発表会
主催:土木学会
日程:2007年8月28日-30日
場所:九州大学
報告の提出締切:2007年6月29日(金)
詳細:
http://www.jsce.or.jp/committee/eec2/index.html
○The 2nd International Conference on Urban Disaster Reduction
日程:2007年11月27日-29日
場所:台北
詳細:http://www.ncdr.nat.gov.tw/2ICUDR
論文提出期限:2007年8月31日
○環太平洋地震工学会議(The 8th Pacific Conference on Earthquake Engineering)
主催:ニュージーランド地震工学会
日程:2007年12月5日-7日
場所:シンガポール
詳細:http://www.ntu.edu.sg/cee/8PCEE/
論文提出期限:2007年6月中旬
○地震災害と減災に関する国際会議
International Workshop on Earthquake Hazards and Mitigations
主催:Indian Institute of Technology Guwahati
共催:国際地盤工学会TC4, ATC3
日程:2007年12月7日〜8日
会場:Indian Institute of Technology Guwahati
(インド・アッサム州 グワハチ市)
論文概要提出:2007年5月31日
論文提出:2007年8月31日
詳細:http://geot.civil.metro-u.ac.jp/tc/atc3/EHAM-2007.pdf
連絡先:ハザリカ へマンタ
秋田県立大学 システム科学技術学部 建築環境システム学科
建築構造力学研究室, TEL/FAX:0184-27-2027
E-mail: hazarika@akita-pu.ac.jp
○第14回世界地震工学会議(14WCEE)
Second Announcement が発表されました。
日程:2008年10月12〜17日
場所:北京
詳細:http://www.14wcee.org/
アブストラクト締切:2007年10月1日
特別セッションの企画:2007年6月30日まで
論文提出期限:2008年5月1日
○その他の行事等は下記のページをご覧下さい.
http://www.jaee.gr.jp/event.html
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