##############################################################
# JAEE NEWS No.162 2008/4/1 日本地震工学会ニュース No.162 #
##############################################################
関東では桜も満開となり新生活のスタートを迎えています。何となく心華やぐ
季節です。新人が社会に飛び出していく一方、長年地震工学に携わって活躍され、
一線を退いていかれる先輩諸氏がここ数年増えてきています。丁度、超高層ビル
が建設され動的設計が着目された時代に学生時代を過ごされ、地震工学躍動期の
屋台骨を支えてきた方々ですので、非常に寂しい気がしております。日本地震工
学会の会員構成も40歳以上が80%、50歳以上が60%と非常に高齢化が進んでおりま
す。若返りを図るのは勿論ですが、やはり重鎮の先輩諸氏にも残っていただける
ような仕組みを作り、いつまでも親しみのある学会となるような工夫が重要であ
ると思います。私も会員関係の理事を依頼され、何か良い仕組みはないかと考え
てはきましたが簡単にはいきそうもありません。一方で、会員増強のためには、
開かれた学会を志向してはいるものの、会員独自の特権を増やしていかないと難
しい局面にきているような気がします。今春社会に飛び出した学生だった会員諸
氏も、是非このまま正会員として継続していただき、日本地震工学会を盛り上げ
ていただきすようお願いいたします。(野畑 会員理事)
※ 日本地震工学会のホームページ:http://www.jaee.gr.jp/index.html
%%%%%%%%%%%%% 《日本地震工学会関連のニュース》 %%%%%%%%%%%%%
○日本地震工学会第8回通常総会のお知らせ
日時:平成20年5月22日(木) 13:15〜17:00
場所:建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)
総会前に講演会と論文奨励賞授与式を行います。
詳細は次号でお知らせしますが、多くの方のご出席をお願い致します。
○セミナー「強震動予測レシピ−新潟県中越沖地震や能登半島地震などに学ぶ−」
日 時:平成20年4月11日(金) 9:45〜17:00
会 場:大阪工大摂南大学大阪センター(大阪駅より徒歩5分)
主催:日本地震工学会、関西地震観測研究協議会
内容
(1) 強震動予測に必要な基礎概念(((財)地域 地盤 環境 研究所 香川敬生氏)
(2) 反射法探査と地盤構造のモデル化((株)阪神コンサルタンツ 山田浩二氏)
(3) 統計的グリーン関数法(大阪工業大学 堀家正則教授)
(4) 強震動予測レシピ(愛知工業大学 入倉孝次郎教授)
(5) 最近の被害地震などへの適用例(京都大学原子炉実験所 釜江克宏氏)
(6) 将来の大地震予測への適用例((株)ニュージェック 羽田浩二氏)
受講料:日本地震工学会および関西地震観測研究協議会会員:6,000円
(学生会員2,000円)
定員:100名(先着順)
申込方法:申込み用紙は日本地震工学会ホームページからダウンロードして、必要事項
をお書きのうえ、メールあるいはFAXにて日本地震工学会までお申込ください。
申込み・問合せ先:日本地震工学会事務局
108-0014 東京都港区芝5-26-20 建築会館4階
電話:03-5730-2831 FAX:03-5730-2830
電子メール:office@general.jaee.gr.jp
詳細:
http://www.jaee.gr.jp/event.html
○セミナー「地震発生確率 −理論から実践まで−」
日 時:平成20年4月22日(火)14:00〜17:00
会 場:建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20 建築会館内)
主催:日本地震工学会
内容
(1)確率論的震源モデルと地震発生確率(東京大学地震研究所 島崎邦彦 教授)
(2)確率論的地震ハザードの算出方法(清水建設(株) 石川 裕 氏)
(3)確率論的地震動予測地図の社会的意義と使い方(防災科学技術研究所 藤原広行氏
受講料:日本地震工学会会員:3,000円(学生会員1,000円)
定員:130名(先着順)
申込方法:申込み用紙は日本地震工学会ホームページからダウンロードして、必要
事項をお書きのうえ、メールあるいはFAXにて日本地震工学会までお申込くださ
い。
申込み・問合せ先:日本地震工学会事務局
108-0014 東京都港区芝5-26-20 建築会館4階
電話:03-5730-2831 FAX:03-5730-2830
電子メール:office@general.jaee.gr.jp
詳細:
http://www.jaee.gr.jp/event.html
○1968年十勝沖地震40年防災フォーラム −過去に学び、将来に備える−
日 時:平成20年5月10日(土) 13:30〜16:00
会 場:八戸商工会館 3Fホール(住所:青森県八戸市堀瑞町2-3、:0178-43-1600)
主催:
日本地震工学会、弘前大学大学院理工学研究科、八戸工業大学、八戸工業高等専門学校、
1968年十勝沖地震40年防災フォーラム実行委員会
内容
(1) 講演会
・1968年十勝沖地震の被害とこれからの地震防災(東北大学名誉教授 柳沢栄司氏)
・当時の映像の紹介
・地震は予知できるか?(弘前大学教授 佐藤魂夫氏)
・地震からの教訓と防災教育(八戸工業高等専門学校准教授 南將人氏)
・青森県の津波(八戸工業大学教授 佐々木幹夫氏)
(2) 会場での催し物
・ポスター展示:防災、減災への各機関の取り組み状況の紹介
・1968年当時の新聞記事のパネル展示
・地震の揺れの体験: 起震車による「震度7の体験」
参加費:無料(事前申し込み、不要講演会は先着100名)
詳細:
http://www.jaee.gr.jp/event.html
____________________________________
JAEE NEWSのバックナンバーは
http://www.jaee.gr.jp/stack/back_number/index_2007.html
で御覧いただけます.
