##############################################################
# JAEE NEWS No.181 2009/2/16 日本地震工学会ニュース No.181 #
##############################################################
私は最近、出かけたついでに、関東大震災の記念碑を訪ねることがよくあり
ます。記念碑の多くは犠牲者への追悼を目的に建立されたものですが、その
前に立つと二度とこのような惨事を引き起こして欲しくないという強い
メッセージを感じます。昨年、神奈川県平塚市の「防災まちづくりの会」の
メンバーと忘年会で丹沢の温泉へ行った時に、厚木市にある記念碑のいくつか
を案内しました。私の持っている虎の巻には、平塚市の記念碑は載っていない
と申しますと、メンバーの一人から、あれだけ大きな被害(死者438名)が
出たのだから無いわけはない。きっと探してみせると言われました。後日その
方から意気揚々としたメールをいただきました。探せばあるものだなあと私も
びっくりです。公園、神社、お寺など、なにげなく前を通り過ぎている石碑は
ありませんか。そのなかに、みなさんの住んでいる同じ場所で、過去に地震の
被害にあった人たちのメッセージが隠されているかもしれません。もし見つか
れば、その碑に手を合わせてみてください。心の中で防災意識が向上してゆく
のを実感できるはずです。(武村)
※ 日本地震工学会のホームページ:http://www.jaee.gr.jp/index.html
Copyright (C) 2001-2009 Japan Association for Earthquake
Engineering. All Rights Reserved.
<本メイルの内容を許可なく転載することを禁じます。>
%%%%%%%%%%%%% 《日本地震工学会関連のニュース》 %%%%%%%%%%%%%
○学会誌最新号の刊行
日本地震工学会誌第9号が2009年1月末刊行されました。
掲載記事は、下記目次をご参照願います。
http://www.jaee.gr.jp/stack/mag-j/kaishi09_index.pdf
なお、これまでのバックナンバーも含め、日本地震工学会誌は下記サイトにて、
一般の方には目次のみを公開し、会員の方には会員番号及びパスワードをご入力
頂いた上でダウンロードが可能です。
http://www.jaee.gr.jp/stack/mag-j/index.html
○論文集の刊行
日本地震工学会論文集第9巻第1号が2009年2月刊行されました。
掲載記事は、下記目次をご参照願います。
http://www.jaee.gr.jp/stack/submit-j/v09n01/mokuji.html
なお、これまでのバックナンバーも含め、日本地震工学会論文集は下記サイト
にて、閲覧可能です。2009年6月より、論文の本文は登載から1年間は会員限定
の公開になり、一般の方の閲覧は概要のみとなり、会員の方には論文の閲覧に
際して会員番号及びパスワードが必要となりますので、ご承知おき願います。
http://www.jaee.gr.jp/stack/submit-j/index.html
○セミナー「実務で使う地盤の地震応答解析」
日本地震工学会では、昨年大好評であった標記講習会を本年度も開催いたし
ます。本セミナーは昨年開催後多くの方々から強いご要望があり、地震応答
解析を実務で行っている方、およびこれから習得したいと考えている方を対象
として、地震応答解析の方法を実務的立場からわかりやすく解説するセミナー
です。本セミナーでは、難しい理屈はなるべく避け、応答解析の基礎から結果
の解釈までのノウハウを具体的に丁寧に解説いたします。日本地震工学会会員
はもとより、後援各団体会員の技術者ならびに一般の技術者のみなさまもぜひ
ご参加下さい。
◇日時:2009年2月23日(月)10:00〜17:00
◇場所:建築会館ホール
◇主催:日本地震工学会
◇後援(予定):(社)日本建築学会、(社)土木学会、(社)地盤工学会、
(社)日本機械学会
◇テーマ:実務で使う地盤の地震応答解析
◇講師:吉田 望(東北学院大学教授)
◇プログラム:
(1) 地震動増幅のメカニズム
(2) 地盤材料の力学特性
(3) 地盤調査の方法 など
◇受講料:
(1) 日本地震工学会会員:6,000円(学生会員2,000円)
(2) 後援会員:8,000円(学生会員3,000円)
(3) 会員外 :10,000円(一般学生3,000円)
◇定員:180名(先着順)
◇申込み方法・詳細:http://www.jaee.gr.jp/event/seminar20090223/090223program.pdf
★★★ 席に余裕がございます。奮ってご応募下さい。 ★★★
○「E-ディフェンス実大5層制振構造建物実験見学会」
日本地震工学会では、地震・耐震工学に関連する国内実験施設に
ついての知識を深めるため、「E-ディフェンス実大5層制振構造
建物実験見学会」を下記のとおり開催いたします。実験は、E-ディ
フェンス震動台によって制振ダンパーを有する実大5層の鉄骨造建物
を加振し、大地震下での性能を検証するものです。公開実験では、
試験体に制振ダンパーとして鋼材ダンパーを配置したパターンと
なります。奮ってご応募くださるようお願い致します。
