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# JAEE NEWS No.155 2007/12/1 日本地震工学会ニュース No.155 #
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12月6日(木)に超高層ビルである工学院大学・新宿校舎で地震防災訓練を企画・実
施することになりました。「防災訓練」というと小学校や地域、高層ビルでは「避難
訓練」が一般的です。関東大震災にまでたどり着く大火災を前提とした避難訓練は、
阪神淡路大震災ではあまり役に立たないことが明らかになっています。なぜなら大震
災時にはまず自分の身の安全を確保し、次に隣近所で助け合い、初期消火、重傷者の
救援救護・搬送、閉じ込め者の救出、情報の収集と全体像の把握、などの様々な緊急
対応を、町やビルの中で行わなければならないためです。阪神淡路大震災では「避難
訓練」を受けているがために、人が避難所に行ってしまい、助けを求めていたお隣さ
んが亡くなったケースが少なからずあったと聞いています。高層建築の場合、震災時
にはエレベータや通信手段を失うため、一度避難してしまうと上層階での緊急対応が
非常に困難になり、状況はもっと深刻になるはずです。このため今度の訓練では上層
階に様々な被災状況を作り出し、実際に対応できるかを訓練する「ビルなか発災対応
型訓練」を採り入れました。飛び入り見学も歓迎しますので、興味ある方は下記へ!
※ 日本地震工学会のホームページ:http://www.jaee.gr.jp/index.html
%%%%%%%%%%%%% 《日本地震工学会関連のニュース》 %%%%%%%%%%%%%
○「E-ディフェンス橋梁耐震実験見学会」
日程: 2007年12月13日(木)
定員に達しましたので,申し込みを締め切らせていただきました。
○セミナー「地震発生確率 −理論から実践まで−」
日 時:平成20年4月22日(火)14:00〜17:00
会 場:建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20 建築会館内)
主催:日本地震工学会
内容
(1)確率論的震源モデルと地震発生確率(東京大学地震研究所 島崎邦彦 教授)
(2)確率論的地震ハザードの算出方法(清水建設(株) 石川 裕 氏)
(3)確率論的地震動予測地図の社会的意義と使い方(防災科学技術研究所 藤原広行氏
受講料:日本地震工学会会員:3,000円(学生会員1,000円)
定員:130名(先着順)
申込方法:申込み用紙は日本地震工学会ホームページからダウンロードして、必要
事項をお書きのうえ、メールあるいはFAXにて日本地震工学会までお申込くださ
い。
申込み・問合せ先:日本地震工学会事務局
108-0014 東京都港区芝5-26-20 建築会館4階
電話:03-5730-2831 FAX:03-5730-2830
電子メール:office@general.jaee.gr.jp
詳細:
http://www.jaee.gr.jp/event.html
○ペルー地震及び南スマトラ地震災害調査報告
土木学会と合同による上記2地震の被害調査団の報告書が掲載されました。
http://www.jsce.or.jp/report/45/news3.shtml
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JAEE NEWSのバックナンバーは
http://www.jaee.gr.jp/stack/back_number/index_2007.html
で御覧いただけます.
JAEE NEWSへのお問い合わせ・ご意見は
admin-n@news.jaee.gr.jp にお寄せください。
____________________________________
入会・資料等の問い合わせは
事務局(office@general.jaee.gr.jp,
電話:03−5730−2831,FAX:03-5730-2830)にお寄せください。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《公募情報》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
○独立行政法人土木研究所 専門研究員公募
募集人員:専門研究員 1名
所属:つくば中央研究所 耐震研究グループ 振動チーム
専門分野:地震工学,地盤地震工学
(液状化地盤における構造物の地震時挙動に関する研究)
雇用期間:平成20年2月1日〜平成23年1月31日
応募締切:平成19年12月14日(金)必着
詳細:
http://www.pwri.go.jp/renewal/bid_rental/recruit03.html
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%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《国の地震防災関連情報》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
○内閣府中央防災会議
「東南海、南海地震等に関する専門調査会」から、中部・近畿圏の内陸地震に係る被害
想定結果が11/1に公表されました。
http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/nankai/index_chukin.html
○大都市大震災軽減化特別プロジェクト
平成14〜18年度に実施された大大特の総括成果報告書の電子ファイル版が、
下記URLに掲載されました。
http://www.bosai.go.jp/library/gaibu/ddt-all/index.html
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%%%%%%%%%%%%%%%%% 《災害情報》 %%%%%%%%%%%%%%%%%
○2007年新潟県中越沖地震
下記に関連情報のリンク集を掲載しています。
http://www.jaee.gr.jp/disaster/2007/2007chuetsu_oki.html
2007年新潟県中越沖地震と2004年新潟県中越地震におけるJR東日本とNEXCO東日本の
主要地震記録ならびに2007年新潟県中越沖地震における柏崎市ガス水道局の主要地震
記録がそれぞれの機関のご厚意により土木学会地震工学委員会のHP
(
http://www.jsce.or.jp/committee/eec2/index.html)よりダウンロードできるよ
うになりましたのでお知らせします。
○2007年ペルー地震
日本地震工学会は土木学会と合同で今回のPeru地震の被害調査団を派遣しました。
報告書は下記をご覧ください。
http://www.jsce.or.jp/report/45/news3.shtml
下記に関連情報のリンク集を掲載しました。
http://www.jaee.gr.jp/disaster/2007/2007peru.html
○2007年スマトラ島南部沖地震
日本地震工学会は土木学会と合同で今回のPeru地震の被害調査団を派遣しました。
報告書は下記をご覧ください。
http://www.jsce.or.jp/report/45/news3.shtml
