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JAEE NEWS No.199 2009/12/1 日本地震工学会ニュース No.199

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# JAEE NEWS No.199 2009/12/1 日本地震工学会ニュース No.199 #
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財団法人震災予防協会がいよいよ来年その役割を終えようとしています。
前身の震災予防調査会さらには震災予防評議会から数えて118年の歴史に
幕を閉じることになります。その間一貫して、理学工学にわたる地震
関連の各分野を横断して震災対策に取り組んできました。21世紀の最初の
日に、震災予防協会が後ろ盾となって日本地震工学会が設立され、戦後
バラバラに活動してきた地震防災関連学会が協力できる道筋ができたことは
記憶に新しいところです。専門分野が益々細分化され、いまほど地震防災が
細切れに研究されている時代はないということを、われわれ専門家は自覚
する必要があります。震災対策には分野を横断した連携が必要であるという
ことを肝に命じるべきでしょう。残された各学会が互いに連携をふかめ、
地震から国民の生命財産を護るということを共通の目的として、一致協力
できるかが地震防災関連学会に科せられた今後の大きな課題であると
思います。折しも来年は阪神・淡路大震災から15周年を迎えます。これを
機に日本地震工学会の呼びかけで、市民のみなさんと一緒に震災以後の
活動の総括と今後に向けた取り組みを話し合う13学協会と日本学術会議に
よる共同開催フォーラムが来年1月18日に神戸で開催されます。地震関連
学会の連携元年になるようみなさんも是非ご出席ください(武村)。

※ 日本地震工学会のホームページ:http://www.jaee.gr.jp/index.html

  Copyright (C) 2001-2009 Japan Association for Earthquake
  Engineering. All Rights Reserved.
  <本メイルの内容を許可なく転載することを禁じます。>

%%%%%%%%%%%%%  《日本地震工学会関連のニュース》  %%%%%%%%%%%%%

○「原子力発電所の地震安全問題に関するワークショップ」
 日本地震工学会では、「原子力発電所の地震安全問題に関する調査委員会」
 の一環として、原子力安全に係る地震工学の要素技術課題を、1日を掛けて
 ワークショップ形式で討議することになりました。

◇日時:平成21年12月10日(木)9:30〜17:30
◇会場:(独)原子力安全基盤機構 神谷町MTビル11階会議室
     東京都港区虎ノ門4-3-20 
◇プログラム(予定)
 (1) 委員会活動概要とワークショップの主旨 9:30〜 9:45
 (2) 地震・地震動 (安中正委員) 9:45〜10:35
 (3) 地盤 (中村晋委員) 10:50〜11:40
 (4) 構造物−地盤の相互作用(吉田望委員) 11:40〜12:30
 (5) 建屋・建築物(今塚善勝委員) 13:30〜14:20
 (6) 機器・配管(藤田聡委員) 14:20〜15:10
 (7) 免震 (菊地優委員) 15:30〜16:20
 (8) 全体討論 16:20〜17:30
◇参加費: 一般 2,000円 (学生1,000円)
◇定員:40名(先着順。応募者多数の場合は日本地震工学会会員優先とします)
◇申込み締切り:平成21年12月4日(金)必着
◇申込方法・詳細:http://www.jaee.gr.jp/

 ★★★ 残りわずか席がございます ★★★

○「日本地震工学会の一般社団法人化について」
 かねてから標記の件で、法人化準備委員会を組織して検討しておりましたが、
 方針がまとまって参りましたので、会員の皆様にホームページから中間報告
 させていただきます。法人化を致しましても会員の皆様にはほとんど影響が
 ございませんが、会費の支払い期間の短縮、役員選挙の改革などで変更が
 ありますので、ぜひお読み下さい。

◇詳細:http://www.jaee.gr.jp/general/gen10.html

 ★★★ みなさま、ぜひご一読願います ★★★

○阪神淡路大震災15周年フォーラム
 −地震災害軽減に向けた学協会からの発信・社会との連携−
 2010年1月17日をもって阪神・淡路大震災より15年が経過することに
 なります。これを契機に、地震災害軽減に関する13学協会と日本学術
 会議との共催によるフォーラムを開催することになりました。大震災
 以降、各学協会が果たして来た役割と残された課題について一般市民
 に報告し、地震災害軽減に関し市民と学協会の連携のあり方を探ります。
 皆様のご参加をお待ちしております。