◇日時:2009年3月5日(木)
◇場所:(独)防災科学技術研究所 兵庫耐震工学研究センター
◇主催:日本地震工学会
◇プログラム:
14:00 新神戸駅出発
14:45 E-ディフェンス到着
15:30 実験開始
16:15 E-ディフェンス出発
17:00 新神戸駅到着・解散
◇定員:25名(先着順)
◇参加費: \3,000
◇申込先:日本地震工学会事務局まで、メイルまたはFAXでご応募
下さい。[お問い合わせ:電話(03-5730-2831)]
E-mail: office@general.jaee.gr.jp、FAX 03-5730-2830
◇申込み方法・詳細:
http://www.jaee.gr.jp/event/e-def/090305-e-def.pdf
○「地盤構造物におけるライフサイクルコスト戦略」セミナー
「土構造物におけるライフサイクルコスト戦略の研究委員会」では
委員会活動の一環として,下記要領でセミナーを開催いたします.
本セミナーでは,今後予想される土構造物に対する性能設計につ
いて,ライフサイクルコスト,信頼性設計,防災経済学の専門家に
よる講義をメインに,多様な面からのアプローチをどのように性能
設計に取り入れるかをディスカッションしたいと思います.
設計実務者,土木建築系の学生を主な対象としますが,興味のあ
る方は奮ってご参加下さい.
◇日時:2009年3月11日(水)13:00-17:00
◇場所:京都大学吉田キャンパス
百周年記念時計台ホール(国際交流ホール)
◇定員:100 名
◇テーマ:地盤構造物の性能設計における手法と課題
◇主催:日本地震工学会
◇プログラム(予定):
13:00−14:00 東畑郁生(東京大学)
(仮題)高速道路盛土の地震リスクを考慮したLCC評価の試み
14:00−15:00 西村伸一(岡山大学)
(仮題)土構造物の信頼性設計−アースダム・干拓堤防の例を
中心として−
15:00−15:15 休憩
15:15−16:15 多々納裕一(京都大学)
(仮題)性能設計における防災経済学的諸問題
16:15−17:00 ディスカッション
(司会:東畑郁生,パネリスト:多々納裕一,井合進,西村伸一)
◇受講料 :無料
◇応募方法:参加ご希望の方は、下記記入の上、本会事務局までメールにて
ご応募下さい.
表題「地盤構造物におけるライフサイクルコスト戦略セミナー」申込み
氏名、年齢、所属、連絡先住所、電話番号、FAX番号、E-mailアドレス
送信メールアドレス: office@general.jaee.gr.jp
○セミナー「構造物の地震リスクマネジメント」
本セミナーでは、耐震技術者を対象に確率論的手法や信頼性工学の考え方を
用いながら、目標耐震性能の設定や限界状態設計手法について判りやすく解説
するとともに、構造物の地震リスクを定量的に分析しマネジメントする手法を、
より実践に近い立場で扱うことを想定して、事例をまじえながら詳しく説明し
ます。
◇日時:2009年4月14日(火)13:00〜16:00
◇場所:建築会館ホール
◇主催:日本地震工学会
◇後援(予定):(社)日本地震学会、(社)地盤工学会、(社)日本建築学会、
(社)土木学会、(社)日本機械学会、日本活断層学会
◇プログラム:
(1) 耐震安全性の設計目標と社会的合意
東京大学大学院新領域創成科学研究科 神田順 教授
・耐震設計への信頼性指標の導入
・確率論的耐震安全性評価
(2) 地震リスクの定量化とマネジメント
株式会社篠塚研究所 中村孝明氏
・信頼性理論の手法
・地震リスクマネジメントの事例
◇受講料:
(1) 日本地震工学会会員:3,000円(学生会員1,000円)
(2) 後援会員:4,000円(学生会員2,000円)
(3) 会員外 :5,000円(一般学生2,000円)
◇定員:130名(先着順)
◇申込み方法・詳細:http://www.jaee.gr.jp/event/20090414program.pdf
○日本地震工学会誌への投稿について
日本地震工学会誌は、年2回会員に配布されている和文の小冊子です。地震
工学に関するトピックスや研究動向などについて、その分野の専門家に依頼
して執筆していただく特集記事や、学会内の出来事をお知らせする記事のほか、
特別企画なども織り交ぜて編集しています。さらに、会員の皆さまからの記事
投稿も歓迎いたします。投稿方法については、次のサイトをご覧下さい。
http://www.jaee.gr.jp/contribution/con04.html
○「講習会・講演会・見学会のテーマ」募集
事業企画委員会
事業企画委員会では、会員の皆様にお役立て頂けるようなさまざまな行事を
企画・開催しておりますが、会員の皆様のご要望を広く募ることで、益々の
充実を図りたいと考えております。今後、実施して欲しい講習会、講演会、
見学会等ございましたら、ご意見・ご希望をお寄せ願います(随時受付)。
希望の送信先:office@general.jaee.gr.jp
※これまでの行事は下記サイトをご参照願います。
http://www.jaee.gr.jp/event/eve_log.html
____________________________________
JAEE NEWSのバックナンバーは
http://www.jaee.gr.jp/stack/back_number/index_2007.html
で御覧いただけます.