下記に関連情報のリンク集を掲載しました。
http://research.jaee.gr.jp/disaster/2007/2007sumatra.html
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%%%%%%% 《行事案内行事予定・論文募集(関連学協会を含む)》%%%%%%%
○「地盤情報から学ぶ堆積盆地の地盤特性と防災・環境」 講習会
−大阪平野から大阪湾を例にして−
主催:KG-NET・関西圏地盤研究会
協賛:日本地震工学会
日時:2007年12月4日 9:30〜17:30
場所:建設交流館グリーンホール (大阪市西区)
定員:250名
受講料:15,000円(テキスト代含む)
申し込み先:(財)地域地盤環境研究所(KG-NET・関西圏地盤研究会 事務局)
TEL:(06)6539-2972
FAX:(06)6578-6253
E-mail:geodick@geor.or.jp
○環太平洋地震工学会議(The 8th Pacific Conference on Earthquake Engineering)
主催:ニュージーランド地震工学会
日程:2007年12月5日-7日
場所:シンガポール
詳細:http://www.ntu.edu.sg/cee/8PCEE/
○「長周期地震動と建築物の耐震性」講習会
主催:日本建築学会 東海地震等巨大災害への対応特別調査委員会
後援:日本地震工学会、他
日時:2007年12月7日(金) 13:00〜17:30(東京開催)
12月12日(水)13:00〜17:30(大阪開催)
場所:建築会館ホール(東京開催)
大阪科学技術センター 4階401号室(大阪開催)
参加費:日本建築学会会員 11,000円、後援団体会員 13,000円、会員外 16,000円
テキスト代含む
詳細:http://www.aij.or.jp/jpn/symposium/2007/jishin.pdf
○地震災害と減災に関する国際会議
International Workshop on Earthquake Hazards and Mitigations
主催:Indian Institute of Technology Guwahati
共催:国際地盤工学会TC4, ATC3
日程:2007年12月7日〜8日
会場:Indian Institute of Technology Guwahati
(インド・アッサム州 グワハチ市)
論文提出:2007年8月31日
詳細:
http://geot.civil.metro-u.ac.jp/tc/atc3/EHAM-2007.pdf
○『首都直下地震に備える』第1回公開シンポジウム
主催:東京工業大学都市地震工学センター
日時:2007年12月11日(火)14:00〜17:00
場所:東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター1階国際会議室
詳細:
http://www.cuee.titech.ac.jp/syutoken/events/h19_1.htm
○地震防災フォーラム07 −来るべき南海・東南海地震に備えて(5)−
主催:関西地震観測研究協議会
協賛:日本地震工学会、他
日程:平成20年1月18日
場所:建設交流館グリーンホール(大阪)
詳細は後日お知らせします。
○第12回「震災対策技術展/自然災害対策技術展」横浜
主催:「震災対策技術展/自然災害対策技術展」横浜会場 実行委員会
後援:日本地震工学会、他
日程:2008年1月31日〜2月1日
会場:パシフィコ横浜
詳細:
http://www.exhibitiontech.com/etec/
○第27回震災予防協会講演会
「地震・火山噴火と人間:溢れ出る情熱に学ぶ災害軽減への道」
主催:震災予防協会
後援:日本地震工学会、他
日程:2008年2月1日
会場:パシフィコ横浜
詳細は未定です。
○Conference on Challenges and Applications of Mathematical Modeling
Techniques in Building Science and Technology (CAM2TBST)
主催:Central Building Research Institute (CBRI), Roorkee, India
日程:2008年2月7日〜8日
場所:Roorkee(インド)
アブストラクト締切:2007年12月7日
論文提出期限:2008年1月7日
詳細:
http://www.cbri.org.in/index1.htm
○第9回地震災害マネジメントセミナー
「長周期・長継続時間地震動への備えはできているか〜現代社会の盲点を探る〜」
主催:土木学会
後援:日本地震工学会、他
日時:2008年2月28日(木)
場所:土木学会講堂(東京都新宿区四谷)
詳細は未定です。
○International Conference on Earthquake Engineering and Disaster Mitigation
(ICEEDM08)
主催:インドネシア地震工学会(IEEA)、Institut Teknologi Bandung
日程:2008年4月14日〜15日
場所:ジャカルタ(インドネシア)
アブストラクト締切:2007年10月31日(延びました)
論文提出期限:2008年1月31日
詳細:
http://www.si.itb.ac.id/iceedm08/
2nd Announcementが出ています!
○第57回理論応用力学講演会
主催:日本学術会議 機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会
共催:日本地震工学会、他
日程:2008年6月10日(火)〜12日(木)
場所:日本学術会議(東京都港区六本木7-22-34)
趣旨:「理論応用力学講演会」は力学に関する最も権威ある世界の組織IUTAMの開催
する国際会議の国内版として開催されてきました.力学が細分化する中で,
各々の分野の先端的研究を集めて,幅広い力学研究の動向を確かめ合うこと
が本講演会の目的です.本年度も,多くの力学の共通語を中心としたオーガ
ナイズドセッションとパネルディスカッションを組み,ご要望にお応えした
いと存じます.皆様の多数のご参加をお待ちしております.
講演申込期限:2008年2月21日
原稿提出期限:2008年4月17日
詳細:
http://www.jiban.or.jp/nctam/
○第5回 European Workshop on the seismic behaviour of Irregular and
Complex Structures
主催:Catania大学(イタリア)
日程:2008年9月16〜17日
場所:Catania(イタリア)
アブストラクト締切:2007年12月15日
論文提出期限:2008年3月31日
詳細:
http://www.5ewics.dica.unict.it/
○第14回世界地震工学会議(14WCEE)
日程:2008年10月12〜17日
場所:北京
詳細:http://www.14wcee.org/
論文提出期限:2008年5月1日
○その他の行事等は下記のページをご覧下さい.
http://www.jaee.gr.jp/event.html
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