◇共催:日本地震工学会を含む13学協会および日本学術会議
◇後援:国土交通省近畿地方整備局、兵庫県、神戸市、大阪府、大阪市、
    関西地震観測研究協議会、神戸新聞社、NHK神戸支局
◇日時:2010年1月18日(月)13:00〜17:30
◇場所:神戸国際会議場メインホール
◇参加費:無料
◇詳細:http://www.jaee.gr.jp/event/seminar2010/100118forum.html

○講習会「性能設計に基づく耐震設計事例の紹介」
(兼 International Workshop on Design Examples Based on ISO-23469:
 Performance- Based Design for Geotechnical Works)
 性能設計の考え方に基づく国際的な設計ガイドラインとしてISO23469があ
 ります。今回、性能設計の考え方に基づく国内外の設計事例を紹介すると
 ともに、日本国内の設計手順が国際的にはどのような位置づけにあるか、
 ISOのWG活動をもとに分かりやすく解説した講習会を開催します。

◇日時:平成22年1月25日(月)13:30〜17:00
◇会場:土木学会会議室(東京都新宿区四谷一丁目 外濠公園内)
◇主催:日本地震工学会,土木学会地震工学委員会共同開催
◇プログラム(予定)
 (1) ISO23469およびそれに準拠した耐震設計事例集の開発
    森 伸一郎(愛媛大学)
 (2) ISO23469に準拠した耐震設計事例(その1)
   決定論的手法(理論的手法)による地震動の決定の事例
    香川 敬生(鳥取大学)
 (3) ISO23469に準拠した耐震設計事例(その2)
   各手法による重力式岸壁の設計事例
    一井 康二(広島大学)
 ※プログラムの内容・発表者は変更になる可能性があります。発表は、
  日本語または英語で行います。
◇参加費:会員(日本地震工学会・土木学会)6,000円(学生会員2,000円)
     非会員 9,000円 (学生非会員 3,000円)
 ※参加者にはISO23469適合設計事例集(本文:英語、CD付)を配布します。
◇定員:30名(先着順。応募者多数の場合は会員優先とします)
◇申込み締切り:平成22年1月20日(水)必着
◇申込方法・詳細:(後日学会HPに掲載しますので、少々お待ち下さい)

○追悼文のご案内
 柴田先生(東北大学名誉教授、東北文化学園大学大学院教授)より、
 本年10月19日に亡くなられた本会名誉会員 志賀敏男先生(東北大学
 名誉教授)を偲ぶ追悼文をご寄稿頂きました。志賀先生のご業績や
 寛大なお人柄をご紹介頂いております。ぜひ、ご一読願います。

  http://www.jaee.gr.jp/members/shiga.html

○新着コラムのお知らせ
 藤野先生(東京大学)より、昨年11月10日に亡くなられたハウズナー
 先生(カリフォルニア工科大学)を偲ぶ回想録をご寄稿頂きました。
 地震工学のパイオニアとして、数多くの業績を残されたハウズナー先生
 ですが、お写真のようにたいへん優しい眼差しで、後進の活躍を見守って
 いらしたことが伝わってまいります。ぜひ、ご一読願います。

  http://www.jaee.gr.jp/stack/column/index.html

○停電によるサーバー停止のお知らせ
 建築会館の電気点検による停電のため、11月22日(日) 0時から
 11月24日(火)10時までサーバーを停止しました。この間、皆様方
 にはたいへんご迷惑をおかけしましたが、ご理解・ご協力下さり、
 誠にありがとうございました。

○学生会員『会費値下げ』のお知らせ
 〜 学生会員の増強を目指して 〜
 学生会員の会費を下記のように改定しました。年会費1,000円で一般会員
と同じサービスが受けられます。大学の先生方におかれましては、研究室の
学生さんに加入を勧めて下さいますようお願いいたします。

◇改定の趣旨
 日本の地震工学の将来を担う、研究者、技術者の卵である学生の皆さんに
 日本地震工学会の事をよく知っていただくだき、また、学会活動に参加
 する機会を多く持っていただくため。
◇改定点(2009年5月7日理事会にて決定、第9回総会にて報告済み)
 1)学生会員の年会費引き下げ
  改定前:3,000円 → 改定後:1,000円
 2)学生会員が、引き続いて正会員になる場合の正会員初年度の会費
  改定前:10,000円 → 改定後:3,000円
 3)本改定は、2009年6月1日から適用する。
◇備考
 今年5月までに入会されている学生会員の方の今年度の年会費は3,000円
 ですが、来年度以降は1,000円になりますので、ご了承願います。