____________________________________
JAEE NEWSへのお問い合わせ・ご意見は
admin-n@news.jaee.gr.jp にお寄せください。
____________________________________
入会・資料等の問い合わせは
事務局(office@general.jaee.gr.jp,
電話:03−5730−2831,FAX:03-5730-2830)にお寄せください。
____________________________________
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《災害情報》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
※災害情報のリンク集は下記サイトに掲載して行きますのでご参照願います。
http://www.jaee.gr.jp/disaster.html
%%%%%%% 《行事案内行事予定・論文募集(関連学協会を含む)》%%%%%%%
○日本地震学会強震動委員会「第16回研究会」
主催:日本地震学会強震動委員会
日時:2009年2月17日(火)16:00〜17:30
場所:東京大学地震研究所
詳細:http://wwwsoc.nii.ac.jp/ssj/schedule/schedule.htmlにて掲載予定
○セミナー「実務で使う地盤の地震応答解析」
主催:日本地震工学会
後援(予定):(社)日本建築学会、(社)土木学会、(社)地盤工学会、
(社)日本機械学会
日時:2009年2月23日(月)10:00〜17:00
場所:建築会館ホール
定員:180名(先着順)
詳細:http://www.jaee.gr.jp/event.htmlにて掲載予定
(本ニュースの《日本地震工学会関連のニュース》を参照下さい)
○防災シンポジウム「いのち・つなぐ・ちから:大学発!
過去の地震災害から学び、地域の防災力を高めよう」
主催:工学院大学
後援:日本地震工学会
日時:2009年3月1日(日)
場所:工学院大学新宿キャンパス(新宿区)
詳細:http://www.jaee.gr.jp/event/20090301program.pdf
○「第6回都市地震工学国際会議」
主催:東京工業大学・都市地震工学センター(CUEE)
グローバルCOEプログラム「震災メガリスク軽減の都市地震工学国際拠点」
日時:2009年3月3日(火)、4日(水)
場所:丸ビルホール&コンファレンス JR東京駅
詳細:http://www.cuee.titech.ac.jp/Japanese/Events/2009/conference_2009.html
○平成19・20年度橋梁耐震実験研究研究成果発表会
主催:(独)防災科学技術研究所
共催:日本地震工学会
日時:2009年3月5日(木)
場所:世界貿易センタービル3階
詳細:http://www.jaee.gr.jp/event/20090305program.pdf
○E-ディフェンス実大5層制振構造建物実験見学会
主催:日本地震工学会
日時:2009年3月5日(木)
見学施設:
防災科学技術研究所・兵庫耐震工学研究センター
「実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)」
詳細:http://www.jaee.gr.jp/event/e-def/090305-e-def.pdf
(本ニュースの《日本地震工学会関連のニュース》も参照下さい)
○講習会「最新の地盤震動研究を活かした強震波形の作成法」
主催:日本建築学会
日時:2009年3月9日(月)
場所:建築会館
詳細:http://www.aij.or.jp/jpn/symposium/2008/090309.pdf
○第3回阪神・淡路大震災学習ツアー
主催:土木学会(担当:地震工学委員会地震防災技術普及小委員会)
日時:2009年3月13日(金)
見学施設:
防災科学技術研究所・兵庫耐震工学研究センター
「実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)」
人と防災未来センター「防災未来館」
阪神高速道路「震災資料保管庫」
参加費:土木学会正会員7,000円 非会員8,000円 学生3,000円
*施設入場料、貸切バス代、昼食代、保険料が含まれます。
詳細:http://www.jsce.or.jp/journal/kaikoku/m200902/06.shtml
○セミナー「構造物の地震リスクマネジメント」
主催:日本地震工学会
日時:2009年4月14日(火)13:00〜16:00
場所:建築会館ホール
詳細:http://www.jaee.gr.jp/event/20090414program.pdf
(本ニュースの《日本地震工学会関連のニュース》も参照下さい)