JAEE NEWSへのお問い合わせ・ご意見は
admin-n@news.jaee.gr.jp にお寄せください。
____________________________________
入会・資料等の問い合わせは
事務局(office@general.jaee.gr.jp,
電話:03−5730−2831,FAX:03-5730-2830)にお寄せください。
%%%%%%%%%%%%%%%%% 《災害情報》 %%%%%%%%%%%%%%%%%
○2007年新潟県中越沖地震
下記に関連情報のリンク集を掲載しています。
http://www.jaee.gr.jp/disaster/2007/2007chuetsu_oki.html
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《関連情報》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
○ニュージーランドのVictoria大学地震災害センターのニュースレター
2008年1月号のNewsletterが下記よりダウンロードできます。
http://www.vuw.ac.nz/architecture/research/ehc/
*Impact of 2004 Sumatra Earthquake on Structures in Port Blair
*Solomon Islands Earthquake-Tsunami
*Progress Report: Pakistan
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
%%%%%%% 《行事案内行事予定・論文募集(関連学協会を含む)》%%%%%%%
○International Conference on Earthquake Engineering and Disaster Mitigation
(ICEEDM08)
主催:インドネシア地震工学会(IEEA)、Institut Teknologi Bandung
日程:2008年4月14日〜15日
場所:ジャカルタ(インドネシア)
詳細:
http://www.si.itb.ac.id/iceedm08/
○第57回理論応用力学講演会
主催:日本学術会議 機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会
共催:日本地震工学会、他
日程:2008年6月10日(火)〜12日(木)
場所:日本学術会議(東京都港区六本木7-22-34)
原稿提出期限:2008年4月17日
詳細:
http://www.jiban.or.jp/nctam/
○The 2008 Seismic Engineering International Conference commemorating the
1908 Messina and Reggio Calabria Earthquake (MERCEA'08)
主催:Reggio Calabria大学、Messina大学、他(イタリア)
日程:2008年7月8〜11日
場所:Altafiumara Resort Conference Centre, Reggio Calabria(イタリア)
詳細:
http://www.mercea08.org/
○International Seminar on Seismic Risk and Rehabilitation of Stone Masonry
Housing, on the event of the 10-th Anniversary of the July 9,
1998 Azores Earthquake
1998年に発生したAzores地震の10周年を記念した組積造住宅のセミナー
主催:Governo dos Acores, SPRHIsa(ポルトガル)
日程:2008年7月9〜13日
場所:Faial(ポルトガル)
詳細:
http://www.azores1998earthquake.org/
○SSCR-2008
First International Conference on Seismic Safety Problems of
Caucasus Region Population, Cities and Settlements
旧ロシア領のグルジアにあるキリアク・ザブリエフ構造工学・地震工学研究所
の設立60周年を記念して、コーカサス地方の市民、都市、領土の耐震安全性に関
する第1回国際会議を開催するとの連絡がありました。
主催:Kiriak Zavriev Institute of Structural Mechanics and
Earthquake Engineering
日程:2008年9月8〜11日(会議)
4月15日 論文梗概(400語以内)の締め切り
4月30日 論文採否決定
5月30日 最終論文締め切り
場所:グルジア(Tbilisi)
詳細:
http://www.ismee.ge(英語版あり)
○第5回 European Workshop on the seismic behaviour of Irregular and
Complex Structures
主催:Catania大学(イタリア)
日程:2008年9月16〜17日
場所:Catania(イタリア)
論文提出期限:2008年5月31日
詳細:
http://www.5ewics.dica.unict.it/
○第14回世界地震工学会議(14WCEE)
日程:2008年10月12〜17日
場所:北京
詳細:http://www.14wcee.org/
論文提出期限:2008年8月1日 延長されました!!
Early Resistration:5月1日 参加される方は、お早めに!
○WCCE-ECCE-TCCE JOINT CONFERENCE EARTHQUAKE & TSUNAMI
主催:WCEE,ECEE,TCCE
日程:2009年6月22〜24日
場所:イスタンブール(トルコ)
アブストラクト締切:2008年4月30日
論文提出期限:2008年10月31日
詳細:http://www.imo.org.tr/eqt2009/
○その他の行事等は下記のページをご覧下さい.
http://www.jaee.gr.jp/event.html
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
Copyright (C) 2001-2012 Japan Association for Earthquake Engineering. All Rights Reserved.