 ★★★ おかげさまで、学生会員が急増しております! ★★★

○日本地震工学会誌への投稿について
 日本地震工学会誌は、年2回会員に配布されている和文の小冊子です。
地震工学に関するトピックスや研究動向などについて、その分野の専門家
に依頼して執筆していただく特集記事や、学会内の出来事をお知らせする
記事のほか、特別企画なども織り交ぜて編集しています。さらに、会員の
皆さまからの記事投稿も歓迎いたします。投稿方法については、次のサイト
をご覧下さい。
 http://www.jaee.gr.jp/contribution/con04/con04_guide.pdf

○「講習会・講演会・見学会のテーマ」募集
                                事業企画委員会
 事業企画委員会では、会員の皆様にお役立て頂けるようなさまざまな行事
を企画・開催しておりますが、会員の皆様のご要望を広く募ることで、益々
の充実を図りたいと考えております。今後、実施して欲しい講習会、講演会、
見学会等ございましたら、ご意見・ご希望をお寄せ願います(随時受付)。
              希望の送信先:office@general.jaee.gr.jp

 ※これまでの行事は下記サイトをご参照願います。
  http://www.jaee.gr.jp/event/eve_log.html

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JAEE NEWSのバックナンバーは
http://www.jaee.gr.jp/stack/back_number/index_2009.html で御覧いただけます.
____________________________________
JAEE NEWSへのお問い合わせ・ご意見は office@general.jaee.gr.jp にお寄せください。
____________________________________
入会・資料等の問い合わせは
事務局(office@general.jaee.gr.jp, 電話:03−5730−2831,FAX:03-5730-2830)にお寄せください。
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%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《災害情報》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

○2009年9月30日に発生したスマトラ島沖の地震関連情報
 http://www.jaee.gr.jp/disaster/2009/2009sumatra.html

◇10月2日に地震災害対応本部を設置しました。
◇2009年スマトラ島沖の地震による被災構造物の診断と復旧、および被災
 地域の復旧に関する技術協力を行うための一次調査を実施するために、
 2009年 10月15日(木)〜10月20日(火)に、(社)土木学会およびNPO法人
 国境なき技師団」と合同で、復旧協力チームをインドネシア・パダン市
 に派遣しました。また、10月29日には復旧協力チームの調査結果の速報会
 を開催しました。このほか新しい情報については、日本地震工学会のHP
 をご覧下さい。

○2009年9月30日に発生したサモア諸島沖の地震関連情報
 http://www.jaee.gr.jp/disaster/2009/2009samoa.html

◇10月2日に地震災害対応本部を設置しました。
◇地震被害の情報を収集するとともに、地震被害調査団の派遣について、
 他学会と調整中です。

○2009年8月11日に発生した駿河湾の地震(MJ6.5)の関連情報
 http://www.jaee.gr.jp/disaster/2009/2009surugawan.html

◇中部電力(株)浜岡原子力発電所における2009年8月11日駿河湾の地震
(本震)の観測記録等の公開について http://www.aedp-jp.com/

 ⇒中部電力(株)の浜岡原子力発電所における耐震性向上に向けての
  取り組みの一環として、同発電所で観測された2009年8月11日
  駿河湾の地震(本震、余震)等の地震観測記録が、震災予防協会
  を通じて公開されております。

 ※地震情報のリンク集は下記サイトに掲載しております。
  http://www.jaee.gr.jp/disaster.html

%%%%%%《行事案内・行事予定・論文募集(関連学協会を含む)》%%%%%%%

○Int. Symposium on GEO-INFORMATICS and ZONING for HAZARD MAPPING
 主催:国際地盤工学会ATC3 & ATC10、関西圏地盤研究会
 日時:2009年12月3日〜4日
 場所:京都テルサ
 詳 細:http://giz2009.com/

○第19回環境地質学シンポジウム
 主催:地質汚染−医療地質−社会地質学会
 準主催:Japan Branch of GEM-IUGS
 日程:2009年12月4日(金)〜5日(土)
 場所:早稲田大学理工学術院西早稲田キャンパス
 詳細:http://www.jspmug.org/index_j.html