○地球惑星科学連合大会
主催:地球科学、惑星科学、宇宙科学に関連する国内37学術協会
日時:200年5月16日〜21日
場所:幕張メッセ国際会議場
論文提出期限:2009年2月6日
詳細:http://wwwsoc.nii.ac.jp/ssj/schedule/schedule.htmlにて適宜更新
○第30回地震工学研究発表会(東京)
主催:土木学会地震工学委員会
日時:2009年5月18日〜20日
場所:東京大学地震研究所
論文提出期限:2009年3月27日
詳細:http://www.jsce.or.jp/committee/eec2/index.html
○第58回理論応用力学講演会(東京)
主催:日本学術会議
共催:日本地震工学会、地盤工学会、土木学会、日本機械学会、
日本建築学会、その他16学会
日時:2009年6月9日〜11日
場所:日本学術会議
論文提出期限:2009年2月19日
詳細:http://www.jsce.or.jp/committee/amc/nctam/nctam.html
○WCCE-ECCE-TCCE JOINT CONFERENCE EARTHQUAKE & TSUNAMI
主催:WCEE,ECEE,TCCE
日程:2009年6月22〜24日
場所:イスタンブール(トルコ)
詳細:http://www.imo.org.tr/eqt2009/
○Lifeline Earthquake Engineering in a Multihazard Environment
主催:米国土木学会
日程:2009年6月28日〜7月1日
場所:オークランド(アメリカ)
アブストラクト締切:11月14日
最終論文の提出期限:2009年2月21日
詳細:http://content.asce.org/conferences/tclee2009/
○米国機械学会Pressure Vessels and Piping Conference (PVP2009)
主催:米国機械学会
共催:日本機械学会
日程:2009年7月26日〜30日
場所:プラハ(チェコ)
査読用原稿提出締切り:2009年3月2日
最終論文提出締切り:2009年4月20日
詳細:http://www.asmeconferences.org/PVP09/
○第44回地盤工学研究発表会
主催:地盤工学会
日程: 2009年8月18日〜21日(21日は見学会)
場所: 関東学院大学 金沢八景キャンパス
申込み締切り: 2009年2月15日
原稿提出締切り:2009年3月15日
詳細:http://www.jiban.or.jp/よりアクセス可
○2009年度日本建築学会大会
主催:日本建築学会大会
日程:2009年8月26日〜29日
場所:東北学院大学 泉キャンパス
原稿提出締切り:2009年4月6日(紙面投稿)
2009年4月12日(電子投稿)
詳細:http://www.aij.or.jp/aijhomej.htmにて後日掲載
○土木学会全国大会 第64回年次学術講演会
主催:土木学会
日程:2009年9月2〜4日
場所:福岡大学
原稿提出締切り:2009年4月10日
詳 細:http://www.jsce.or.jp/committee/zenkoku/index.shtml
○日本機械学会 2009年度年次大会
主催:日本機械学会
日程:2009年9月13日〜16日
場所:岩手大学
申込み締切り: 2009年3月6日
原稿提出締切り:2009年7月10日
詳 細:http://www.jsme.or.jp/2009am/
○Ninth U.S. National and Tenth Canadian Conference on Earthquake
Engineering: Reaching Beyond Borders
主催:Earthquake Engineering Research Institute &
Canadian Association for Earthquake Engineering
日程:2010年6月25日〜29日
場所:トロント(カナダ)
詳細:http://2010eqconf.org/
○その他の行事等は下記のページをご覧下さい.
http://www.jaee.gr.jp/event.html
%%%%%%《人事公募情報、求人・求職情報》%%%%%%%%
日本地震工学会では、会員サービスの一環として、地震工学に関連する
求人・求職の情報を掲載しております。
これから、情報を掲載したい方は office@news.jaee.gr.jp までご連絡
願います。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
Copyright (C) 2001-2012 Japan Association for Earthquake Engineering. All Rights Reserved.