○「強震動予測−その基礎と応用」第9回講習会
 主催:日本地震学会強震動委員会
 日時:2009年12月4日(金)10:00〜16:30
 場所:東京工業大学田町キャンパス
 詳細://www.mmjp.or.jp/kyosindo/koushuukai/koushuukai091204.html

○相互連関を考慮したライフライン減災対策に関するシンポジウム
 主催:土木学会地震工学委員会
 日程:2009年12月4日(金)9:50〜17:30
 場所:土木学会講堂
 詳細:http://ares.tu.chiba-u.jp/lifeline/

○地震防災フォーラム2010
 主催:関西地震観測研究協議会
 協賛:日本地震工学会
 日時:2010年1月8日(金)13:30〜16:50
 場所:建築交流館グリーンホール(大阪市西区立売堀2-1-2)
 詳細:http://www.ceorka.org/

○阪神淡路大震災15周年フォーラム−地震災害軽減に向けた学協会からの
 発信・社会との連携−
 共催:日本地震工学会を含む13学協会および日本学術会議
 後援:国土交通省近畿地方整備局、兵庫県、神戸市、大阪府、大阪市、
    関西地震観測研究協議会、神戸新聞社、NHK神戸支局
 日時:2010年1月18日(月)13:00〜17:30
 場所:神戸国際会議場メインホール
 詳細:http://www.jaee.gr.jp/event/seminar2010/100118forum.html

○講習会「性能設計に基づく耐震設計事例の紹介」
(兼 International Workshop on Design Examples Based on ISO-23469:
   Performance- Based Design for Geotechnical Works)
 主催:日本地震工学会,土木学会地震工学委員会共同開催
 日時:平成22年1月25日(月)13:30〜17:00
 場所:土木学会会議室(東京都新宿区四谷一丁目 外濠公園内)
 詳細:http://www.jaee.gr.jp/event.htmlに掲載準備中

○第14回「震災対策技術展/自然災害対策技術展」
 主催:「震災対策技術展/自然災害対策技術展」横浜会場実行委員会
 後援:日本地震工学会
 日時:2010年2月4日(木)〜2月5日(金)
 場所:横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)
 詳細:http://www.exhibitiontech.com/etec/

○第7回都市地震工学国際会議および第5回地震工学国際会議
 主催:東京工業大学都市地震工学センター
 日時:2010年3月3日〜5日
 場所:東京工業大学大岡山キャンパス
 詳細:http://www.cuee.titech.ac.jp/conf/

○Ninth U.S. National and Tenth Canadian Conference
 on EarthquakeEngineering: Reaching Beyond Borders
 主催:Earthquake Engineering Research Institute &
    Canadian Association for Earthquake Engineering
 日程:2010年6月25日〜29日
 場所:トロント(カナダ)
 詳細:http://2010eqconf.org/

○Fifth World Conference on Structural Control and Monitoring
 主催:IASCM, JSPS, ANCRiSST
 日程:2010年7月12日〜14日
 場所:京王プラザホテル(東京)
 詳細:http://wcscm5.com/

○14th European Conference on Earthquake Engineering 
 主催:Macedonian Association for Earthquake Engineering
 日程:2010年8月30日〜9月3日
 場所:オーリッド(マケドニア)
 詳細:http://www.14ecee.mk/

○第13回日本地震工学シンポジウム
 主催:日本地震工学会、地盤工学会、土木学会、日本機械学会、
    日本建築学会、日本地震学会、震災予防協会、
    日本自然災害学会、地域安全学会、日本活断層学会
 日程:2010年11月18〜20日
 場所:つくば国際会議場
 詳細:決定次第、http://www.jaee.gr.jp/event.html にて掲載

○その他の行事等は下記のページをご覧下さい.
 http://www.jaee.gr.jp/event.html

%%%%%%《人事公募情報、求人・求職情報》%%%%%%%%

日本地震工学会では、会員サービスの一環として、地震工学に関連する
求人・求職の情報を掲載しております。これから情報を掲載したい方は、
office@general.jaee.gr.jpまでご連絡願います。

○独立行政法人海洋研究開発機構 地震津波・防災研究プロジェクト
 研究員・技術研究員[任期制研究員(研究職)]の募集
  [応募期限:2009年12月10日]
 (http://hp.rhp.jp/~jamstecsaiyo/bosyu_youkou.html?id=65865)

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